手術後、病室に戻り1時間ほどは酸素マスクと点滴。
下半身麻酔が効いているので、触っても感覚が無い。
当然、痛みも無いのですやすやと眠る。
病室は通話こそ禁止だけど、メールなどはOK。
スマホで暇をつぶしていた。
術後、2時間が経過し徐々に麻酔が切れてくる感じ。
そのせいか、下半身がだんだんと暖かく感じてくる。
痺れさえ感じなかったが、徐々にそれを感じるようになり、やがてそれが治まる。
酸素と断飲で口の中がカラカラ。
お茶を飲んでいいと言われ、上半身をゆっくり起こす。
痛い!
重力で内臓が降りてきて負担がかかっているらしい。
でも激痛という程では無く、お茶を飲んで落ち着く。
更に時間が経過し、トイレの為立ち上がる。
やはり痛い!
最初は危険が伴うため、トイレまで看護師さんが付き添ってくれる。
ゆっくりと一歩ずつ前に進む。
思ったよりは歩ける様子。
そんな状態であるため、小でも便座に座って用を足す。
立ち上げるとかなり苦しく、顔が真っ青だったらしい。
病室までフラフラしながらなんとか戻る。
看護師さんには、かなり励ましてもらった。
トイレに行くにも一苦労の自分がなんだか情けなかったw
排泄で血圧が急激に下がることがあるらしい。
目の前が真っ暗になりそうだった(汗)
冷や汗だか、脂汗で汗だく。
ベッドに横になってしばらくすると安定してきた。
トイレの後、痛みが強くなって来たため、痛み止めの薬を貰って飲む。
ヒドいときには座薬を入れるらしい。
日帰りするかどうかの判断は夕方まで。
痛み止めで少しは痛みがマシになったが、帰宅できるかというと…。
10メートル先のトイレにさえまともに行けない状態。
電車の乗り換えとかは無理だと判断した。
そこで看護師さんに一泊させて下さいとお願いし、入院が決定した。
記憶にある限り人生初入院だ。
その⑤に続く