●考古学者が活躍する映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

考古学者が活躍する映画 ベスト10

 

1 赤い影

霊感のある目の不自由な老女に「命が危ない」と言われ続ける中で、その運命から逃れられずに、悲劇へと進んでいく考古学者である夫。ベニスの街並みと水を効果的に映像に使い、迫りくる運命、逃れられない運命への恐怖を、本人以上にその妻、そして観ている者へと煽るような作品となっています。一方で夫婦の営みのシーンでも有名なこの作品、リアルなベッドシーンは、このホラー作品の中においては、温かみが差し込むシーンでもあります。他方で娘の死に際すシーンを水と赤い色で何回もフラッシュバックさせることで、強く印象づけ、特に赤の色は強烈なインパクトを残します。映像で硬軟とりまぜて、個性的な作品になっていました。

 

2 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

さすが人気のシリーズだけあって、次から次へといろんな仕掛けがあって、楽しいです。父親役のショーン・コネリーがとぼけた味を出していて、作品のアクセントにもなっています。話も難しくなく万人向けのこれぞハリウッド・アドベンチャー・ムービー。考古学者ハリソン・フォードのシリーズ、さすがに安定していますね。

インディジョーンズ最後の聖戦

 

3 インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説

次から次へと襲ってくる困難に対し、最後は切り抜けると分かっていても、どんな手で脱出をするのかというワクワク感いっぱいサービス満点の映画。

インディジョーンズ魔宮の伝説

 

4 カンフー・ヨガ

アクションの多くを共演の若い人たちに任せ、考古学者役のジャッキー・チェンはポイントポイントであまり無理のない戦いを挟むだけでしたが、それも年齢を考えると致し方ないことでしょう。ハイエナやライオン、蛇などはみんなCGなのでしょう。動物との闘いシーンが多かったです。世界のあちこちを飛び回るなど、ロケなどにはスケールも感じましたが、最後はなぜか敵味方関係なく踊り歌いのシーンで終了。このあたりはインド映画という感じですね。どうも作品としての切れがなく、かといって笑いもあまりなく、中途半端だったように感じました。

 

5 レイダース 失われたアーク《聖櫃》 

次から次へと困難が待ちうけているという部分では典型的なアドベンチャーものなのですが、ストーリー的には、謎を解いていく過程が以外にすんなりといってしまい、ちょっと不満かな。アクションの要素が強めではあります。

レイダース失われたアーク

 

6 アラビアの女王 愛と宿命の日々 

良くも悪くもニコール・キッドマン。女性としての恋のエピソードを中心に展開されるストーリーもありますが、どんな無味乾燥地帯にいてもハリウッド女優としてのオーラが消えないのは、鑑賞にはいいですが、ほんとうにこんな人だったのかという点では、なんとなく穿って観てしまうというところは最後まで残りました。

 

7 冒険王

アクション・ロマンス・SFX・冒険・コメディ・サスペンスと要素盛り沢山の映画だけれども、中心はカンフーアクション。いかにも香港らしいギャグともどもま、それなりにという感じの小作。

 

8 スターゲイト

ゲートをくぐって、地球に似た環境の星へ行き、そこでの戦争ごっこ的な映画で、特に後半は息切れした感じ。よくあるロマンスに裏切りを盛りこんでいる冒険もの。

スターゲイト

 

9 奇談

想像以上に宗教色の強い作品になっていました。オカルト・ファンタジーともいうべきややおどろおどろしくも幻想的な出来事により成り立っているのですが、キリスト教やそれに関わる歴史に関連する部分が多く、万人が楽しめるものではありません。やや理屈っぽく、演出も大げさ。致命的なのは主演の藤澤恵麻の演技がついていってない。ちょっとこの役は荷が重いように感じます。さらに脇役の演技もわざとらしさがどうも鼻につき、阿部寛がなんとか締めてはいるものの、あまりにB級映画っぽい臭い演技で興ざめ。

 

10 ザ・マミー 呪われた砂漠の王女  

パッとしない作品になってしまい、これ、トム・クルーズじゃなくていいですし、ラッセル・クロウでなくても全く問題ないです。ストーリーも単純で山場もいまいち盛り上がりませんし、B級作品テイストあふれる映画になってしまい残念でした。