12/17 北参道 GRAPES 高井麻奈由ウタゴエワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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高井麻奈由さんの年末恒例のワンマンライブ「ウタゴエ〜2023 感謝祭 Tokyo〜」が、
北参道で開催されましたので、現地におじゃまして来ました。
昨年は諸事情により「ウタゴエ」には参加出来ずでしたが、今年は叶いました。

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Live act.

◇ 高井麻奈由さん ( Vo. & Pf. )
◇ 住吉貴行さん    ( Sax. ×2)
◇ 村岡広司さん    ( Caj. )

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サポートのお二人ですが、昨年4月の山梨以来何度か麻奈由さんとご一緒され、
最近は9月の札幌共済ホールや11月の箱フェスなどでも共演されています。
個人的には、住吉さんとは5月の" Rin 発売記念直前ワンマン" で、
村岡さんとは9月の箱フェス神奈川でお会いしていますが、
ようやくトリオスタイルでリアルでお聴きする機会を得ました。

開演時刻には場内は満員になり、オンタイムでライブはスタート。
途中休憩無しで、以下特記ナンバーを除き全曲トリオ編成です。

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 ♪ 声の限り
 ♪ グンナイマイベッド
 ♪ Free world
 ♪ KESHIN
 ♪ Flight mode
 ♪ アルデバラン
 ♪ I'm in love ・・ Sax. 住吉さんとデュオ

 

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ワンマンですから、曲数が多いのでまずは前半から。
三人がステージに揃い、しっとりパワフルに聴かせる「声の限り」から開幕。
バラードなのに力強い歌声とカホン、そして少し哀愁を帯びたサックスが染み渡ります。
軽く挨拶を交わし、お客さんの claps と共にアッパーな「グンナイマイベッド」を
歌い上げ、あらためて " ウタゴエ " ツアー3本目を迎えられた喜びと、
来場御礼を伝えられました。
ここから住吉さんはソプラノサックスに転換し、疾走感の強い「 Free world 」へ、

さらに村岡さんのカホンソロも楽しめた「 KESHIN 」へと、

お客さんの claps と共に駆け抜けて行く。
あらためてお二人の紹介をされ、本人曰く " お願いのし通しだった " この一年半の
様々な出来事、アルバムクラウドファンディングから " Rin " のレコ発、
そして念願叶った共済ホールや渋谷 duo のステージなど

周りの方々への感謝も語られて、ここからはアコースティックに転換して行きます。
ツアー中のフライトでの思いを綴られた「 Flight mode 」は、ソロの時よりムーディーに。
「アルデバラン」では、村岡さんの奏でる星の輝きとソプラノサックスの響きが、
より壮大な星空へと展開して行く。
前半の締めは、コロナ禍直前に出会われたという住吉さんと二人だけで、
" Rin " に初収録されたバラードの「 I'm in love 」を、しっとり情感豊かに歌い上げ、
麻奈由さんのソロコーナーへと進んで行きました。

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 ♪ ダージリン ・・ ソロ弾き語り
 ♪ きみとぼくの1ページ ・・ ソロ弾き語り
 ♪ Jack & roll the music
 ♪ rebirth
 ♪ =music
 ♪ 凛

アンコール

 ♪ ハローハロー

 

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後半は、コロナ禍によるライブ環境の変化の話から始まり、一人で弾き語る。
麻奈由さんでもコロナ後の人の戻りは半分程度だそうとの話を聴き、
一旦途切れた習慣や配信が充実した影響は、大きいのだなとあらためて認識。
久々に再会できた方も有れば、もう会えなくなってしまった方も居られたりと、
そんな色々な思いを込めて「ダージリン」を歌い、続いてはレアな作品へ。
" 皆さん元気で居て欲しいのです " と語り始めたのは、初期からお世話になっている
フライアーパークと、亡くなった大切なお客さんとのエピソード。
悲しみと感謝の入り混じった「きみとぼくの1ページ」は、
悲しい内容でもあるのですがメロディーラインは明るく弾む。
東京では今回が初披露となり、北海道でも未だ2回ほどしか歌われていないそうですが、
大切な節目ではまた是非聴かせていただきたい、そんな素敵な作品でしたよ。
ここからは再び、" とっておきの元気を皆さんと! " とトリオ編成に戻ります。
アッパーな「 Jack & roll the music 」は、もちろんお客さんの claps と共に疾走!
札幌の街の風景に思いを重ねた「 rebirth 」ではソプラノサックスも響き、
苦しい時節でも前を向き続けた麻奈由さんの歌声に、お客さんの claps も寄り添う。
本編終盤はバラードへ。
村岡さん主催の箱フェスで初披露された「 =music 」では、今回はお客さんのペンライトと
" I love music You love music We love music " の chorus も添えられましたよ。
 " 権力や武力より音楽を " 平和でありたいとの願いが、強く込められた作品ですね。
最後は、昨年レコ発となりオリコンチャートにも入った

アルバム " Rin " のタイトルナンバー「凜」へ。
前半はソロでしっとり力強く弾き語り、後半はソプラノサックスとカホンも入り、
壮大に展開し本編はこれで終了。
もちろんアンコールの claps も鳴り止まず、お客さんへの感謝も込めた「ハローハロー」へ。
" 私の声を信じてくれたあなたがいるから " と更なる飛躍への思いと願いもかみしめて、
ウタゴエワンマンは終演となりました。

 

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2時間を超え14曲を歌ってくれましたが、今回はいつものワンマン以上に
ここ一年半の振り返りや思い出も含めてしっかり話され、

しっとり聴かせる作品が多めとなり、様々な思いも強めに込められた濃厚な時間でしたね。
トリオ編成の他に、サックスとのデュオ・ソロの弾き語りも聴かせてくれましたし、
浸り聴かせるバラード有り弾けるアップナンバー有り、沁み入る作品も有りの
実に贅沢な時間でしたよ。
そして、寄り添ったり並走して疾走したり時には競演したりと、

この三人のコンビネーションは呼吸や音合いが相性抜群とあらためて感じたのですが、

麻奈由さんも格別に密着感や信頼感を感じられた様で、

来年のトリオの機会も期待してお待ちしたいです。
帰り際には久しぶりに握手までいただき、素敵な夜をありがとう。
今年はこれで終わりになりますが、来年もまた時間を作っておじゃましますね。

 

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