●マイケル・ダグラス 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

マイケル・ダグラス 出演映画 ベスト10

 

親子ともども一線で活躍してきたベテラン俳優です。

あくの強さと独特の色気でヒット作多数。

 

1 チャイナ・シンドローム

重大事故を隠して体面を保とうとする組織と、なんとかして危険を知らせて回避させようとする一社員の構図は、現在もあらゆる大組織に見られるものでありますが、原発の安全性とも絡めて1979年に作られたということが驚きではあります。信念を持って真実を追求しようとするキャスターとカメラマン(マイケル・ダグラス)の姿勢にも、ただ一人組織に立ち向かおうとするジャック・レモン演じる社員にも、共感を持って観ることが出来ました。そんなテーマ性も含め、ぐいぐいと惹きつける力を持った作品として、非常に見応えのある社会派映画でした。

 

 

2 ジュエルに気をつけろ!

これは好き。リヴ・タイラーが今までにない役柄で、3人の男(その一人がマイケル・ダグラス)を手玉に取る、不思議で腹黒いセクシー美女役を好演しています。みんなどことなく可笑しくて、男の憐みさえ感じさせられます。気楽に見られるのがいいです。

 

 

3 アメリカン・プレジデント

前半の展開はドラマティック。大統領が政治家と、一人の男としての間で揺れながら、最終的に正しい選択をしていく様は、見ていて心地よいです。マイケル・ダグラスが大統領役に相応しい品のある演技、一方でアネット・ベニングもチャーミングにロマンスの相手役を演じていました。

アメリカンプレジデント 

 

4 氷の微笑

エロティック・サスペンスとして、スリル充分、当時大いに話題になった作品です。ミステリーとしては、犯人は想像がつくし、すっきりしない部分もあって物足りない面も残りますが、全体としては刺激の強い面白い映画にはなっている。特にマイケル・ダグラスはこういった役にぴったりはまるのですよね。今回ランク外ですが『危険な情事』もこの系統ですね。

 

 

5 トラフィック

麻薬をめぐり、複数個所で起きている出来事を群像ドラマとして描いた社会派ドラマです。マイケル・ダグラスは、自ら麻薬取締連邦最高責任者でありながら、娘が麻薬中毒の深みへとはまっていくのを止められないという難しい役どころ。終盤に向かい、無関係に見えるそれぞれりエピソードが繋がりを見せていく構成は見事。

 

 

6 フォーリング・ダウン

一見平凡なサラリーマン風の男、アクの消えたマイケル・ダグラスが演じる主人公ですが、そんな変哲のない男が突然豹変するから、より狂気に感じるわけです。猛暑の渋滞にキレるところから始まり、次第にエスカレートしていく常軌を逸した行動。職もなく家族からものけ者にされ、やけになったのか、怒りが沸点を超えたのか、マシンガンやらバズーカやらで殺害を始める始末。いかにも悪そうな人物の犯罪よりも、何をするか想像がつかない分普通の人の狂気の方が恐ろしいもので、そんな一人の男の狂気が招く混乱を描いたこの作品、いつ誰がこんな風になってしまうかそんな可能性を秘めた世の中であることを、なにか認識させられたような気持ちでした。

 

 

7 嵐の中で輝いて

戦時下のスパイ映画という形ではありますが、夫婦愛の重さを大きく唄いこんだ娯楽作品として評価できます。やや強引なストーリーではありますし、訓練も何も受けていない女性が自ら進んでスパイになるかというと、本当かよと突っ込みたくもなるのですが、まあ映画の世界、目を瞑るとすると、愛とサスペンスに満ちたドラマが展開し、場面の展開幅も大きいので、よりドラマティックになっていたと思います。

 

 

8 ゴースト&ダークネス

鉄道橋を架けるためにアフリカに赴任してきた大佐ですが、ライオンを越えた殺人ライオン2頭のせいで、多数の労働力を失い、恐れをなして皆いなくなってしまった状態。そんな邪魔者ライオン2頭と戦う3人の男との攻防を描いたハンティング・アクションです。知恵を絞ってもなかなか捉えることのできない相手に、どんどん味方が減っていく中で、挑み続ける主人公の気迫に、ついつい引き込まれていきました。マイケル・ダグラス演じる高名なハンターのストーリーからの消え方がまたかっこよく見せ、そのあたりの演出もなかなか心憎いものがありました。

 

 

9 ウォール街

株と企業売買をテーマにしたストーリーで、やや業界的なことを理解しないと難解な部分もありますが、マイケル・ダグラス演じるカリスマ性あふれる大富豪の成功者と、チャーリー・シーン演じる若き証券マン、男同士の意地の闘いの世界にひきこまれていきました。

ウォール街 

 

10 ディスクロージャー

男女の役割を入れ替えた脚本・キャスティグで最後まで成り行きが気になるストーリーに仕上がっています。完全な悪女役はデミ・ムーアにはまり役。一方多少、女性に弱い部分もありながら、家族を思い必死で我慢するどこか哀愁すら感じてしまう男の役をマイケル・ダグラスが好演。企業という狭い中での社会派サスペンスですが、セクハラ、パワハラのオンパレードで、映画としては面白かったです。

ディスクロージャー 

 

11 ゲーム  

ゲーム

12 ザ・センチネル/陰謀の星条旗

ザセンチネル陰謀の星条旗

13 ダイヤルM

14 ラスト・ベガス

ラストベガス

15 ソリタリー・マン

ソリタリーマン

16 ウォール・ストリート

ウォールストリート

17 エージェント・マロリー

18 アントマン&ワスプ

19 ローズ家の戦争

20 サウンド・オブ・サイレンス

サウンドオブサイレンス