●クリス・エヴァンス 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クリス・エヴァンス 出演映画 ベスト10

 

アメコミ映画の常連俳優という印象です。

SF映画にもよく出ていますね。

 

1 Gifted ギフテッド

クリス・エヴァンス主演作ですが、彼としては珍しいシリアスなドラマです。とにかく子役のマッケナ・グレイスの演技が素晴らしく、数学に特殊な才能を持ちながらも、普段は育ててくれるおじになつき、無邪気に踊ったりする姿は意地らしいの一言です。英才教育を施したい祖母に対し、普通に子供らしい生活を望む息子である主人公。かつて主人公の姉に英才教育を施し、数学の才能を大いに伸ばしながらも、自殺で失っていた二人。懲りない母親に対し、金はなくても友達のいる環境で育てたいと願う息子の対立は、裁判所で争うこととなり、親子の争いとしてはかなり辛いもの。その中で自分の育て方に自信を無くし、取引に応じて里親に預けてしまうのも仕方ない話かもしれません。それでも結局姪っ子が大好きなのはおじさんであるわけで、里親に預けて別れるシーンは、本当に涙を誘う場面でした。そしてそれを演じたマッケナちゃんの演技が実に圧巻。けっして派手ではない作品ですが、心に染み入るように響いてくるのは、彼女の演技によるところも大きかったのではないでしょうか。良い作品でした。

 

 

2 セルラー

最初から最後まで息もつかせぬ展開にひきつけられ、地味なキャストを吹き飛ばす快作。機能も進化した携帯電話ならではですが、上手に形態の特性を使ってスリルを盛り上げています。次第に明らかになっていく事件の裏、だが登場人物たちはーそれを知っている者ばかりではなく、そのあたりのドキドキ感というものがうまく使われていました。確かに強引でやや無理があるかなという点はあるのですが、いろいろ伏線も張られていて、凝った展開に、あっという間の上映時間でありました。キム・ベイシンガー演じるヒロインを結果的に助けることになるのがクリス・エヴァンス。

 

 

3 スノーピアサー

クリス・エヴァンス主演。前半から中盤までは状況説明と鬱屈感、そしてまっすぐにしか進まない単調な列車内の動きの中で、やや停滞感に飽きはじめていたのですが、後半以降はスピード感が増し、車両ごとの変化も大きくなっていき次第に引き込まれていきます。そして先頭車両にたどり着いたあとで明かされる様々な事実に愕然、唖然。よくよく考えていくと実に深いテーマが込められていて、今の地球という限られた物体の中にいる我々を、列車に置き換えて問題を提起しているようにも思いました。かなりの荒っぽさも含めて、ポン・ジュノの奇才ぶりが堂々と発揮された作品といえるのでは?

 

 

4 フェイク シティ ある男のルール

キアヌ・リーヴス主演のバイオレンス・アクションですが、なかなかおもしろい。ややダークでバイオレンスな世界ではありますが、何が正義で何が悪か、その境が分からなくなるようなごちゃごちゃでどろどろの警察の裏側。めまぐるしく変わる後半の展開は目が離せず、結末がどうなるのか、まったく予想がつかなかったです。クリス・エヴァンスはキアヌ・リーヴス演じる刑事の相棒役。

 

 

5 サンシャイン2057

宇宙船の中という限られた空間の中でそれなりに展開が盛り上がるような材料は用意されています。機体の故障に始まり、火災、酸素不足、遭難船の発見、その遭難船の不可解な状況、そして一人一人と死んでいくサバイバル合戦(?)、そして思いもよらぬ者の登場…。ただ、材料は確かに揃ってはいるのですが、どうも観ていて期待しているものとは微妙にずれながら進んでいくのです。ただ、SF映画好きにとっては、やはりこういった宇宙船を舞台にしたサバイバル映画を観るのは楽しいことで、この作品でも欠点はあるにせよ、最低限の欲求は満たしてくれたかなと葉思いました。クリス・エヴァンスはクルーのエンジニア役。

 

 

6 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー 

前作は退屈で仕方なかったのですが、今回はなかなか面白く観られるものに改善してきました。社会の暗部にスポットを当てながら、一方で派手なアクションは健在。ダークかつダイナミックな映像の世界で、ボリューム感の感じられる作品になっていました。キャプテン・アメリカがクリス・エヴァンス。

 

 

7  THE ICEMAN 氷の処刑人

実際にいた殺し屋の話と言うから怖いもの。確かに殺し屋にとって家族は唯一の癒しではあるでしょうが、泣き所にもかりかねないわけで、その葛藤がところどころに現れていて興味深かったです。クリス・エヴァンスはアイスクリーム屋さんのふりをした殺し屋役。

 

 

8 私がクマにキレた理由(わけ)

ひょんなことから子守として働くことになった一人の若い女性の成長日記といったところでしょうか。芸達者の俳優が揃っているため、それなりにまとまったものにはなっています。ただこの邦題、なんかしっくり来ないように感じます。原題そのままに「ナニーの日記」とか「アニーの子守日記」とかのほうがまだわかりやすい気はします。ちょっと凝りすぎではない?どうせ凝るのだったら「若い子守が見た!富裕家族崩壊の一部始終」とかなんとか、2時間サスペンスドラマチックにいかがでしょうか。主人公の新しい恋の相手となる学生役でクリス・エヴァンスは出演。

 

 

9 スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団

ゲーム的な映像に凝った作品。アクションのたびに出る漫画のような文字がアクセントになっています。あとはもう漫画の世界ですね。ストーリー展開に深みがないのが残念。クリス・エヴァンスは主人公のゲイの友人の元カレ役。

 

 

10 シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

つくづくこの手の作品が苦手なんだと感じました。間違いなく豪華な面々が揃い、スパイダーマンまで出ているのですが、ワクワクしません。キャラクターたちがA組とB組に分かれての対決はアメコミ好きにはたまらないのでしょうが…。