01/25 東新宿 真昼の月夜の太陽 furani & 小川徹 | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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真昼の月夜の太陽主催の「太陽と月のダンス」に、furani さんと
小川徹さんが出演されましたので、現地におじゃまして来ました。
当初予定されていた羽井一彰さんは、体調を崩されて辞退、
仏ソングでお馴染みの世古武志さんが、急遽出演になられましたよ。
 
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Live act.

 ◇ 世古武志さん (ギター弾き語り with Blues Harp )

 昨年3月の板橋で、furani さんとのツーマンでお聴きして以来になります。
 ♪ game ♪ 避雷針 ♪ タクシー (ガジュマルさんカバー) ♪ 四月八日
 ♪ 弥勒と申します ♪ 密教 など9曲。
 今回はソロでは珍しく、仏ソングよりノーマルなラブソングの方が多めでしたが、
 歌唱力は抜群の方なので、ある意味でレア回に恵まれて楽しかったです。
 GRAEEITI が有った頃は SELLPICO でもお聴きしていますが、ブルースハープの
 表現が実に素敵でしたね。

◇ コミネリサさん (ピアノ弾き語り)

 22年12月の西荻窪・2台鍵盤企画でお聴きして以来になります。
 ♪ 太陽に恋した月 ♪ その名はつぶらちゃん ♪ Pray For Tomorrow
 ♪ 心のままに ♪ はれるや などアンコールも含め8曲。
 Pop で軽快な作品から、情感豊かなしっとりバラードそしてアニメソングまで、
 自在でジャジーなメロディラインのピアノに乗せて高らかに歌うかと思えば、
 叙情的な泣かせる歌も聴かせる、今回も多彩な圧巻のステージ。
 終わり時間が早めの時には、是非またお寄りしたいです。

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今回の皆さんはほぼ同年代だったそうで、furani さんはトップバッターでグランドピアノへ。

ソロでは珍しい、強めのピアノの作品からスタートしました。

 ♪ 火渡りの踊り
 ♪ いただきもの
 ♪ ヘドロの涙
 ♪ くじらの夢
 ♪ はじまりのひかり

 

アッパーでパワフルな「火渡りの踊り」は、ソロライブでは殆ど聴いた記憶が無く、
オーケストラやデュオ・トリオで聴く機会が多いですが、グランドピアノですと
音の厚みや響きが生きて素敵です。
続いては、体調を崩されて今回辞退された羽井さんへの、エールも込めた曲へ。
彼からの「いただきもの」は風邪、それなのに会いたい気持ちが募る、
軽やかでかわいい作品ですね。
昨年末、トリオバンドでのライブから歌い始めた「ヘドロの涙」は、「鳥かごと教室」に
相通じる重めのテーマの発掘曲で、居場所のなかった方々へのエール作品です。
今回はグランドピアノでしたから、ブルースロックの様に響きましたよ。
雰囲気が一転して、「くじらの夢」は furani ファンタジーですが、
軽やかに跳ねるピアノが心地好く楽しいです。
ステージの最後は、弟さんの結婚の際に作られた優しい「はじまりのひかり」へ。
アルバム " ふらとにっく LOVE " の、締め曲として収録されています。
あまり歌われていなくて、前回リアルで聴けたのはコロナ禍前の天窓あたりでしょうか。
激しく始まり、優しくステージを締めてくれました。

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久しぶりの優しい作品や発掘されたメッセージ性の強い最新曲など、今回は比較的
起伏のあるセットリストで歌われましたが、グランドピアノにはとても良く似合っていて
厚みと軽やかさの双方が楽しめて聴けて良かったですよ。
2台鍵盤やコーラスサポート有りツーマンの新しいお知らせも有り、楽しみですね。
次回ソロのおじゃまは3月になりそうですが、楽しみにしています。

小川徹さんは、三番手でグランドピアノへ。
諸事情で転換時間に少しリハーサルされ、そのまま本ステージへと入られました。

 ♪ 彗星
 ♪ 憂愁インピーダンス
 ♪ 青葉台駅
 ♪ That's the way we are
 ♪ 照明

 

星の煌めきの様なピアノの音色から惹かれて行く「彗星」は、しっとりしたバラード。
子供の頃の思い出から書かれたと、以前うかがったことが有ります。
一転して跳ねるピアノの「憂愁インピーダンス」は、リズミカルな主旋律と
間奏部分の一層跳ねるピアノの妙技が、聴いていて実に楽しいですね。
ワンマン以外ではあまり歌われて来なかった「青葉台駅」は、
若者の甘酸っぱい思い出が綴られており、アーティストには好評との事で
久しぶりに聴かせてくれました。
途中の変調が、心の不安を現している様で、少し凝った表現になっていますよ。
次の曲はガラリと雰囲気が代わり、壮大でパワフルな「 That's the way we are 」へ。
病で苦しかった頃の思いを、辛さを越えてしっかり形として残した作品ですね。
最後は諸事情で期限が迫り、グチャグチャな感情の下で1時間弱で書き上げられたという、

テーマ縛りの課題曲「照明」でした。
限界の中で吹っ切れた様な明るさも見えて来る、もう一度しっかり歌詞を味わいたいです。

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徹さんも起伏のあるセットリストで歌われましたが、個人的に懐かしい作品や
初めて聴かせてもらう曲も有り、久しぶりのソロはとても良かったですよ。
仕事が大変な状況な様ですが、心身共に極力無理されません様に。
7月のワンマンのお知らせも有りましたので、日程を空けて楽しみにしております。
次回おじゃまは2台鍵盤イベントになるかな、次の機会も楽しみです。

 

今回のブッキングは、真昼の月夜の太陽ではほぼ仏ソング縛りの世古武志さんが、
しっとりラブソングもたっぷり歌われ、ブルースハープも聴かせてくれました。
コミネリサさんは、多様多彩な表現で魅せ聴かせる圧巻のステージを展開してくれたり、
実に濃厚で素敵な共演でしたよ。
お疲れさまでした、またお会いできる機会を楽しみにしております。

 

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