2012年8月中旬、土曜日。
仕事は休み。
鼠径ヘルニアの外来受診をするため、朝早めに起床。
佐田病院の外来診療は8:30からの受付で午前限定なので、それに間に合わせるためだ。
佐賀駅を7時半くらいに出発。
特急で博多駅まで行き、地下鉄に乗り換えて天神駅まで。
天神から西鉄福岡駅まで徒歩で移動し、薬院駅まで特急で一駅。
携帯で地図をチェックしながら5分程度の徒歩で到着。
駅の正面出入口からは病院の看板(方向付)もいくつかあるので、それに従って歩けば迷わず到着できるかと。
当日は緊張(病院に行く事さえめったに無いし、もちろん大きな手術もそう)のため、ほとんど眠れなかった。
加えて週末で電車が混んでいたので、ほとんど立ちっぱ。
そんな状態だったので、たった1時間程度の移動ではあったけど結構疲れてしまった。
病院に入ってまずは受付。
お姉さんの「どうされましたか?」という質問に「鼠径ヘルニアみたいな症状です」と回答した。
その後、外科の診療室の前でしばらく待ち、呼ばれて入室。
患部がどこかと聞かれたので、股間の右側と言うと「ズボンを下ろして下さい」と。
ズボンを下ろし、先生にお尻の位置くらいまでパンツを下ろされる。
この時、股間が丸出し状態だったが、さすがはアラサー、全然恥ずかしくないぜw
先生は幹部を軽く触ると「脱腸(鼠径ヘルニア)ですね」とあっさり。
やっぱりそうかと内心思う僕。
そこからは鼠径ヘルニアとその手術の説明。
丁寧に詳しく説明して頂けるので、ありがたい。
「手術受けますか?」と聞かれ「受けます」と即答。
手術を受けないと治らないし、ひどくなったら命に関わる。
手術を受ける以外の選択肢は僕には無かった。
手術を受けるためには検査が必要。
日を改めて来るのも面倒だし、交通費もかかる。
その日に検査してもらう事に。
検査は血液、検尿、心電図、レントゲン、身長、体重。
ほとんど寝ていないというコンディションの悪さだったため、多少の不安はあった(汗)。
一通りの検査を終えると、「日帰り手術センターに行って下さい」との指示。
同じ建物内にある「日帰り手術センター」(特別な施設ではなく病室の名前)に移動。
看護師さんから前日、当日の流れ、注意事項、用意する物などの説明を受けた。
分かりやすいプリントを貰えるので安心。
手術日として可能な曜日(月、水、金)から金曜日を希望した。
金曜日は希望する人が多いという事で、手術日は3週間後の9月上旬で決定。
多くの人は週末が休みだろうし、そうなるわなと。
日帰りを希望していたが、20代~30代の人は「痛いですよ」との事…。
若いと筋肉が密な状態になっているためらしい。
という事で、1日は入院する事を前提に考える事に。
加えて手術と入院の費用の概算を教えて頂く。
日帰りで約50,000円、一泊で約70,000円。
基準が全く分からないので、そんなものかぁという感想。
決して安くは無い金額だけど、外科手術を受けるにしては高いとも思わなかった。
医療保険も出る見込みあったし。
当日の会計は約5,000円(3割負担の金額)。
クレジットカードで支払い。
病院を出たのは11時頃だった。
その後はキャナルシティ博多をブラブラして帰宅。
寝不足で炎天下の中歩いたので、かなり疲れた(自業自得)。
その③に続く