●チョウ・ユンファ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

チョウ・ユンファ 出演映画 ベスト10

 

ハリウッド映画にもちょくちょく出演する国際的俳優です。

 

1 グリーン・デスティニー

中国の時代劇ですが、なんといってもワイヤーアクションの見応えがあってなかなかよいです。当時新人のチャン・ツィイーも初々しい魅力を発揮。敵・味方のはっきりしない構図が、かえってワクワク感を増加させてくれます。チョン・ユンファ主演。

 

 

2 王妃の紋章

基本的にこれは格調高い芸作品でも何でもなく、役割としては何でもありのエンタテイメント作品なのです。そう考えれば、結構面白い作品だと思うのです。出だしから、絢爛豪華な宮廷の様子に目を奪われます。美術を含む映像面では、最後までこのスケール感と美しさに圧倒されました。あまりに「くどい」と感じるような色使いも、この作品の内容にぴったりだったように思います。そしてその豪華な宮廷を背景に繰り広げられる王家の人間模様。これが格調高き上品な話かと思いきや、実にえげつなく、俗物的な物語なのです。様々な陰謀や思惑が入り乱れ、ドロドロのグチョグチョの人間関係。冷え切った夫婦仲、殺人、不倫、密会、嫉妬、地位欲、秘密の過去、そして…。チョウ・ユンファは当然国王の役。

 

 

3 男たちの挽歌Ⅱ

シリーズ化された続編ですが、これがまた男の友情を熱く描いたマフィア映画になっています。当然バイオレンスシーンも多いのですが、なんといってもこのシリーズの見せ場は二丁拳銃でしょう。まだ若いチヨウ・ユンファがとにかくかっこいい。

 

 

4 アゲイン 明日への誓い 

それにしてもチョウ・ユンファは劇団ひとりにそっくり、だなんてつくづく感じてしまった作品です。若き日を描くことで、どこかノスタルジックなムードのある叙情的な作品になっていますが、やはり中心は激しいドンパチ。こんな作品がチョウ・ユンファにはやはりぴったりとはまります。

 

 

5 アンナと王様

リメイク作品ですが、チョウ・ユンファとジョディ・フォスター二人のもつ品性が、作品全体に影響を与え、粗野なイメージのユル・ブリンナー版とは違った味わいになっています。文化の違いに不条理も観じながらも、王としての威厳と尊厳を失わない王をチョウ・ユンファが好演。タイの子役がけなげ。

アンナと王様 

 

6 男たちの挽歌

今となっては伝説化(?)しているこの作品。その後多数見られる香港ハードボイルド映画の原型といわれるだけあって、男たちの熱いドラマが繰り広げられる熱のこもった作品となっています。主演のチョウ・ユンファは贋札組織の幹部役。その弟役のレスリー・チャンが初々しい姿を見せてくれています。ストーリー自体はよくあるマフィアの復讐物語に友情と兄弟愛をからめたものとなっていますが、やはり男同士の熱いドラマが見どころ。

 

 

7 シャンハイ

チョン・ユンファ、コン・リー、ケン・ワタナベ、リンコ・キクチ、フランカ・ポテンテ…日本人の役は日本人、中国人の役は中国人、ドイツ人の役はドイツ人と、メインキャストについてはその国の俳優に演じてもらうという姿勢は評価できますが、選んだ俳優が「いかにも」という俳優ばかり。過去にハリウッド映画にも出演し米国でも知名度のある俳優ばかり。いや、それはそれで華やかですし、キャストの名前だけで惹きつけられますし、けっして悪いことではないでしょう。

 

 

8 誰かがあなたを愛してる

まだ若さの残るチョウ・ユンファがシャイでちょっとお調子者の可愛らしい役どころ。相手役のヒロインが大人っぽい雰囲気なので、その対照の妙がこのラブコメのポイントといえるでしょう。次第に思いが深まっていく二人ですが、素直に気持ちを言えないうちにすれ違い、遠回りの末に再会したラストシーンが印象的。

 

 

9 NYPD15分署

ありがちな異文化刑事コンビものといったところでが、警察の暗黒部も描きながら、社会派的なにおいも漂わせる作品となっています。チョン・ユンファの悪徳と良心の狭間でゆれる様子がなかなかかっこよかったです。

 

 

10 バレットモンク

チョウ・ユンファの見せ場は最初の修行を終えるつり橋でのシーン。あとはどことなく情けなかったり、中途半端だったり、よくもこんなものを引き受けたと思ってしまったぐらいのショボイ内容。ヒロインも水っぽい雰囲気がなんともB級的。