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つれづれログ

色々な事を徒然なるままに書いていこうと思います

金曜日に手術、その後入院。
翌日の土曜日に退院し、日曜日はゆっくりと休養。

お風呂に浸かっても、傷口がしみるような事は無かった。
医療用のボンドが傷口を覆っているおかげかな?

そして月曜日。
出勤の予定だったので、いつもの時間に起床し、準備。
が、キズの痛みがヒドい。
痛みを我慢出来なくは無いけど、一日中座って仕事する事を考えると…。
無理して傷口が開くのも怖かったので、急遽お休みを頂くことにした。

処方された痛み止めが効いている時間は楽だけど、効果が切れると痛いので寝て過ごす。
起きていると内臓が重力で落ちてきて、圧迫されてキズが痛む。

その翌日の火曜日。
前日と比較して、痛みに大きな変化は無し。
やや良くなっている気もしないでは無いけど…。
忙しい中、そうそう休む訳にもいかないし、あと1日や2日で痛みが消えて無くなる事も無かろうと覚悟を決めて出勤。
痛み止めの薬は飲んでおいた。

大きな声を出したり、笑ったりすると痛みがヒドいが、それ以外は普通に我慢できるレベル。
歩行はノロノロであれば問題無し。
立ったり座ったり、姿勢を変えるタイミングは多少痛む。
逆に長時間同じ姿勢を保っていても痛い。
運転する時は集中しているおかげか、それほどの痛みは感じなかった。
そんな感じで金曜日までを過ごした。

金曜日まで来ると、かなり痛みは引いていた。
その日、職場の飲み会があったが、大事をとってノンアルコール。
元々お酒は好きな方では無いので、問題無しw

その次の週の真ん中、再度有給を取得。
術後の検査のためだ。
ちなみのこの時、術後10日程度が経過。

早起きして、早朝に自宅を出発。
病院に到着したのが、受付開始時間の8:30。
平日という事もあってか、特急電車では座る事が出来たので、比較的楽な移動だった。

初めて訪れた時は土曜日で受付にいる患者さんが少なかったので、今回もそんなものだと思っていた。
が、受付前の20席が大体埋まっている!
高齢者多し!
どこの病院の光景も同じような物なんだなぁと。

順番を待って、エコーの検査をしてもらう。
パンツを股間が隠れるギリギリまで下ろし、お腹にゼリーが塗られる。
機械を当てられ、何度かお腹を膨らませたり戻したりを繰り返す。

画面を見せてもらうと、白黒画像。
お腹の中の画像だけど、正直訳が分からないw
先生に解説してもらい、なんとかイメージする事が出来た。
ヘルニア修復用のメッシュは白い線として映っていて、問題無く設置されているとの事。
良かった良かった。

あと1周間もすれば完治ですよと言われ、一安心。
帰りは博多をブラブラして、滅多にない平日の休みを楽しんだ。

日常生活についえては普通に送れるようにはなったが、スポーツは術後3週間後からという事なので、まだまだ自粛。
習慣にしていたエアロバイクと筋トレをしばらくできていないので、物足りない気もしていたが、健康のためガマンガマン。


その⑦は完治編という事で、その辺りのタイミングで書こうかと。
入院が決まった後は、痛み止めも効いていて安定していたので、ベッドに座って読書。
ちなみに読んだのは東野圭吾「プラチナデータ」
プラチナデータ (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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18時になると夕食。
のはずなのだが、入院を決めたのが遅かったせいか、僕の分の食事はなかなか運ばれてこない。

病室にはもう一人、同じ手術を受けたと思われる60代のおじさんがいる。
その人の食事の音が聞こえてくるので、余計に空腹を感じるハメに…。
人の振り見て我が振り直せ。
食事の時になるべく音は立てないようにしようと改めて思った。

前日の19時から食べてないので、ほぼ1日なにも食べていない状態。
かなりの空腹感。
点滴で栄養補給はしてるんだけど…。

しばらくして食事が運ばれてくる。
うまい!
魚や豆腐など病院食らしく質素なメニューだけど、空腹は最高のソースってやつだ。
入院生活における食事の重要性を身をもって理解した。

食事中、薬剤師さんから薬の説明があった。
痛み止めやお腹をゆるくする薬を頂く。
術後はトイレで力み過ぎるのも不味いからだ。

その後、痛み止めの効果が切れてきたんだろう、また痛い。
寝た状態が一番楽なんだけど、寝過ぎで腰も痛いという(汗)
痛み止めは服用の感覚を空けた方がいいらしいので、痛みは少しの間、我慢する事にした。

