カメラを買い替える
本日で東京オリンピックも終わりこれから閉会式が始まりますが,今日は「Olympic」の話ではなく,「Olympus」のカメラの話になります。
現在愛用しているカメラは,およそ10年ほど前に購入した「OLYMPUS PEN E-P3」です。
まだ使えそうですし気に入ってはいるんですけど,ここ最近新しいカメラに買い替えようかなと考えることが多くなりました。
純粋に上位機種へ移行したいというのがあったのと,今のカメラで撮影した写真に縦線のノイズのようなものが目立ってきたという2つの動機が主にあります。
さすがに10年近く使っているわけですからどこかしら不具合も出てきますし,そろそろ新しい機種に買い替えても良い時期ではないかと思い始めたのです。
そして先日,ついに「OM-D E-M5 Mark III」を購入したのでした。
今回の記事では,「PEN」との思い出写真を振り返りながら,新しく「OM-D」に買い替えるまでを記事にしてみました。
PENおもいで写真①
PEN購入後初めて行った沖縄離島旅行。
この旅行で潜った海は今でも忘れられないくらい澄み渡っていました。
写真はミラーレス一眼デビューしたときの初期の一枚。(2012年9月撮影,石垣島川平湾にて)
OM-D購入まで
カメラを買い替えると言っても,これまで使っていたオリンパスから他社のカメラに移るということは考えませんでした。
望遠レンズを購入したのもあってマイクロフォーサーズ規格でカメラを選ぶことになり,必然的にオリンパスのミラーレス一眼が最初の選択肢として挙がってきます。
私が今回のカメラ選びで重視したポイントは「画素数」・「値段」・「使いやすさ」の3点です。
そしてそれらを考慮して,最終的に選択肢に挙がったのが以下の2機種。いずれも10万円前後で買えるモデルです。
■ OM-D E-M5 Mark III(シルバー)
まず,今回新しく購入するカメラはPENよりも一眼レフライクなOM-Dで考え,値段を考慮した上で2つに絞り込みました。
最も重要視した画素数ですが,こちらは約2000万画素と2機で大きな違いはありません。
また,外見についてもどちらも似ていて優劣がつけがたい。
E-M10 Mark IVの方は発売が2020年と去年出た新しいモデルです。値段はこちらの方が1〜2万円ほど安く軽量で持ち運びに適している。
一方, E-M5 Mark IIIは2019年発売と2年ほど前のモデルですが,手ブレ補正機能はこちらが優れています。また防塵・防滴機能についてもこちらに軍配が上がります。アウトドアで撮影するならこっちですかね。
この2択でだいぶ迷いました。
近くの大型家電量販店に行ってどちらも手に取ってみたんですが,正直どちらが良いのか,いやどちらでも良いような気がしていました。
そして最後は会社のオリンパスユーザーに相談。
その人曰く,1〜2万円の値段の差を気にしないのであればミドルクラスの「E-M5 Mark III」が良いのではないかと。
たしかにこちらの方が上位機に移行した実感が強いと思いますし,今後アウトドアで撮影することを考えると適していると考え,ようやく購入を決断したのでした。
というわけで,最終的に残った2択問題でどちらが良いのか考えあぐねていたワケですが,最後の決め手となったのは会社の同僚の一声でした。
PENおもいで写真②
中国旅行での一枚。写真が白っぽいのはちょうど「PM2.5」が話題になっていた時期だからです。この天安門の奥に中国歴代皇帝が過ごした紫禁城があります。中国の悠久の歴史を肌で感じたそんな旅でした。(2014年9月PENで撮影,天安門広場にて)
E-M5 Mark IIIが届く
大型家電量販店に行って実際にカメラに触れてはみましたが,購入はネットでポチリました。
そちらの方が安かったので。
そして先日ついにカメラが届きました。
OM-D E-M5 Mark III〜!
この大きさの中に技術の結晶がつまってるんでしょう。
ストラップをつけるとサマになります。
リチウムイオンバッテリーとSDカード(別売)を入れたら準備完了です!
PENおもいで写真③
ラスベガスレンタカー旅行の途中にあったアンテロープ・キャニオンでの一枚。
おそらく人生で見た絶景の中でも上位に入る光景。この後に行ったグランド・キャニオンも壮大な景観でアメリカの自然のスケールの大きさには圧倒されました。(2015年9月PENで撮影)
E-M5 Mark IIIの外観レビュー
さて,新しいカメラを軽く触ってみた印象について簡単に記述しておきます。
まずボディですが,見た目以上に軽いです。
その一方で,ボディのプラスチック感は強い。
これは購入前に家電量販店で実際にカメラを触ったときにも少し気になった点ではあるんですが,ボディには「エンジニアリングプラスチック」を使用しているそうで少し安っぽい印象も持ちます。
これまでのPENはフルメタルボディだっただけに,直接比較すると個人的には見劣りするかな。
そして一眼レフ風なファインダー。
電子ビューファインダー(EVF)ってやつですね。
人生で初めてこのタイプのカメラを使います。わくわく。
さらに可動の液晶モニター。
これは私としてはありがたい機能。
例えば逆光の際などはモニターにどう写っているのかを確認しづらかったのですが,今後はずっと見やすくなりそうです。
気になる使い心地ですが,実際撮影してみての感想はまた後日にしましょう。
新しいカメラも入手したことですので
早速お出かけしてたくさん写真撮りますよ!
PENおもいで写真④
ニューヨーク旅行での一枚。ニューヨークは本当に最高の街だと思いました。活気と芸術と混沌がそこにはあります。(2017年9月PENで撮影,ブルックリン・ブリッジ上にて)
最後に
今回,カメラを約10年ぶりに買い替えたので,新カメラを購入するまでの流れと新カメラの簡単なレビューをしてみました。
いろいろ熟考したうえでの選択なので後悔などなく,とても気に入っていますし,また今後10年くらいこの機種を使い続けることになるかもしれません( ^ω^ )
ミラーレス一眼はこれまでPEN以外ほとんど触ってこなかったので,新しい機種を目の当たりにするといろいろ技術は進化してるんだなぁと実感させられますね。
新しいカメラで何を撮影しようかなぁと思っているんですが,まずは星空でしょうか。
あとはやっぱりコロナ禍でのいろんな人々の暮らしとかも撮影したいですね。
さらに今回は,これまでPENを使って撮影してきた10年間の思い出もダイジェストで振り返ってみました。
10年で国内・海外のいろんな場所を旅したことが思い出されます。
このコロナ禍で旅行にも簡単に行けないツライ日々が続きますが,こうやって楽しかった日々を懐かしく思い出すだけでも少なからず励まされます。
やっぱり写真っていいもんですね。
今後の写真はOM-Dをメインで使用することになりますが,PENも日常使い用としてはまだまだ機能するのでそちらも使いつつカメラライフを楽しんで行こうと思う所存です。