●ミラ・ジョヴォヴィッチ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ミラ・ジョヴォヴィッチ 出演映画 ベスト10

 

アクションができて、しかもエロイ、主演女優として貴重な存在です。

 

1 パフェクトゲッタウェイ

まんまと騙されました。まさか主人公が犯人だったとは。このパターンはあまりないので、完全に気づかなかったですね。二度見たくなる作品ですし、二度見るとなるほど気づくこともありますね。登場人物が限られる中でも、こうした工夫で面白くなるのですね。ハワイという背景もマッチして、面白かったです。ただテントで逃げようかと相談していたくだりだけは、どうもわからなかったです。ハネムーン中の女性をミラ・ジョヴォヴッチが演じています。

 

 

2 フィフスエレメント 

リュック・ベンソンの描く、独特でカラフルな色彩感覚についついはまってしまいました。それまでのSF映画とは一線を画した感覚が新鮮で、しかもストーリー的にもコメディの要素が詰めこまれていて、観ている者を飽きさせません。ヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴッチの機械的で無機質な雰囲気が作品にも見事にマッチ。観ているだけでもうきうきしてくるような作品でした。

 フィフスエレメント

 

3 バイオハザド ザファイナル

じり貧だったシリーズも、最後は多少持ち直した印象です。短くスタイリッシュにつないだカットが非常に観にくいという欠点はありましたが、廃墟と化した街並みをバッグに最後の一縷の望みに掛けて抗ウイルス剤を手に入れようと走るジョヴォヴィッチの姿は、年を重ねても凛々しいものがあります。抗ウイルス剤が放たれると瞬間にゾンビが死んだり、クローンだらけで本物が分からなかったり、戦車もどきにひもで繋げられて走らされたり、馬鹿馬鹿しさや破たん箇所も満載でも、これはこれで面白かったのではないでしょうか。ローラはあっけなかったですが。

 

 

4 バイオハザ

ゲームの映画化という、それまでほとんど良いイメージはなかったのですが、これに関しては想像以上に観賞に耐えられる作品になっていました。まず冒頭で一気に引き込まれます。閉じ込められて倒れて行く人々達。そして突然画面が変わりミラ・ジョヴォヴィッチの登場。これ以後はゾンビの世界に引っ張り込まれて行くわけなのですが、不条理な感覚に包まれる中で、サバイバル合戦が始まると、ジョヴォヴッィチが生き残ると分かってはいても、その過程に目を離せなくなるのです。のちにシリーズかされますが、小ぢんまりとした空間でのサバイバル戦のほうが、私としてはスリリングで楽しめました。

 

 

5 サバイバ

オーソドックスな巻き込まれ型のサスペンスです。罠にはめられた主人公が、いる現場ごとになんらかの事件が起き、さらにやっていない容疑を重ねられつつ、一人で真実を暴こうと奔走。よくあるタイプの王道的逃亡サスペンスではあります。罠にはめられて逃げながらも、真実を見つけるために走る姿は、ミラ・ジョヴォヴィッチにはピタリとはまります。どんどん周りも世間も敵が増えていく彼女を見ていると、もっと警戒しろよとついつい思ってしまう逃走劇でしたが、最後は潔白を証明できるだろうなと思うと、少し安心感はありました。目新しさは無くともまずまずでした。

サバイバー 

 

6 チャ

正統派の伝記映画です。自叙伝執筆に当たり回想するという形をとってはいますが、時間を順に追っていきながら、人間チャールズ・チャップリンをきちんと描き出しています。女性遍歴や政治的思想など、人間くささが随所に現れていて、決して聖人君子ではないというところも強く出ていました。ロバート・ダウニ-Jr.も若い時期から年老いてからまで、長い年月を一人で熱演している。最初の妻を演じたのがミラ・ジョヴォヴィッチです。

 

 

7 フェイシズ

ミラ・ジョヴォヴィッチとしては珍しく、男性に守ってもらう普通の女性を演じるのがかえって新鮮。とはいうものの、彼女の抱えている症状はけっして普通ではなく、人の顔の区別ができなくなってしまうというもの。記憶喪失ではありきたりというのか、実際にお目にかかったことのない症状を持ち出してきて映画にしてしまった感じです。

 

 

8 者たち 衝撃と畏怖の真

イラクが大量の破壊兵器を保持しているという国家絡みの「嘘」に対して、唯一疑問を呈してきた新聞紙の記者たちを描く作品。今だからこそこうしてマスコミとして正しい在り方を示したということで賞賛されていますが、当時としては風当たりも強かったことでしょう。確固たる証拠もないまま、戦争をするために正当な理由が欲しい国家を助長するマスコミが相次ぐ中で、信念をもってマスコミとしての正義を貫いた姿勢は、当たり前のことをしたまでといえど、大したものだったと思います。と同時に、右ならえで戦争へと導いてしまった他のマスコミについては、その在り方、あるべき姿を問われるべきであり、改めてその怖さを認識させられる、そんな作品でもありました。記者の妻役でジョヴォヴィッチは出演。

 

 

9 バイオハザド アポカリプス

シリーズするとどうしても回を重ねるごとにスケール感が大きくなっていくのですが、今シリーズについては、規模が大きくなればなるほど、本来の良さが失われていくような気がしました。こちらは2作目ですが、3作目に続きますよという思わせぶりなエンディングは、なんだかなぁといった感じでした。

 

 

10 三士 王妃の首りとダヴィンチの行船 

多分好みの問題だとは思うのですが、遊びが過ぎて三銃士という伝統的素材があまりに軽薄になってしまい、私としてはあまり好きになれなかったです。軽快なのは良くても、SFチックな要素が堂々と入り込んでしまうと、時代劇としてはかなり興ざめ。しかも物語の軸となるキャラクターとサブキャラクターにおけるキャストの知名度のバランスが悪いため、構成としても無理が出てきてしまい、芯がぶれまくり。結果としてストーリーに集中しにくくなってしまいました。残念ながら、「三銃士」というタイトルに期待するものではなかったです。