●リチャード・ギア 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

リチャード・ギア 出演映画 ベスト10

 

いつの間にか70歳が目前。

その年代相応の色気を常に身に着けてきた稀代の色男(?)をとりあげます

 

1 シカゴ

素晴らしいミュージカルの世界に惹きこまれてしまいスクリーンに釘付け。セリフと歌の繋ぎが上手に処理されているので、全く違和感のない歌のシーンへの移行がなされているのが何よりの強み。それぞれのシーンがそれぞれに異なったムードで演出されていてまったく飽きが来ません。普通の俳優が歌もダンスも頑張ってこなしているところに好感が持て、中でもゼタ=ジョーンズの迫力あるボーカルと踊りはさすがオスカーをとったということだけあって、目を見張るものがあります。2時間以内に長さも抑えられていて、エンドロールが終わってもすぐに立つ気がしない余韻を味わせてくれました。リチャード・ギアもけっしてうまくはないけれど、歌に頑張っていましたね。

 シカゴ

 

2 Shall we Dance?

オリジナルはいうまでもなく周防正行監督の大ヒット映画。アメリカナイズされてはいるものの、元が素晴らしいので、リメイクされた本作も、十分に楽しむことができました。役所広司の役をリチャード・ギアが演じ、社交ダンスを披露します。

Shall we Dance? 

 

3 ジャック・サマースビー

戦争から戻ってきた男(リチャード・ギア)は夫ではないのか?サスペンス調のミステリアスな展開は最後までひっぱってくれます。ただ、正体を明かすことよりも死を選ぶ主人公の心理の理解が難しい面はありました。ジョディ・フォスターは魅力を発揮。

 ジャックサマースビー

 

4 ハンティング・パーティ

サスペンスとしては先の読めないスリリングな展開、接触する人々は敵か味方かも分からず、どんな結末を迎えるのか、終始ドキドキしどおし。その中に現在の国連を中心とする国際社会への痛烈な皮肉が込められ、エンタテイメント性と社会性がうまく配合された、見応えある映画になっていたように思います。舞台はサラエボ。リチャード・ギア演じる落ちぶれたジャーナリストが起死回生を狙って、あるいはかつて愛した女性の復讐のため、そしてジャーナリストとしての使命感から、ある特ダネを狙って行動開始するところから動いていくわけなのですが、楽しんで観られた一方で、今の国際社会のことについて、少し考えてみたくなるような気持ちにもさせてくれる、ほどよい社会派サスペンスでした。

ハンティング・パーティ 

 

5 真実の行方

エドワード・ノートンが二重人格を装う知能犯という役どころでその才能を世に知らしめたという点でも重要な意味を持つ作品となりましたが、リチャード・ギア演じる弁護士と同じように観ている側もすっかり騙され、最後に明らかになる真実にはどうしようもない後味の悪さだけが植えつけられた思いです。

 真実の行方

 

6 ミスターグッドバーを探して

センセーショナルという言葉がピッタリ当てはまるような衝撃の強い作品に、ダイアン・キートンが体当たりの演技。次第に男に対し性的欲求のはけぐちとしてだけの役割を求め出す主人公が、最後にショッキングな結末を迎えます。これが70年代に作られているということに、非常に興味を覚えました。真面目に愛を求めてくる男には正面から向き合うことが出来ず、行きずりの男と次々と関係を持っていくのですが、必ずどこかでしっぺ返しを受ける。それでも懲りずに別の男を探す女としての悲しいサガ。そこには、そこはかとない切なさをも感じ取ることが出来ました。リチャード・ギアが主人公とバーで出会うイケメン役で登場。

 ミスターグッドバーを探して

 

7 キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

会社の危機、逮捕の危機、他人を傷つけてしまう危機、さまざまな危機に一編に直面した男のあせりが伝わってくるスリリングな展開は見応えがありました。保身のためにあらゆる手段を使って、ギリギリのところで逃れきったかにおもったとき、一番身近な妻から突き付けられた選択。家族でもやはり他人。価値観も違えうわけで、最後の一刺しが強烈に効いた印象でした。リチャード・ギアのあせる姿がなかなか面白かったです。

 

 

8 ジャッカル

ブルース・ウイルスとリチャード・ギアの対決に、どんどん引きこまれて行きます。完璧で非常な殺し屋という緊迫感が、最後にはどうなるかという興味とあいまって、スリル感もいっぱいでした。あまり評価されない作品ですが、私は嫌いではありません。

 

 

9 天国の日々

大自然を背景にしたどろどろとした恋愛ドラマなのですが、物語よりも何よりも、農場の移ろいを映し出した映像が素晴らしいこと! イナゴの来襲とそのあとの火災のシーンなどは圧巻。リチャード・ギアはその農場に流れ着いた兄妹の兄を演じています。

 天国の日々

 

10 愛と青春の旅立ち

前半の単調な展開から一転、後半は衝撃的な悲劇と、そして最後の爽やかなシーンと、それぞれのシーンが印象に残る青春恋愛映画。まだ若いリチャード・ギアの友情や恋愛を通して成長して行く男っぷりがなかなかカッコイイ。仲間達との励まし合いの中で無事に卒業までにこぎつける士官候補生たちが実に清々しかったです。

愛と青春の旅立ち 

 

11 プリティ・ウーマン

12 愛という名の疑惑

13 ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男 

14 八月の狂詩曲〈ラプソディー〉

15 運命の女

16 アメリカン・ジゴロ

17 アイム・ノット・ゼア

18 マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

19 トゥルー・ナイト

20 北京のふたり