●ミシェル・モナハン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ミシェル・モナハン 出演映画 ベスト10

 

キャリア的にも中堅どころにある女優さん。

脇役中心に幅広く活躍しています。

 

1 スタンドアップ

実話に基づいたストーリーだけに説得力があります。最後に至る直前までのシーンは観ていて決して気持ちの良いものではないですが、これが現実だったのです。劣悪な職場環境の中、孤立しながらも自分だけでなく世の女性のために変えていかなければと必死に戦おうとする主人公の姿には打たれるものがありますし、それだけに最後にそれまで黙っていた者達が立ち上がった瞬間のシーンにはジーンとくるものがあります。そしてその無援状態の中で1人戦おうとするヒロインを、シャーリーズ・セロンが好演していました。男からするとちょっと申し訳なく、そして恥ずかしくなってしまうようなですね。セロン演じる主人公の同僚役でミシェル・モナハンは出演。

 

 

2 パトリオット・デイ

あまりに有名なボストンマラソンでのテロ事件を早速映画にしてしまうところは、やはりアメリカといったところ。実在の事件を扱うということで、実在のモデルに最大限の敬意を払いつつ、映画としての見せ場はきっちり時間をかけてみせるという、社会性と娯楽性をきちんと両立させたところがこの作品の成功を呼んだといえるのではないでしょうか。被害者、加害者、捜査に当たる者とそれぞれの視点からのシーンもきちんと描くことで、群像映画としての形を作り出し、この一つの事件も観る側の視点や立場によって、また違ったものとして捉えられることも、1本の映画からで理解できるようにもなっていました。凄惨な事件現場からは目もそらさず、緊迫感ある現場での警察官の苦労もきちんと伝え、巻き込まれた市民の強い気持ちにもスポットを当て、内容的にも非常に濃いものになっていました。マーク・ウォールバーグ演じる主人公の妻がミシェル・モナハン。

 

 

3 ミッション・インポッシブル フォールアウト

安定安心のシリーズです。トム・クルーズの体を張ったアクションがどこまでいくのか、このシリーズの見せ場はもはやそんなことが当たり前となり、ハードルも作品ごとに高くなってきています。今回はヘリコプーターを追って下から乗り込み、前をいく別のヘリと戦闘し激突。この空中でのアクションがやはり見どころだったでしょうか。前作までの繋がりもストーリー性の中に織り込まれていたため、覚えていないとやや戸惑うところもありましたが、それでも最初から最後までスピード感とスリルにあふれた見事なスター映画になっていました。トム・クルーズ演じるイーサンの妻となるのがミシェル・モナハン。

 

 

4  M:ⅰ:Ⅲ

正当派、言い方を変えればオーソドックスなサスペンス・アクション映画に仕上がっています。同時にスター映画としても完璧です。主人公をこれ以上ないかと思われる窮地に陥れておいて、最後にはやはりスターは死なないし強いなと安心させてくれます。その分見終わってしまうと何も残らないのではありますが、観ている間はスリルとアクションを存分に堪能できます。いってしまえば、トム・クルーズ主演のアクション映画で、それ以上でもそれ以下でもない、そんなところでしょうか。ミシュル・モナハンですが、この作品では婚約者です。

 

 

5 ミッション:8ミニッツ

同じ出来事を繰り返し体験することで、少しずつ未来が変わってくるという作品はたまに見られますが、その中でもさらに一ひねり加えた設定で、目新しさは感じました。「繰り返しの技」は映画ならではの遊びなのでしょうね。ただし今作については、繰り返しの妙という以上に、公か個かという別の軸もあり、その中で揺れ動くヴェラ・ファーミガ演じる女性大尉の行動もまたひとつの見どころでありました。作品としてはSF娯楽作として手堅くまとめた印象で、目を見張るような展開があるわけではないものの、退屈しないで最後まで観ることはできたでしょうかね。ラストも見えてましたしね。プログラムの中に現れる美女がミシェル・モナハン。

 

 

6 運命の女

リチャード・ギアの普通の夫ぶり。いつもとは違った浮気もしない平凡な役柄は、帰って強い印象を残す。体をはったレインの演技は予めインプット済みであったのですが、それ以上に哀れな夫の役は、観ている側に強い同情を誘います。ストーリー自体はそれほど機を衒ったものではなく、むしろこういう設定だったら一番あり得る展開。しかもそれ以上には物語が発展しないので、やや物足りなさは残りますが、対照的な夫婦を主演二人が好演していることで、まずまずきちんと収まったというところ。リチャード・ギアの秘書役でモナハンは出演。

 

7 かけがえのない人

ミシェル・モナハン主演作。愛し合いながら不幸な事故をきっかけに分かれてしまった二人が再会。再び気持ちが盛り上がるのですが、そこからまた運命的な展開に。ハッピーエンドではないけれど、運命的な愛というものを感じざるを得ない二人結末に、悲しくもこれも必然だったのだと思わされるような恋愛映画でした。

 

 

8 近距離恋愛

ラブ・コメディですから、多少無謀だろうと、無茶だろうと、お決まりのラストに向かって突き進んでいくのは予定通り。いかに主人公の切ない思いに感情移入して観られるかということにかかってきます。そういう点では、わりと男性向けのラブ・コメなのかなという印象は受けました。というのも、映画の中で感情を露にしているのは、パトリック・デンプシー演じる男の側で、ミシェル・モナハンの女性側は、常に別の婚約者とラブラブモード。あまり伏線も張っていないので、最後の方の結果は、やや唐突な感じがしないわけでもないですが、女性側の本心を気づかせないようにすることで、少しでも展開を見え難くしようという効果を狙ったのかもしれません。少なくとも、切ない男心を掻き立てる役割は果たしていたでしょう。いわゆる「灯台下暗し」的ラブコメ、たくさんの女性と遊んできたものの、本気で好きだったのは、親友だと思っていた一番近くの女性。気づいたときには遅く、思いは募るばかり。男として、こういった気持ちはわからないではないです。

 

 

9 イーグル・アイ

狂った軍事コンピュータの暴走を描いたこの作品、かつてならSFの世界の空想ごとと気楽に見られたものでしょうが、必ずしも想像上だけのこととして笑えなくなってしまった時代、案外リアルな恐怖となってくるのかもしれません。テロを機会に街中のあちらこちらで監視の目が光り、店に入れば防犯カメラと、どこにいてもプライバシーがないような居心地の悪さを感じさせる日常の中で、ある日突然コンピュータに命を狙われかけるということが、まったくないとは言い切れないようなそんな社会になってきた怖さを感じます。ヒロインのシングル・マザーをミシェル・モナハンが演じています。

 

 

10 デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~

見知らぬ二人がいがみ合いぶつかり合いながらも最後は不思議な友情が芽生えているというよくある展開。最後にほろりとさせられるのも、既定路線でしょう。とはいっても、アメリカの広大な大地の景色を移動していくと、観ている方も旅をしているような気になり、不思議と感情も高ぶってきます。日本の狭い国土では到底作ることのできない類の映画なので、そういった意味でもアメリカらしいコメディ&ロードムービーだと思いました。ただ、二人の言い合いが多くて、笑えるところは少ないです。場内から笑いが聞こえたのは1か所だけでした。ロバート・ダウニーJr.演じる主人公の妻役でミシェル・モナハンは出演。