●ロバート・デ・ニーロ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ロバート・デ・ニーロ 出演映画 ベスト10

 

さて、いよいよ大御所を取り上げることにしました。

とにかく名作秀作のオンパレード。

しかしながら当ランキングはあくまでも「好き」を基準にしているので、

ベスト10はややひねくれた感じになってしまいました。ご勘弁を。

一般的には1213192930あたりの人気が高いのかな…

 

1 世界にひとつのブレイブック

ストーリー自体はそれほど目新しいものではなく、よくあるラブコメディ的なものではあるのですが、この作品が魅力的に映るのは、なんといってもジェニファー・ローレンスにつきるでしょう。彼女の豊かな表情を観ているだけで、スクリーンに引き込まれていくようでしたし、セリフの言い回しひとつひとつがチャーミング。けっして品のある役柄ではないにも関わらず、可愛らしくて嫌味もなく、特に最後に自分の気持ちが隠せなくなってしまうシーンなどはキュンキュンです。ラブコメの場合、ヒロインが嫌悪感を持たれてしまうとアウトですから、そのあたり絶妙なところでバランスとった演技だったと思います。デ・ニーロをはじめとした脇役陣もなかなか贅沢なメンバーで賑やか。

 

 

2 バックドラフト

アクションとサスペンスとドラマが程よく配合された娯楽作品として見応えのある映画でした。アクションシーンではまるで意志を持っているかのように人間に襲い掛かる火と消防士の対決が、サスペンスでは放火犯の真相を暴こうとするデ・ニーロの活躍と爽快なラストシーンが、そしてドラマでは男兄弟が対立しながらも最後に同じ消防士として通じ合う様子が、それぞれに山場があり、お腹いっぱいになります。豪華なキャスティングもまた見所。個人的に好きなウィリアム・ボールドウィン、本作では新米消防士を好演しています。

 

 

3 マイ・インターン

『プラダを着た悪魔』とは逆に、自分が新人を迎える上司側になったアン・ハサウェイ。かなり年上の部下のロバート・デ・ニーロとの人情味のある掛け合いは観ていてほっとするような気持ちになります。家庭のこと、仕事のことで悩みの多い彼女を、細かいところに気づく思いやりに、こころが癒されていく様子は、温かい気持ちにさせてくれます。期待としては、もっと経営的な分野にまで突っ込み、CEOの代わりがデ・ニーロになるぐらいまでのところにまであったので、デ・ニーロの仕事への関わり方には物足りない部分もあるのですが、その分同僚や上司の家族にまで優しく接する姿には、観ている方も優しさをもらえるようでした。

マイインターン 

 

4 スターダスト

子供から大人まで観て楽しめる見ごたえ充分のアドベンチャー・ファンタジー映画は壮大なるおとぎ話です。それぞれが色んな思惑を持ちながら、クレア・デインズ演じる娘を追いつ追われつの展開は、スピード感もあり、緩むことなく最後まで惹きつけてきれました。とにかく、この物語には様々な要素が詰め込まれています。未知の世界への冒険に始まるロマン、地位をめぐる兄弟間の駆け引きによるスリル、魔法を駆使したファンタジー、緊張感ある追走劇のサスペンス、お茶目な海賊のキャプテンのコミカルさ、主人公とヒロインとのロマンス、決闘場面でのアクション、そして親子の絆と、映画を盛り上げるに必要なあらゆるものが、全編に散りばめられているので、面白くないはずがありません。ロバート・デ・ニーロやミシェル・ファイファーのベテランが楽しんで役を演じているのも伝わり、どこか微笑ましい感じさえしました。

 

 

