●結婚式を描いた映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

結婚式を描いた映画 ベスト10

 

結婚式の新郎新婦やその家族、列席者、スタッフの悲喜こもごも。

 

1 ベストフレンズ・ウェディング

思わず応援したくなるキャメロン・ディアズの純真さ、ジュリア・ロバーツの素直になれないところ、この対比も面白いラブ・コメディです。キャメロン・ディアスが下手な歌を一生懸命歌うシーンにすっかりノックアウト。一方嫌な女役のジュリア・ロバーツですが、それでも嫌味に思わせないところがまたこの作品の優れているところでしょう。

ベストフレンズウェディング 

 

2 ウェディング・シンガー

結婚式を歌で盛り上げるウェディング・シンガーとウェイトレス、結婚式のスタッフ同士のキュートな恋愛を描いたラブ・コメディです。懐かしい音楽満載で、ストーリー自体はよくあるものなのですが、キスシーンがとにかく可愛らしく、観ている方も顔が赤くなりそう。いろいろあったドリュー・バリモアがこんなにかわいい作品のヒロインになってしまうのですから。

 

 

3 モンスーン・ウェディング

笑いあり涙ありのエンタテイメントに仕上がっていました。ちょっと重い展開もありながらも、陽気な踊りと歌、そして最後にはおさまるところにおさまる展開でほっとして観終わることができるのは良かったです。主人公が不倫相手に未練を残しながら、たった1日で婚約者にひかれていく様子はやや説得力にかける気がしないではないですが、おそらく車で去っていくところで、かつての恋人に対する気持ちは終わっていたのでしょうね。そして父親が最後に下した決断には、重いものを感じました。

 

 

4 最高の花嫁

娘達を次々に外国出の男たちに嫁がせる父親の悲哀がユーモアを持って描かれた好感の持てる作品になっています。アラブ人、ユダヤ人、中国人とそれぞれの夫たちも、互いの文化や習慣をけなしけなされで、とうとう父親を怒らせてしまうのですが、時間をかけるうちに、それぞれの間柄も近づいて仲良くなっていく様子がまた微笑ましいです。4所の結婚については、両家の父親同士が「結婚に反対している」ということから意気投合し、さらには留置場に一緒に一晩いれられ話をしているうちに、すっかり意気投合というわけで、ラストの結婚式は実にハッピームード100%の中で、和気あいあいと執り行われてエンディング。人種や文化、国籍が違っても、腹を割ってかつお互いに尊重しあって接していれば、分かり合えるものだと、そんなメッセージを伝えながらの楽しいホームコメディでした。

 

 

5 男はつらいよ

偉大なるシリーズの第一作ということですが、ここですでに寅さんのキャラクターが確立されています。お調子者で荒っぽく空気が読めないけれども嘘をつけず、人情に弱いという、とにかく感情豊かな寅さんの魅力が作品中に溢れていて、バカだと思いつつも愛してしまうのです。そしてそんな兄でも優しく思い続けるさくら。今はない人情味あふれる人と人との繋がりが感じられて、今観ると時代をも感じさせる作品になっていました。さくらと博の結婚式のシーンがハイライト。

 

 

6 悪い奴ほどよく眠る

結婚式のシーンから始まる社会派サスペンスです。汚職という社会的な問題への批判と言うメッセージをこめながらも、スリルとサスペンスに富んだ娯楽作に仕上げているところはさすが。とにかく常に展開から目を離すことができず、緊張感を絶やしません。他作にあるようなヒューマニズムは若干控えめになっている部分はあるのですが、そのことで映画の質を下げることもなく、黒澤映画常連の俳優陣を中心にした落ち着いた演技もあって、重厚な雰囲気を損なわないものとなっていました。

 

 

7 黒猫・白猫

ユーゴスラビアの田舎町の人々の結婚式をめぐるちょっとした騒ぎを描くコメディです。結婚式の騒動からはドタバタ騒動にキュートな2組のカップルがからんで、楽しい展開になっていました。個性的な俳優たちと音楽がマッチして微笑ましいです。

 

 

8 レイチェルの結婚

家族というものの危うさと、同時に存在する頑強さというものは伝わってきましたし、この家族の中に生じているピリピリした空気感というものには、観ている方にも緊張感が伝わってくるようで、演出的にも観るべきものはあったと思います。ただその家族の問題も、あくまでもこの家族特有のものであって、それに共感できるかというと、人それぞれの環境や経験によって差が生じてくるでしょうし、なによりも展開そのものは単調。メリハリがなく同じトーンで最初から最後まで続いてしまうので、ちょっと入りこみづらかったですね。演技・演出の面で評価に値する要素が結構あるのですが、それを生かしきれない脚本の弱さが少々残念でした。

 

 

9 人生スイッチ

救いようのない残酷な結末もあれば、意外なハッピーエンドありと、どれもブラックユーモアのきついエピソードになっているオムニバス映画です。ちょっとしたボタンのかけ違いや、調子に乗った行動が元で身を滅ぼしていく人間に待っているのは天罰なのか救いなのか。4コマ漫画を観ているような起承転結をそれぞれ楽しむことが出来ました。個人的にはレッカー車のエピソードが好きです。6つの話の最後が結婚式を描いた一編となっています。

 

 

10 愛さえあれば

息子・娘同士の結婚式にやってきた親同士が恋に落ち…という、一言でいえば「大人の恋愛」映画です。こういう結果になれば、その結婚式にも意味があったということ。その点ではまさに運命的な恋ということができるかもしれません。登場人物のキャラクターがみんなはっきりしていて、特に敵・味方に分けたときの敵側-ヒロインの夫、愛人、ブロスナンの義妹-に当たる役どころがみんな強烈。誰が観ても嫌なやつに仕立て上げられていましたので、その意味では主役のカップルに共感させやすい構図になっていたのではないでしょうか。そのあたりは巧みだったと思います。

 

 

11 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

12 釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様

13 ウェディング・ベルを鳴らせ! 

14 お日柄もよくご愁傷さま

15 おとうと

16 ウェディング

17 キャラメル

18 セラヴィ!

19 フォー・ウェディング

20 ハッピーウェディング