キムチ、豚ばら肉、白菜を消費する必要があって、この日の夕食は豚ばらキムチ鍋。

 

大根、人参、白菜をルクレールのココットに敷き詰めて、薄口醤油、おろし生姜、日本酒、白ごまで下味をつけた豚ばら薄切り肉をのせて、その上にキムチをトッピング。さらに斜め切りしたネギをのせ、蓋をして中火で加熱。肉に火が入ったら、豆腐を入れて、5分ほど火を入れて、出来上がり。

 

冬は鍋料理にルクレールが大活躍です。

 

 

合わせたワインは、前夜に開けた奈良の木谷ワインのルビーローズ2023と、

 

前々日に開けた、トスカーナ オットマーニのカナイオーロ。

 

オットマーニですが、8つの手が描かれているのに気がついた TZKさんから、4人(8本の手)で造っているということですかねとのご指摘をTwitter(X)で受けて、

 

 

調べてみたら、その通りでした。

 

 

Ottomaniはイタリア語で8本の手という意味だそうです。確かにOcto (8)、Man(手, manural)ですね。

そう言えば、このワインのコルク、抜栓の時に長いなあと思って計ってみたら、55 mmもありました。

このワイン、福袋で購入したので、単品価格を知らなかったのですが、ゆはら さんの上記ページを見てみると、驚きの9702円。それでこのコルクかと納得。

今度、キャンティ・スーペリオーレやクラシコも飲んでみようと思います(そちらはもっとお手頃価格です)。

 

脇道に逸れてしまいましたが、元に戻ります。

 

キムチ鍋との相性ですが、どちらもとても良い相性でした。

ルビーローズは食用葡萄からの癒し系の味わいでキムチ鍋とマッチ。一方のカナイオーロは、酵母が活動を始めたのか、豆系や古畳系の香りが出てきたのですが、キムチによって、それらの香りはマスクされ、しっかりしたタンニンも豚ばらの脂によってマスクされて、絶妙なペアリングでした。

 

元々は、豚ばらと白菜のミルフィーユ鍋を予定しており、その場合、ルビーローズは合うけど、カナイオーロはちょっと厳しいかもと思っていたのですが、突然、キムチ鍋に変更になり、結果的には大成功でした。