最近気になっていた昨年末から話題のこの本読んでみた…

最初の感想…
うん…分厚い…
小学生の頃にミヒャエル・エンデの〝果てしない物語〟を初めて手にしたときくらいの衝撃でした…

読んだ結果わかったこと…
・この本の作者はこの人

トマ・ピケテイ(43)
フランスの天才経済学者
・この本で何を証明したのか??
先進国の経済格差が縮まらない(拡大する)理由。
・どうやって証明したのか??
各国の過去200年間の税金などの財務データを調べて統計を出した結果
ある衝撃的な方程式にたどり着いた。
〝 r > g 〟
この方程式を簡単に言うと…
r=お金持ちが働かずに得られるお金の収益率 (不動産、株、債権による収益)
g=一般人が働いて得られるお金の収益率 (労働による収益)
r=4~5%(年間) g=1~1.5%(年間)
つまりお金持ちが一億円のマンションを持っていたら
何もしなくても一年間で軽く日本人の年収くらい稼げちゃうよ!ってこと。
そして毎年その比率で増えていくから10年後にはもっとお金持ちになっちゃうよ!ってこと。
この人がいい例…

〝ビル・ゲイツ〟
2008年に現役引退してるのに4000億円の資産が7兆円に膨らんだ人。
そして化粧品メーカー〝ロレアル〟の創業者の娘は今まで一度も働いたことはないけど
女性世界一の大富豪…。
このままではお金持ちとそうでない人の格差がどんどん広がっちゃうよ!ヤバいでしょ!っていう話。
そしてもう一つ問題なのがこの人達だけでなく世界中の大富豪や大企業が莫大な資産にかかる税金対策のために
〝タックスヘイブン(租税回避国)〟
って呼ばれている税金のかからない国や特別区にお金を隠していること…。
(スターバックスがイギリスでの利益のほとんどをオランダ経由でタックスヘイブンに送り税金逃れをしていたことから一般イギリス人女性に〝スターバックスより私の方が税金を支払っているわ(怒)〟と言われた話が有名。)
タックスヘイブンには5階立てのビルの中に1万8000社もの住所だけの架空の会社が入っているらしい…
日本の会社だって同じことが起きていて(日本は特に税金が高いから)
大企業に利益が出ればタックスヘイブンにある架空の会社にお金を隠している。
だからいくら大企業の減税をして輸出強化のために円安を図って上から日銀がお金をばらまいても結果的に物価が上昇して一般人の生活を苦しめるだけで最初の狙いだった
〝トリクルダウン〟は起こらない。
というのが結論。

最後にこの本の中でピケティが言いたかったこと。
世界中がアメリカのように

こうならない為にも(ウォール街占拠デモ)

〝大企業〟や〝富裕層〟の人達からの所得の再分配が必要だよ。ってこと…
それはすなわち世界中のどの地域でも同じように課税して
タックスヘイブンのような逃げ場を作らないこと。そして相続税の引き上げをしてお金持ちとそうぢゃない人達の差が開きすぎないようにしようよ!!
っていうのを長々と700ページ近く書いて有ります…(苦笑)
この本を読んで思ったことは1人の美容師である前に
この地球にある人間社会に生きる一人のビジネスパーソンである以上知っておかなくてはいけない事実だなと思いました(^^;)
興味のある人はぜひ一度読んでみてください(^^;)
ではまた。

