クリストファー・ランバート 出演映画 ベスト10
今回は、だいぶマニアックな俳優さんを選んでみました。
いわゆるB級映画が並びます。
1 ベル・カント とらわれのアリア
クリストファー・ランバート主演作。テロリストと人質たちが閉鎖された大統領邸の中でともに時間を過ごすうちに、友情に近い感情が生まれてきたり、中には男女の恋愛関係になってしまったりと、ともに傷つけないで解決策を見出していこうという空気が強くなってきた矢先の、突然の政府軍による乱入と犯人グループの抹殺作戦。中で起きていることは当然外からはわからないもので、作戦を遂行した大統領は、人質の中にも犠牲者を出したにもかかわらず、得意げに成功を国民にアピール。なんともやるせない結末は、空しい余韻を最後まで残していきます。これがリアルかどうかと問われると、ちょっと犯人側も甘いし、人質側の緊張感も薄いのではないかと思ってしまうところもありますが、しかしそれは映画の中の話。結局は権力者が最後には力に物を言わせてすべてを片付けてしまうということですね。
2 アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)
クロード・ルルーシュらしく、雰囲気を作り出すのには長けています。インドの風景が異国情緒を誘い、旅情を掻き立てます。その中で出会った独身を謳歌する男と、日常を忘れたがっている女。こうなるのは必然的な展開で、当人たちもこうなるのを望んでいたということでしょう。独身男はともかく、夫のいる女としてはかなり軽々しい行動だとも言えるでしょうが、まあこれがフランスなんでしょうか。
3 レザレクション
とにかくたくさん殺される。犯人はいかにもという感じで、それなりに説得力を感じさせられる分、意外性は少ない印象。犯人はある種の異常者で片付けられてしまうので、もうひとひねり欲しいところだったでしょうか。クリストファー・ランバート主演。
4 シシリアン
クリストファー・ランバート主演作。重厚な雰囲気のドラマですが、やや単調。原作はいいのかもしれないが、果たして映画になったときにその雰囲気を壊さないで面白い映画に出来るのか、そんなことを感じてしまいました。
5 アルレット
たわいのないラブ・コメディですが、女性の魅力が伝わってこないので、説得力がない。親しみを感じさせる役なのだろうが、どうも…。クリストファー・ランバートは借金で結婚がご破算になってしまう男を演じています。
6 ゴーストライダー2
1作目が面白くないのに、2作目で少しは面白くなるかもと期待した私が愚かでした。とにかく少年を追いかけて救い出すという単純ストーリーに、手ごたえのない敵役。2作目ということで既に見慣れて驚きのないビジュアルに、そしてまたこの手の映画化と思ってしまうニコラス・ケイジ。そこにプラスして、日本人には感覚的に分かりにくい宗教的要素が加わっているので、まあ、つまらないです。3作目が万が一作られたとしても、今度こそは騙されないようにしなければ…
7 サブウェイ
すかした感じで「どうだかっここいだろう」的に匂いがプンプンと鼻について好きになれません。風変わりな人物ばかりで何を考えているのかついていけないです。パンクファッションの若者をクリストファー・ランバートが演じています。
8 ソフィー・マルソーの過去から来た女
以下はつまらなかったのでコメントなし。
9 ハイランダー 甦る戦士
10 ニルヴァーナ