NOMAD presents「夜の帳を揺らす歌 vol.28 」に、
谷口深雪さんが出演されましたので、現地におじゃまして来ました。
今回は、ピアノ弾き語りアーティストの方々が揃いましたよ。
Live act.
◇ 黒崎ちえみさん
初めてお聴きした方で、ソロライブは半年以上ぶりだったそうです。
♪ 月雫 ♪ Keep on running ♪ ワラッテ など6曲。
力強く伸びの有る歌声に乗せて、ライフソング・ラブバラード・
お客さんの claps と共に歌うエールソングなど、多彩に届けてくれました。
◇ yosu さん
昨年5月の代官山以来で、静岡から来られました。
♪ 瀬名 -SENA- ♪ 春霞 ♪ HOME など6曲。
完成された歌唱表現の方で、バラード・ブルージー・エールソングなど、
変化の有るアップダウンの激しい曲風で紡ぎ歌う。
今の世で見え辛くなっているものを表現された「春霞」は、今年の新曲です。
SA 山崎アヤさん
こちらでのワンマンを控え、前哨戦としてショートアクトで出演。
初めてお聴きした方で、2021年に北海道から上京して来られたそうです。
♪ スタートライン ♪ arms の2曲に入魂。
代表作のエールソングとライフソング寄りのラブバラードを、
パワーの有る歌声の方でしっかり聴かせてくれましたよ。
◇ 塩川みさきさん
昨年10月の代官山以来、当時は月刊ノマドの真っ最中でした。
♪ 心拍 ♪ Here since ♪ One step closer など5曲。
伸びやかで力強く曲風も多彩な方なのですが、今回は echo SE をフューチャーしたり
キーボードならではの音色で奏でたりと、音作りへのこだわりでも魅せる。
「 One step closer 」は、今年のキーソングとして歌って行かれるそうです。
谷口深雪さんは、いつもの様に裸足のステージ。
とりで、比較的静かにスタートを切られました。
♪ ソリスト
♪ PRISM
♪ あざやか
♪ メロディ
♪ ライフ イズ ビューティフォー
アンコール
♪ 足跡
信念にブレず孤高に生きる方々への応援歌「ソリスト」は、
深雪さんを代表するライフソングの中の1曲で、人々に優しく力強く寄り添う。
しっとり聴き入らせてスタートしましたが、2曲目はお客さんに claps と
call & responce をリクエスト。
昨年末の新曲「 PRISM 」は軽快なアップナンバーで、" 始めよう踏み出そう
このまま時代を生きてやれ " と前を向く。
続いての「あざやか」は、故郷の元気な小学生を見ながら綴られた作品で、
とても力強く明るく、より良き未来への願いを歌に込める。
久しぶりに聴けた20代の作品「メロディ」は、秘めた心の奥を感じさせる作品。
バラードなのだが力強く、色々な解釈が出来そうです。
" 今夜は月が綺麗だ " と歌う「ライフイズビューティフォー」は、
深雪さんには珍しいムーディータッチのライフソングで、
そこに描かれるのは、ライブハウスでのお客さんと歌い手の様々な風景。
様々なしがらみから一時解放され、ここで元気を取り戻すかのように、
明るく Pop に歌い上げ本編は終了し、早めにアンコールへ。
深雪さん20代・2003 年の懐かしい作品「足跡」が、久しぶりに聴けましたよ。
" 地に足を置いて立っていて・・ほんの少しずつでも前へ "
この曲はまだ音源化されていないのですが、人それぞれその時その時の状況に
寄り添うかの様に歌い、ステージを締めてくれました。
アンコールを含め6曲紡いでくれましたが、遠征する夜行バスのエピソードなども交えつつ、
笑わせたり客席を巻き込んで歌ったり、じっくり聴き入らせ琴線に触れさせたりたりと、
今回も限られた時間の中で、バリエーション豊かに届けてくれましたよ。
「ソリスト」はいつも、曲がりつつある背筋を正してくれるし、
久しぶりの「足跡」では、変わらない深雪さんの軸芯を垣間見た様な気がします。
そして「 PRISM 」は、どこまで進化して行くのでしょうか。
" 良い春をお迎えください " の言葉は、そのまま深雪さんにも返信しましょう。
今回の「夜の帳を揺らす歌 」は、いつもより多めの5組のブッキングでしたが、
それぞれの詞風曲風の色彩が違い、五者五様の聴き応えのある濃厚なブッキングでしたね。
楽しく素敵な時間をありがとう。
深雪さんとは、来月の東京遠征でまたお会い出来ます様に。