5 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 

3つの時代を交錯しながら、デ・ニーロ演じるギャングの主人公が、様々な友情・愛情を絡めた人生を叙情的に綴った壮大な長編ドラマは、いかにもデ・ニーロらしい作品です。幼少期、青年期、老年期と、彼と取り巻く人間との数奇で濃密な人間関係の中が描かれ、長さも苦になりません。単調にならないよう構成も工夫していますが、これには好き嫌いはあるかもしれません。その時代時代で変わっていく友情・愛情が行き着く先、最後はかなり切なくも悲しい結末を迎え、なんともいえない余韻を残します。いずれにせよ、3時間を越える長さなので、じっくり腰をすえて観るべき作品。そうすると、古きニューヨークの香りと、その中で生きた男たちのドラマに、何かしら伝わってくるものがあることでしょう。デ・ニーロのふけ顔も見所です。

 

 

6 ニューヨーク・ニューヨーク

良き時代のニューヨークの雰囲気とライザ・ミネリのゴージャスなステージシーンがドラマティックな二人の関係の成り行きに華を添えています。そして何よりもデ・ニ-ロがまだ若くてかっこいい!スコセッシとしては成功作とは言えないのかもしれませんが、きらびやかな世界とその裏ののし上がろうとする世界の対比がどこか物悲しくもあり、ムードのある映像に仕上がっていたと思います。

ニューヨークニューヨーク 

 

7 ブロンクス物語 愛につつまれた街 

ある若者と父親、ギャングのボス、悪友、黒人社会、恋人と取り巻く人達や社会との関わりが、ノスタルジーと人情味豊かに描かれている佳作です。命を救ったボスの葬式、父親との和解など、ギャングの世界を描きながらも、ほっとする場面も多いのです。監督・主演がデ・ニーロ。

 

 

8 ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

多重人格を要因とするサイコ・スリラーでよく使われる手なのですが、ダコタ・ファニングの演技が抜群なため、ギリギリまで気がつかなかったです。だんだんやつれながら「チャーリー」と繰り返すダコタ・ファニングが気味悪く思えてきたところでの種明かし、怪しい人物をあまり配しないながら、真相から意識を遠ざける演出はまずまず楽しめ、サイコ・スリラーとしてなかなか楽しめるものになっていました。ただデ・ニーロとダコタ・ファニングが親子だという設定はやや無理があるようには思うのですが。

ハイドアンドシーク暗闇のかくれんぼ 

 

9 アンタッチャブル

アル・カポネを逮捕するという使命感と、ギャングとの駆け引きが見所。特に最後の陪審員の入替え提言のシーンは痛快ですし、なんといっても乳母車の階段落ちからの一連のシーンは圧巻。デ・ニーロのほか、ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシアと豪華キャストも見どころ。

 

 

10 リミットレス

これだけいろんな映画がつくられてくると、なかなか新しいアイディアというものは出てきにくいと思いますが、そんな中でまた斬新な設定を考え出したという点では評価していいのではないでしょうか。そのアイディアを存分に生かしたといえるまでの内容ではなかったですが、それでもサスペンス映画としては、「そこそこ」楽しめるものにはなっていました。服薬したあとの変化ぶりを映像的に認知させる部分で、いろいろ苦労していたようで、出だしはそのあたりをなんとか工夫して見せていましたが、そのうちいい加減になってしまったのは残念なところ。薬に頼っている状態と絶っている状態、どちらの状態にあるのか、時々分かりにくくなってしまったのはストレスの一因になりました。ま、でも、所詮架空の薬でしょうから、あまり細かいことをつついても仕方ないですね。大物投資家役でデ・ニーロは出演。

 

11 ミート・ザ・ペアレンツ2

12 ゴッドファーザーPART

13 ディア・ハンター

14 グッドフェローズ

15 真実の瞬間<とき>

16 ヒート

17 ミーン・ストリート

18 ケープ・フィアー

19 ミッドナイト・ラン

20 恋におちて

 

21 コップランド

22 リベンジ・マッチ

23 ラスト・ベガス

24 アメリカン・ハッスル

25 ザ・ダイバー

26 レナードの朝

27 カジノ

28 アダム 神の使い、悪魔の子

29 タクシードライバー

30 レイジング・ブル