マイケル・ラパポート 出演映画 ベスト10
1 ディープ・ブルー
結構な迫力。鮫とのサバイバルレースで誰が生き残るのかドキドキワクワク。所詮二番三番煎じなのかもしれないですが、でも面白ければいいでしょう。なんといってもサメに襲われて死んでいく順番で、いきなり意表を突かれましたからね。それだけで誰がサバイバルできるのか、予想がつかなくなってしまいました。研究施設のメンバーの一人の役でマイケル・ラパポートは出演。
2 バスケットボール・ダイアリーズ
アイドル映画によくありがちな若者の無軌道を描いた作品ですが、若いころのディカプリオの繊細さが演技にも表現された作品になっています。親友の死から深みにはまっていき修正がきかなくなる主人公、悪友たちが取り返しのつかないところまで行き着いてしまい、母親からも見放されたことで、なんとか更生のきっかけをつかむところで安心といったところです。バスケットの活躍をもう少し見たかったかな。
3 誘惑のアフロディーテ
ウディ・アレンらしく複数の男女が複雑に絡み合っての会話劇が繰り広げられますが、最後にはみんな収まるところに収まってめでたしめでたしという、ハッピーエンドで終わるというのが今作の特徴です。しかしながら、二組の夫婦の子供に関する事実に関しては、なんとも皮肉な結果が最後に明かされ、そのあたりのニヤリとさせられるところなんかは、やっぱりアレンらしいなと思わされます。相変わらず情けなくて頼りない小男を演じるウディ・アレンですが、オスカーを獲得したミラ・ソルヴィーノ演じる娼婦兼ポルノ女優との凸凹具合もまた「絵」的に面白いところでした。農家出身の純朴な青年をマイケル・ラパポートが演じています。
4 トゥルー・ロマンス
冒頭はいきなりべたべたのラブ・ストーリーのテンションで始まりますが、次第に展開はきな臭い方向へ。主人公に感情移入させといて、犯罪の現場に二人をぶち込むことで、どんどん深みに入り込み、最後は悲惨な銃撃戦に。映画へのマニアックな愛情もところどころに盛り込まれ、作り手の遊び心がいっぱいの作品だと感じました。俳優志望の男の役でマイケル・ラパポートは出演。
5 コップランド
警察内部の陰謀を正義感に目覚めた保安官のスタローンがお約束通りの解決を果たすわけですが、なかなか面白く、アクションをおさえた分、ストーリーは濃くなっています。黒人を誤射で殺してしまう警官役でマイケル・ラパポートは出演。
6 ザ・ダイバー
実話。本当はもっと感動しないといけない話なのでしょうが、焦点が、前半の人種差別から、後半はロートル兵いじめの怪我からの復活と変わってしまったのが,逆に散らかってしまった感じ。吃音症の訓練生をマイケル・ラパポートが演じています。
7 ラッキー・ナンバー
派手ではないですが、トラヴォルタ演じる度胸のない頭の悪い冴えない男が、くすくすと失笑を誘います。実話を元にしているといいますが、脚本的にもなかなかテンポよい面白いものになっていますし、爆笑ではないものの退屈しないで最後まで見られる程度のコメディにはなっていました。
8 リトル・ボーイ 小さなボクと戦争
健気に父親の帰りを願い、自分の信じる魔法を送り続ける少年。戦地とは離れていても、戦争はこんな小さな少年の心にも大きな影響を及ぼしていることは確かなのであって、その健気さが悲しみを誘います。その思いの強さはやがて、信じられないような偶然を引き起こしていき、本当に少年には魔法の力が備わっているのではないかと周りに思わせるようにもなっていくわけです。現実的には考えられないと分かっていても、もしかしたらと思わせるような思いの強さ、つまりは信じることが願いをかなえることもあるということにも繋がっていくわけで、とにかく子供の純粋な心にはどうやっても大人は勝てないと思い知らされるのでありました。
9 デンジャラス・バディ
下ネタもバンバン、デブの女刑事と空気の読めない頑固女刑事の、凸凹コンビの活躍を描いた、珍しい女同士のバディ映画です。最近この手の豪快なおばさん役がすっかり板についてしまったサンドラ・ブロックらしいコメディです。
10 ネゴシエーター
本格アクションの中にもエディ・マーフィらしさは随所に出ています。アクションとしては、最後の機会を使った仕掛けに工夫が見られるが、全体としてはまさに正統派の作り。ただ脇役達がいまひとつ添えものに終わってしまっていて残念。マイケル・ラパポートは元ＳＷＡＴの刑事役のマイケル・ラバポート。