●デンゼル・ワシントン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

デンゼル・ワシントン 出演映画 ベスト10

 

黒人系の俳優の大御所の特集です。

 

1 タイタンズを忘れない

人種差別が残る時代、高校のフットボールチームを舞台に、デンゼル・ワシントン演じる新任ヘッドコーチがそんな壁を破ってチームをまとめていく熱血スポーツドラマです。人種差別というテーマに正面から取組んでいながらも、生徒・コーチが次第に心を通じ合わせて行く青春映画としての瑞々しさも残し、みていてすがすがしいです。スポーツを材料にした青春友情映画の佳作といっていいでしょう。

 タイタンズを忘れない

 

2 ザ・ハリケーン

デンゼル・ワシントン演じる、冤罪で終身刑を言い渡された実在のボクサーと、彼を支援するグループとの交流を描いた伝記ドラマです。重いテーマではありますが、思わずジーンとしてしまうシーンがところどころにあって、あと味もよかったです。事態を幾重にも交錯させながらの手法も、分かりにくくなく見やすく整理されています。釈放決定のシーンはうるうるしそうでした。

ザ・ハリケーン 

 

3 インサイド・マン

さすが、これだけ芸達者な俳優が名を挙って出演しているだけあって、かなり面白いクライム・サスペンスになっています。最後の最後まで気を緩めることができない仕掛けの数々には驚かされてばかり。一つ一つの仕掛けや会話1つとっても緻密に伏線として張られ、あとになって繋がりを見せるしゃれた組み立て。今までのスパイク・リーの作品とはやや違った印象を受けましたが、良い方に外されました。結局最後にはすべての痛手を一手に引き受けることになる人物が、なんとも哀れですが、それがまた痛快。ジョディ・フォスターがさすがの存在感を示していました。デンゼル・ワシントンは警官役。

 インサイドマン

 

4 アメリカン・ギャングスター

リドリー・スコット+ラッセル・クロウ+デンゼル・ワシントンで面白くないわけがありません。二大俳優が2時間30分余りの長い作品を最後まで引っ張りきり、見応えのある作品に仕上げてきました。前半こそややもたつき感があったものの、犯罪者と刑事、黒人と白人、悪と正義、大家族と孤立、二人のコントラストによる緊張感で次第にドラマに引き込まれ、そのまま最後まで緊張感が持続されたままのあっという間の2時間30分でした。派手なアクションや起死回生や一発逆転の展開があるわけではなく、また二人が対峙するシーンというのもラスト近くまではないにも関わらず、互いが存在しない場面でさえも互いを感じ取る圧倒的且つ拮抗した存在感により、重厚な雰囲気を作品自体にもたらすことにも成功したように思います。

アメリカンギャングスター 

 

5 グローリー

玉砕を覚悟に戦いに望む黒人部隊とそれを指揮する白人青年が、一体となるまでの過程が、ドラマティックに描かれている戦争映画です。音楽の有効な使い方で、悲しいはずの話なのですが、不思議と悲しさを感じさせない味わいのある作品でした。白人を憎む兵士の役でデンゼル・ワシントンは出演。

グローリー 

 

6 マイ・ボディガード

宣伝では『レオン』ばりの大人と少女の愛を前面に打ち出していましたが、基本は復讐を誓った主人公のすさまじさを描いた犯罪サスペンスといった面が強いです。後半は緊張感を持続しながらも、短いシーンを多用した映像でサスペンスを盛り上げます。なんといっても家族でもない少女のために自らの命を差し出すラストは凄まじさと同時に切なさを感じさせられました。

マイボディガード 

 

7 トレーニングデイ

デンゼル・ワシントンだけに成り立つ作品だと思いました。どこかで、本当はいい人の顔を覗かせるのではないかと思っているうちに、最後まで悪人で走り通してしまいました。それゆえに展開が予想できず、目を離すことができませんでした。これが、悪役専門の役者だったら、当り前の映画になっていたかもしれないです。

 トレーニングデイ

 

8 から騒ぎ

シェークスピアの原作を知らないので、新鮮に見られたというところはありましたが、やはりデンゼル・ワシントンの配役の妙がこの作品の印象を大きく変えているのでしょう。古さを感じさせないしゃれた展開はさすがケネス・ブラナーというところ。スター勢揃いで豪華な顔ぶれ。キアヌ一・リーヴスの悪人役はなんとなく同情してしまったりもしました。

から騒ぎ 

 

9 フライト

デンゼル・ワシントンの演技は相変わらず安定しています。抜群の判断力と操縦技術で多くの人を墜落事故から救った優秀なパイロットとしての面、一方でアルコールを自分の意志で立つことが出来ずに家族からも見放された弱い人間としての面、強さと弱さの両面を同時に表現できる力はさすがで、主役としてきちんと作品を引っ張っていました。そんな彼の演じる機長を見る周囲の目が、強い面弱い面どちらを中心に見るかによって、彼自身への評価が違ってくるのは興味深いところでもありました。弱いところも受け止めて力を貸す友人、受け入れられず見放してしまった妻子…。しかしながら、そんな周囲の気持ちを裏切り続ける主人公。こうして迎えた結末は、力を貸してくれた人たちへの一見裏切りに見えながらも、初めてその期待に応えた彼の行動であったともいえそうです。

 

 

10 タイムリミット

巻き込まれ型のサスペンスと典型。ただしデンゼル・ワシントンの役柄は必ずしも清廉潔白ではないのです。[トレーニングデイ]以降、悪の面も持っている役柄を演じることが多くなってきていますが、ここでは浮気をするだめな警察署長。エヴァ・メンデスとの夫婦ということに違和感がないではないですが、気を楽に見れば、それなりに緊張感もあって楽しめるものではあります。ただあまりにも主人公にとって都合のいい、というか物分りのいい別居妻の存在は、やはり映画的だなとは思いました。

 

 

11 青いドレスの女

12 マグニフィセント・セブン 

13 サブウェイ123

14 マーシャル・ロー

15 イコライザー

16 2ガンズ

17 マルコムX

18 バーチュオシティ

19 クリムゾン・タイド

20 ザ・ウォーカー