●ジェラルド・バトラー 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ジェラルド・バトラー 出演映画 ベスト10

 

安定した人気のジェラルド・バトラーを取り上げます。

 

1 Dearフランキー

子を思う母親の気持ち、そしてそんな母親を思う子供の気持ち、それらが痛いほどに染みてくる暖かい物語でした。いじらしいほどに嘘の父親(ジェラルド・バトラー)になつく男の子フランキーの姿がとても愛おしくなります。そして役目を終わって帰るのを見送る母親にも、新しい気持ちが芽生え、自然に唇を重ねるシーンには、ぐっときそうになります。この続きをぜひ知りたくなるような余韻が残るラストでした。

 

 

2 完全なる報復

この映画の巧みなところは、冒頭に狂気に満ちた連続殺人犯である加害者(ジェラルド・バトラー)が、凄惨な殺人事件と被害者であり、無慈悲で機械的な司法制度の犠牲者でもあるというところから始まっているということにあります。ですから、これだけ残虐な手段で復讐を続けていても、殺される側よりも殺す側に共感してしまうのです。最初に一気に観客の気持ちを掴んでおいて、そのまま怒涛の復讐劇に引き入れていく力強さはなかなかのものでした。

 

 

3 タイムライン

過去への時間旅行ものです。確かにえげつない殺し合いのシーンもあるのですが、中世の中に紛れてしまえば、歴史の一部に見えてしまうもの。フランシス・オコナーがこの役ではやや魅力不足という気はしましたが、色気を敢えて求めないでアクションシーンをメインに見せて行くという点では目的は果たせたのかも。バトラーは助教授役。

 

 

4 オペラ座の怪人

ジェラルド・バトラーの名前が一気に広がったのがこの作品。もちろんあまりに有名なミュージカルで、映画ならではという部分では弱いですが、それでも豪華で精細なセットとゴージャスな音楽は見応え・聴き応えは充分。一人を除き、ほぼ吹替なしで歌っているところはさすが。

オペラ座の怪人 

 

5 マーヴェリックス 波に魅せられた男たち

バトラー主演のサーフィン映画は、実話に基づいているとはいえ、多くのサーフィン映画が取ってきた定番形からはみ出ることなく、平凡な印象しか残らなかったのは残念。サーフィンに魅せられた若者、その指南役との交流、そして挑戦(大概の場合、大会での上位入賞狙いか大波の制覇)となるわけで、実話だけに極端な脚色が出来なかったのでしょう、どこかで観たありきたりの展開に終始してしまいました。

 

 

6  Queen Victoria 至上の恋

気高い女王の信頼を得た世話係との独特の関係が興味深い作品ですが、王室を描く分、どうしても突拍子もない脚色はできないのか、作品としてはまじめすぎる感じで、やはり女王の心は女王しかわからないということ。バトラー映画初出演は馬番の弟役。

 

7 ジェラルド・バトラー in THE GAMES OH LIVES

米国映画としては珍しくサッカーにスポットを当てている。サッカー後進国であった時代の寄せ集め的なワールドカップの代表チームが強豪イングランドに勝利した番狂わせまでの軌跡を描いています。ジェラルド・バトラー主演。

 

 

8 ロックンローラ

不動産投資で一儲けをたくらんだジェラルド・バトラーとその相棒。しかし計画が適当で失敗し借金をする羽目に。わりとオーソドックスなクライム・ムービーです。

 

 

9 男と女の不都合な真実

これはまさにセクハラ・ラブ・コメディ。もともとこのキャサリン・ハイグルという女優さん、どうもがさつなイメージで好きではないのですが、さらに作品自体がちょっと品のないものになっていますので、正直なところ、ちょっと引きながらの鑑賞でした。ジェラルド・バトラーだから許されるというような数々のセクハラチックな言動、映画として笑って見ている分には楽しいのですが、これを現実社会の中に置き換えてしまうと、ちょっと大変なのでは?などと余計な心配もしてしまいました。

 

 

10 トゥモロー・ネバー・ダイ

007シリーズも出ていたのですね。まだ有名になる前のことです。ピアース・ブロスナンが初登場した今作ですが、まだまだ本領発揮とまではいかない印象。バトラーは船員の役。