●マシュー・モディーン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

マシュー・モディーン演映画 ベスト10

 

1 ウインズ

マシュー・モディーン主演。ストーリーとしては王道ですが、ヨットという変わった素材で競技とロマンス、人間ドラマを盛り込んで感動的な作品に仕上がっていました。競技シーンではリアリティのある映像で、観ているほうが船酔いしそうな迫力。なんといってもジェニファー・グレイの魅力が作品を支え、ヨットの世界に引き込まれてしまいました。

 

2 ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

おさまりとしてはいまひとつすっきりしない感はありますが、これが現実なのかもしれません。それぞれが自分の利を優先し、平気で味方を見捨てていく。それぞれに必死で、悪の道に染まる側もそれは同じ。平気で人を殺しながら、別のところでは命令に背いてまでも命を守ろうとする矛盾。けっして明確な結末がないのも、現実と同じ。果てしなく日々続く戦いの連続。やるせない展開の上に迎えたラストシーンは、なんともいえない含みを残したものになっていました。殺した側と殺された側、結局致命傷を逃れていた殺された男と、仲間をすべて殺されながらも、途中で車から降りたことで命を救われた殺した側の少年。数奇なめぐり合わせさえ感じさせられました。マシュー・モディーンは国防長官役。

 

3 スティーブ・ジョブズ

ジョブスをほとんど知らない人にも分かるよう、その経歴と表面的な人となりを分かりやすくたどったという映画でした。ですから彼に関してある程度の知識をもった観客からすると、物足りなさはあるかもしれません。仕事に関する理念や理想を映し出すことはしても、技術面でどんなアイディアを実現化したとか、市場対してどんな提案をしたとか、そのあたりの描写がほとんどなかったのは、彼を取り上げるうえでは淋しい感じはします。そのあたりの彼の凄いところが具体的でないので、ただただ彼の極端な人間性だけがクローズアップされるようで、ジョプスにとっては、あまり歓迎できない作品ではないでしょうかね。実業家ジョン・スカリーを演じたのがマシュー・モディーン。

 

4 エニイ・ギブン・サンデー

オリヴァー・ストーンとしてはノーマルなアメフト映画になっています。ただしやや長いのが難。迫力あるゲームのシーンは汗が飛び散ってきそうで、スローモーションがその迫力をより際立てている一方で、プロスポーツの世界の中での、現場とオーナーとの温度差、金、経営と選手の気持ちや生活といった問題がテーマとして扱われています。しかしその問題提起はそれほど重いメッセージの込められたものではなく、娯楽性の強い作品に結果として仕上げていたように思います。男くさい中で、キャメロン・ディアスが気の強いオーナーを演じているのが、赤いスーツという出で立ちと合わさって、特異な雰囲気となっていましたが、それはそれで悪くないです。マシュー・モディーンは医師役。

 

 

5 愛されちゃって、マフィア

コメディとして、ロマンスありサスペンスありでそこそこ楽しめる内容になっています。マシュー・モディーンが主人公の青年を演じています。ヒロインのミシェル・ファイファーはまだ若くて、かなりけばいのが印象的。

 

6 メンフィス・ビル

最後の飛行に臨む若い10人の飛行士を描く戦争映画。飛び立つまでの前半は戦争に向かう若者たちの悲しみや、それを送り出す上官の葛藤などが描かれ盛り上がるのですが、戦闘シーンはやや長すぎる印象で、たるんでしまったのが残念。どこの国でも若い命が戦争の犠牲になる悲劇は変わらないものです。マシュー・モディーンは主人公の操縦士。

 

7 ホテル・ニューハンプシャー

不幸に追われながらも夢を追いかけて行く父親と、退廃的な雰囲気が漂う兄弟達。同性愛、近親愛・人種問題,自殺、レイプと様々な問題を詰め込んだ、家族ドラマになっていますが、重いテーマと暗い雰囲気で観ていてどっと疲れが出ました。ジョディ・フォスター演じる長女を襲うのがマシュー・モディーン。

 

 

8 リアル・ブロンド

なんとも情けなく出来の悪い主人公にマシュー・モディーンがぴったりはまっています。その彼をなぜか愛しているキャサリン・キーナー演じるメアリーとの関係が不思議。30半ばで定職にも就かず、俳優を目指していますが、くる仕事はビデオの水着姿のエキストラ。どこか哀愁が漂ってきます。全体的に起承転結はなく、いつまでも子供っぽい男たちと温かく見守る女性たちをさりげなく描いている印象です。

リアルブロンド

 

9 ビジョン・クエスト 青春の賭け

マシュー・モディーンが高校のレスリング部の選手を演じた青春映画です。年上の女性との恋物語と、レスリングの試合の展開との二軸でストーリーは展開、熱いスポーツドラマでもあり、ラブストーリーでもありで、まさに王道の青春映画という感じですね。

 

10 ダークナイト ライジング 

この作品は私には合わず、一般的な評価に対して、あまり点数を出せませんでした。マシュー・モディーンは市警副本部長の役。