●カーク・ダグラス 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

カーク・ダグラス 出演映画 ベスト10

 

マイケル・ダグラスのお父さんです。

100歳を超えて未だ存命のよう。

 

1 三人の妻への手紙

「あなたたちの夫の1人と駆け落ちします」の手紙を受け取ったまま船に乗ってしまった三人の人妻。決して派手でもなくスケールが大きいわけでもないですが、きちんと練られた脚本で見せる心理劇は繊細かつスリリングで、ついつい引き付けられてしまいます。三人の夫の一人がカーク・ダグラス。

 

 

2 バイキング

スター競演により、二転三転のストーリーが展開。どいつもこいつも悪い奴ばかりで、しょうもないなあと思いながらも、最後に勝ち残ったのは、唯一悪に染まっていない奴隷だったという展開。最後の決闘シーンは緊張感のある見ごたえあるもので、純粋に楽しんでしまいました。悪名高き海賊王の息子がカーク・ダグラス。

 

 

3 スパルタカス

とにかくスケールの大きな歴史映画。CGのない時代にこれだけの迫力と規模の映像を作り出したことだけでも圧巻。そのあたりはさすがキューブリックといったところでしょうか。主人公スパルタカスを演じたのがカーク・ダグラス。

 

 

4 パリは燃えているか

ジャン・ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、イヴ・モンタン、アラン・ドロン、シモーヌ・シニョレ…こちらも豪華キャストが結集。第2次世界大戦でのパリ進攻を描いた戦争映画です。最先端の街パリに似つかわしくない戦争という惨劇の対比、理性と狂気の対比、改めて戦争というものについて考えさせられるともに、パリという街のプライドのようなものも感じられて興味深く観られました。パットン将軍を演じたのがカーク・ダグラス。

 

 

5 テレマークの要塞

いかにもカーク・ダグラスのスター映画ではありますが、原爆というものを扱うことでスケール感を出して、時間が限られる中で目的を決行するまでを緊張感を持って描いています。危機が迫る中でのカーク・ダグラスの活躍ぶりには目が離せず、正統派のサスペンス映画として楽しめるものになっていました。

 

 

6 大西部への道

西部開拓時代の大規模な大移動、しかしその道中は一筋縄ではいきません。内部でのもめ事もいっぱい、嫉妬、対立、恋愛沙汰、妊娠、原住民との確執…そして最後には主人公が突然の死と、波乱万丈の展開。主人公の上院議員をカーク・ダグラスが演じています。

 

 

7 タフガイ

バート・ランカスター、カーク・ダグラスの名優二人が、時代の変化に戸惑う老人の泥棒をコミカルに演じていて、老人賛歌的なクライム・ムービーになっています。これといって劇的な展開があるわけでなく、最後もなんとなくすっきりしない残念な結末ではありますが、老体にむちうって頑張っている主人公に、犯罪者ではあってもエールを送りたくなるような映画になっていました。

 

 

8 ガン・ファイター

かつての恋人との再会、若い娘との恋、実の娘であるという告白。西部劇に欠かせない決闘シーンに至るまでが、西部劇としてはメロドラマティックな展開です。娘を傷つけないように自ら身を引く方法として選んだのが空砲による決闘。この時代の男の美学を観る想いでした。

 

 

9 チャンピオン

ボクシング映画に外れなし。主人公のボクサーをカーク・ダグラスが大熱演。ボクシング特有の迫力とハングリーさを見事に表情でも体現し、リアリティをもって映像化しています。単純なサクセスストーリーとせずに哀愁の漂う結末でしめくくるのもまたこの作品らしさかも。

 

 

10 海底二万哩

次から次へとやってくる困難、逆境。当時としては工夫を凝らした特撮で、娯楽映画として   楽しめるものを作り込んでいます。人食い人種や巨大イカなど、今観ると笑えてしまうような映像も、息つくしまもないワクワク感を呼び起こす要素になっていたのでしょう。楽しい作品ではあります。カーク・ダグラスは銛打ちの名手役。