21時の消灯前にトイレや歯磨きに行こうとしたが、痛みで立ち上がるのがおっくうだった。
それに対して向かいのベットのおじさんはスタスタと歩いている。
受けたのは同じ手術なのに(涙)
若いと痛みもヒドいと言われていたけど、そういう事か!と自分を納得させた。
結局、再度飲んだ痛み止めが効いてくるまではまともに歩けなかった…。

痛み止めが効くと、かろうじて歩ける。
が、おじさんのようにスタスタは無理で、そろーりそろーりといった具合。
無理に帰宅しないで良かった…。

日中、随分寝ていたせいか、夜はあまり眠れない。
設置されているスタンドを点灯させて、本を読んで時間を潰していた。

夜中は夜勤の看護師さんが見回りに来てくれる。
深夜に本を読んでいたせいで心配されてしまった。
特に痛みが酷かった訳では無いけど、単純に目が冴えていたのだった。

その後も眠ろうとしても眠れない感じで朝を迎えて、朝食の時間。
ご飯に味噌汁、納豆にふりかけ、昆布。
うむ、これぞ日本の朝ごはん。
ふりかけは納豆が苦手な人用かな?
おみやげに持って帰ったw

食事が終わると退院の説明。
2週間後位に術後の検査に来るべしとの事。

痛みは前日に比べると収まっていたが、やはり歩くと痛い。
念のために痛み止めを飲んでおいた。

チノパンに着替えるとウエストが締まる。
そのせいか、痛み止めが効いている状態でもちょっと痛かった。
が、ゆっくり動けば問題無さそう。
荷物を片づけ、担当の看護師さんにお礼を言って病室を後にする。

受付で精算してもらうと、予定通りの約75,000円。
そのうち医療保険の診断書の手数料が5,000円だった。
高いとも思える診断書の手数料だけど、責任が伴った書類だし、これで手術費用や入院費用として結構なお金が貰えるんだから安いものだ。

病院を出ると雨。
私鉄や地下鉄を乗り換える元気は無かったので、流しのタクシーを捕まえて博多駅まで移動。
950円だった。
雨だとタクシー移動が増えるため、駅周辺は特に混むと運転手さんが言っていた。

佐賀行きの特急の中では爆睡w
慣れない病室より電車の中の方が気分的に楽だったのかもしれない。
最寄り駅からは徒歩でそろーりそろーりと移動。
多少は痛いが、軽く我慢できるレベルだ。

帰宅後は昼食を食べ、夕方まで爆睡w
痛み止めは朝以降は飲まずに済んだ。

当日はシャワーはOK。
入浴は翌日から可能だ。
傷口が染みるかなと思ったけど、そうでも無かった。
前日の汗でベトベトしてたので、超スッキリ!

ちなみに術後3日ほどは結構痛みがあるとの事。
飲酒は1週間後から、スポーツは3週間後から可。


その⑥に続く…かも?
手術後、病室に戻り1時間ほどは酸素マスクと点滴。

下半身麻酔が効いているので、触っても感覚が無い。
当然、痛みも無いのですやすやと眠る。

病室は通話こそ禁止だけど、メールなどはOK。
スマホで暇をつぶしていた。

術後、2時間が経過し徐々に麻酔が切れてくる感じ。
そのせいか、下半身がだんだんと暖かく感じてくる。
痺れさえ感じなかったが、徐々にそれを感じるようになり、やがてそれが治まる。


酸素と断飲で口の中がカラカラ。
お茶を飲んでいいと言われ、上半身をゆっくり起こす。
痛い!
重力で内臓が降りてきて負担がかかっているらしい。
でも激痛という程では無く、お茶を飲んで落ち着く。


更に時間が経過し、トイレの為立ち上がる。
やはり痛い!
最初は危険が伴うため、トイレまで看護師さんが付き添ってくれる。
ゆっくりと一歩ずつ前に進む。
思ったよりは歩ける様子。
そんな状態であるため、小でも便座に座って用を足す。

立ち上げるとかなり苦しく、顔が真っ青だったらしい。
病室までフラフラしながらなんとか戻る。
看護師さんには、かなり励ましてもらった。
トイレに行くにも一苦労の自分がなんだか情けなかったw

排泄で血圧が急激に下がることがあるらしい。
目の前が真っ暗になりそうだった(汗)
冷や汗だか、脂汗で汗だく。
ベッドに横になってしばらくすると安定してきた。

トイレの後、痛みが強くなって来たため、痛み止めの薬を貰って飲む。
ヒドいときには座薬を入れるらしい。


日帰りするかどうかの判断は夕方まで。
痛み止めで少しは痛みがマシになったが、帰宅できるかというと…。
10メートル先のトイレにさえまともに行けない状態。
電車の乗り換えとかは無理だと判断した。
そこで看護師さんに一泊させて下さいとお願いし、入院が決定した。
記憶にある限り人生初入院だ。


その⑤に続く