●マリオン・コティヤール 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

マリオン・コティヤール 出演映画 ベスト10

 

すっかり国際的な大女優になってしまったマリオン・コティヤール。

フランスだけにとどまらず、ジャンルも含めて幅広い作品で活躍しています。

リクエストもありましたので、今回とりあげてみました。

 

1 マリアンヌ

ブラピ&マリオン、ほぼ主演の二人のドラマに終始しているので、余計の二人の関係が濃厚に描かれています。戦前のカサブランカ、戦後のロンドンと背景もドラマティックで、任務で始まった二人の関係が任務を超越するような愛情深い関係にまで変化していく様子が、非情な二人の運命と共に綴られています。非情な任務がなかったらと思う反面、その任務がなければ二人は出逢わなかったわけで、その意味でもこの悲劇は運命としかいいようのないことだったのでしょう。

 

 

2 TAXi2

まさかこの頃は、今のような大女優になるとは思いませんでした。人気のシリーズでしたが、サミー・ナセリ演じる主人公の彼女役でマリオンはシリーズの途中まで出演。とにかくこの頃は可愛くて、かなり印象に残りました。作品も1作目以上にコメディ要素が高まり、笑えて楽しめるものになっていました。日本人がちょっとおちょくられているようなところもありましたが…。

 

 

3 銀幕のメモワール

ノスタルジックな雰囲気で回想として描かれる過酷な戦中のラブストーリーはドラマティックです。その中に若い二人を投げ入れることで、悲劇的な結末に向かってラブストーリーが進んでいきます。一方では、その当人であった老いた女性の回顧話を聞きながら、自分のルーツを確認し、両親に対し新たに思いを抱く若き映画監督の複雑な思いというものも描き出すことで、運命というものについても考えさせられました。若き日のヒロインをマリオン・コティヤールが演じています。

 

 

4 エディット・ピアフ ~愛の賛歌~

主演のマリオン・コティヤールの演技は素晴らしいです。実際にこれでアカデミー主演女優賞も獲得。今作はまさに一世一代ともいえそうな出色の出来ではないでしょうか。まるで雰囲気が違うだけでなく、ピアフのさまざまな年齢のシーンを演じておきながら、それを見事に演じ分けているのです。しかしながら、そんな彼女の熱演も、ピアフ自身の生き方に、正直なところ魅力を感じることができなかったのですが…

 エディットピアフ愛の賛歌

 

5 インセプション

ぐいぐいと引き込んでくる力はさすがのもので、終盤に行くに従って観ている側の集中度もどんどんと高められていきました。とにかくいろいろなアイディアを絞り出すものです。そしてなんといっても豪華極まりないキャスト陣。名前を並べるだけでも凄いのですが、その中でマリオン・コティヤールも、ディカプリオ演じる主人公の妻を演じ、作品に華を添えています。

 

 

6 エヴァの告白

難を逃れて新しい土地で新しい人生を始めるはずが、理不尽な扱いにより身を滅ぼしていく主人公(マリオン・コティヤール)。妹を助け出したいという純粋な思いと、それを実現させるためにとらざるを得なかった手段。時代背景もあり、観ていてとても複雑な思いにさせられます。その一方で、一見紳士、しかしその実は自分勝手で女たちを食い物にしている男、その内面に秘めた思い。その思いが明確に明かされるのは、最後になってからなのですが、その言葉を持って作品を振り返ると、腑に落ちるところもいくつか出てくるわけで、その意味では結構深い作品ではありました。

 

 

7 たかが世界の終わり

とにかく家の中での会話だけで全時間を繋ぎ、それも大部分は意味のないくだらない話や、不愉快な言い争い。それぞれが別の思いや打算を胸に抱きながらの状況では、会話も思う方向にはいきません。起承転結がはっきりしているわけでもなく、ストンと腑に落ちるラストが用意されているわけでなく、なんとなくもやもやしたままでこの作品は終わりを迎えるので、なんともいえない後味の悪ささえ感じるのです。この家族の会話をどう捉えるのか、観る者に多くを委ねられる作品と言ってもいいでしょう。長男の嫁役でマリオン・コティヤールは登場。

 

 

8  ロング・エンゲージメント

戦争・愛・ミステリー・友情・アドベンチャー‥などいろんな要素が積み込まれているファンタジー映画ですが、結局信じる力がすべてを可能にしたということなのですね。ちょっとした脇役でジョディ・フォスターまで登場してきてびっくり。一方マリオンは売春婦という役どころ。

 

 

9 プロヴァンスの贈りもの

のどかな風景を背景にした恋愛映画。この手の作品になにか相応しくないと感じてしまうラッセル・クロウが主人公で、ヒロインがマリオン・コティヤールです。ワインに絡めて進められるラブストーリーは平凡ではありますが…。

 

 

10 君と歩く世界

両脚を失った女性調教師が愛の力を持って再生していく映画かと思いきや、後半からはそんなことはすっかり片付いてしまって、シングルファーザーの冴えない状況に中心が移り、最後は親子がクローズアップされるという形に。話も時々とんでしまうので、大事なところが想像任せになったりして、どうも展開に安定感がないのが難。主演のコティヤールは体当たりの演技。

 

 

11 コンテイジョン

12 パブリック・エネミーズ

13 NINE

14 ミッドナイト・イン・パリ

15 サンドラの週末

16 TAXi

17 世界でいちばん不運で幸せな私

18 TAXi3

19 ビッグ・フィッシュ

20 エコール