釣りバカシリーズ ベスト10
シリーズ20作とスペシャル2作の中から、
私の好みだけで順位付け。
観た時のコンディションの影響も大きく、
一般的な人気とはちょっと違う感じになっています。
1 釣りバカ日誌13・ハマちゃん危機一髪！
一般にはあまり人気の高くないシリーズのようですが、毎回観た後につけていた点数が一番高かったのが13作目です。ゲストは鈴木京香、小澤征悦。社内の組織に関わる話や家庭の事情は最小限に抑えて、若いカップルの恋の進行と周りの狂想をメインに据えたことによって、素直に楽しめるものとなりました。
2 釣りバカ日誌2
浜ちゃんとすーさんの掛け合いの形の原型ができたのがこの2作目という印象です。社長と問題社員という会社の中での関係と、釣り友達というプライベートでの関係。プライベートでの秘密を握られるすーさんは、浜ちゃんを首や左遷しようと切り出す役員連中の攻撃との板挟みで困っている様子がなんともユーモラス。
3 釣りバカ日誌20 ファイナル
最終作です。ゲストは吹石一恵、塚本高史、松坂慶子。相変わらずの安定感も、これが最後になると思うと残念です。運転手さんの転職やら、スーさんの二人の娘さん(これが強烈!)の登場とか、新たな展開もありながら、最後はファイナルに相応しい締めくくり。もうこのシリーズにあーだこーだと批評する気持ちもありません。三國さんが元気なうちに、きちんとした形で締めくくれたのは良かったのではないでしょうか。お疲れ様でした。
4 釣りバカ日誌19 ようこそ！鈴木建設御一行様
今回の若いカップルは山本太郎と常盤貴子の二人。山本太郎はいつもとは違うお堅い青年役ですが、ＯＬ姿の常盤貴子には、正直いって｢萌え｣ます。実年齢よりはやや若い設定ではありましたが、こんな綺麗でそして感じのよい女子社員が会社に働いていたら、そりゃ惚れてしまいますね。自ら望んで出演したという竹内力がまた良い。常盤貴子の兄の漁師役なのですが、かっこよかったです。そのほかはいつものメンバーによるいつもの会話。それがまた心地よいのがこのシリーズなのです。また、結婚式でのスピーチシーンはかなり笑えます。名前だけが出てきてなかなか姿を現さなかった常盤貴子の上司役の佐藤浩市が万を辞して登場し、その内容に顔を引きつらせる浜ちゃん。劇場で集中して観たせいなのかどうかわかりませんが、いつも以上に笑えたようにも思いました。三國さんがお年のせいか、だいぶ出番が少なくなってきているのが寂しいです。
5 釣りバカ日誌
偉大なるマンネリシリーズの第一弾ということで、釣り友達と自分の会社の社長が一致するまでを描いています。もちろん観客側はそれを知っているわけですが、気づかないでのほほんとしている浜ちゃんや、上司の谷啓の様子を見て楽しもうという算段。しかし最後は転勤して東京を去っていくわけで、延々と続く未来をこのときはあまり考えていなかったようにも思いました。
6 釣りバカ日誌9
今回の恋のストーリーは浜ちゃんの同期の小林稔侍。風吹ジュンらがゲスト。若いカップルを応援するのとはまた違った趣があるもので、かえって新鮮に映りました。スーさんは出張のお供に、浜ちゃんを選ぶようになんとなく誘導したりと、二人の仲の良さがいつもよりも際立っていました。
7 釣りバカ日誌イレブン
桜井幸子、村田雄浩がゲスト出演。安心して観られる安定感は相変わらず。最後はお決まりのパターンにおさまるとはいえ、それでもきちんと最後は観てしまうのは名コンビゆえか。
8 釣りバカ日誌16／浜崎は今日もダメだった♪♪
伊東美咲、金子賢がゲスト。とにかくお約束が楽しい安定シリーズ。今作もすべてお約束でも、どうしても見てしまう楽しさがあり、楽しく観られました。
9 花のお江戸の釣りバカ日誌
釣りバカシリーズの特別版ということで、時代を江戸時代に移し、今作では浜ちゃんが独身となり、黒木瞳との恋愛を成就させるというなんとも夢のようなストーリーが展開されました。舞台は変わっても、登場人物それぞれの関係は似たような感じで、定番の笑いが繰り広げられます。通常のシリーズ内では背景が固定されてしまってできなくなったことを、もう一度新しい設定でやってみたという作品です。今さら語ることもないこのシリーズ、ご安心して観ることが出来るでしょう。
10 釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ！
大泉洋、石田ゆり子がゲスト。相変わらずの安心コメディ。
