今夜は、ちょっと贅沢な組み合わせ。
「コラーゲンとベルベット」皐月×土佐拓也ツーマンライブ へ、伺って来ました。
今回の皐月さんのピアノ&コーラスサポートは、なんと小川徹さん!
この編成で聴かせてもらうのは、私は初めてです。
晩御飯は皐月さんらしいスペシャル「コラーゲンたっぷり魯肉飯(ルーローハン)」にしました。
ベルベットのなめらかさ半熟卵のプルプル感と、テカりが上手く撮れたでしょうか?
前半は、ギター弾き語りの土佐拓也さんです。
聴かせてもらうのは、16年4月のアートリオン以来、2年ぶりでした。
♪ 孤独な道化師アンソニー
♪ どうして君を好きになってしまったんだろう
♪ medicine for my soul
♪ 無意識の中で (ハンドマイク with Pf. 小川徹さん)
♪ No.11 (ハンドマイク with Pf. 小川徹さん)
♪ 歌うたいをやめようとした日 など9曲。
久しぶりに聴かせてもらいましたが、やさしい丸い歌声に加え、
全曲アルペジオギターでしたから実に心地好い。
徹さんとのコラボでは、ハンドマイクでジャジーなナンバーも歌われましたよ。
後半は、皐月さんのステージですが、聴かせてもらうのは2月の板橋以来ですね。
ピアノ&コーラスの小川徹さんは、3月の銀座以来となりました。
お二人とも、7月にはワンマンライブを控えた今夜のステージです。
♪ あくび
♪ ひげマスター
♪ あの日にかえりたい (荒井由実さんカバー)
♪ 女の子は、ルーラ
♪ 心の声
♪ ふたりぼっち
♪ 明日になって考えよう
♪ その手の中で見た世界
アンコール
♪ 楓 (スピッツカバー)
・・ Gt. & Vo. 土佐拓也さんとコラボ/ Pf. & Cho. 小川徹さん
恵比寿の頃から旧知のお二人で、
しかもシンガーソングライターで名ピアニストでもある徹さんとですから、
実に多彩な選曲で、そして私が待望のあのナンバーも今回は聴けました。
お馴染みの、男女の出会いと別れの物語「あくび」と「ひげマスター」からスタート。
エンジェルボイスの皐月さんは、30代最後のライブだからでしょうか、
ユーミンの「あの日にかえりたい」を、オリジナルスキャットも交えて歌われましたよ。
中盤は、魂に響くナンバーが続きます。
魂の悲鳴を感じ取って、見事に言霊に乗せた「心の声」
「ふたりぼっち」は、徹さんが恵比寿を離れる前に聴いて、涙した名曲でもあります。
皐月さんとお客さんとの Call & Responce も絶妙で、楽しいですね。
そしてクライマックスには、ようやくライブで、このナンバーが聴けました。
お母様の闘病の頃、27歳の作品である「その手の中で見た世界」は、
心の叫びを見事な比喩表現も交えて展開し、皐月さんの圧巻のボーカルがライブ空間に響く!
30代の締めの意味合いも込めて歌われましたが、また是非聴きたい名曲ですよね。
アンコールでは、土佐拓也さんと一緒にコラボをされ、
懐かしい響きがある、スピッツの「楓」を歌ってくれましたよ。
「皐月だよ~」と、楽しい挨拶から始まったステージでは、
徹さんと出会った頃の話や、互いの尊敬の気持ちなども交え、
変わらぬ姿勢で背中を押しあって、今に至っている事なども話してくれました。
滅多に聴けない、この二人の貴重な組み合わせ。
時には楽しく時には切なく、姿が変化して行く皐月さんの詞と歌声を、
そんな徹さんのピアノの下で聴けた、贅沢で貴重な夜でしたね。
個人的には「その手の中で見た世界」が、特に素晴らしかったです。
7月14日には皐月さんが、16日には徹さんが、ワンマンを開催されます。
次回お会い出来るのは、各々のワンマンの日まで開きそうですが、楽しみにしております。
お疲れ様でした、実に素敵な夜でした。
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ステージ写真は、皐月さんとコラボステージをメインに、土佐さんも撮らせていただきました。