●三人組映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

三人組映画 ベスト10

 

以前七人組映画の特集をしましたが、

今回は3人組の映画を集めました。

 

1 ももいろそらを

財布を拾った女子高生3人組が財布を届ける届けないでうだうだ。女子高生の日常の何の意味もない会話のやり取りがまたリアルで、今この時間に女子高生として過ごしている彼女たちの「生」が感じられ、話の展開としてもめぐりめぐって返ってくる運命的な連鎖におもわずニヤリ。モノクロの映像によって、どこかピーンと張りつめたような空気感が常に漂い、一味違う青春映画になっていました。

ももいろそらを 

 

2 きっと、うまくいく

ともに大学で過ごした3人組の青春友情コメディの体をとりつつも、ラブコメディでもあり、一方で親子愛、師弟愛も盛り込まれ、定番である歌と踊りもありと、サービス精神旺盛はまさにインド映画。伝統的なインド映画の良い部分を踏襲しつつも、今のインド的な要素もふんだんにとりいれた作品として、新鮮に観ることができました。

きっとうまくいく 

 

3 シャロウ・グレイブ

ルームメイト3人組の部屋にあった死体の存在から始まるシニカルなサスペンス・スリラー。二転三転する展開は目を離せないし、緊張感ある脚本が秀逸。主役の三人の関係も最初から最後まであやふやなままで、それがはっきりしないでもあるが、スリラーの展開に当たっては重要な要素となっています。一見仲良さそうなルームメイトが事件を機会に、その関係を壊していく過程がなんとも皮肉っぽい。

ショロウグレイブ 

 

4 クロニクル

3人組の高校生が超能力を手に入れたからさあ大変。ちょっとした悪戯がどんどんエスカレートし、事態はどんどん派手で大掛かりになっていきます。展開自体は単純なのですが、時間と見せ方の妙で最初から最後まで退屈することもなく一気に観ることができました。

 クロニクル

 

5 チャーリーズ・エンジェル

3人の女エージェンシーの活躍を描いたコメディタッチのガールズ・アクション・ムービー。キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが七変化のコスプレ仮装大会という趣ではありますが、とにかく彼女たちが楽しそうにやっているのがよく、楽しい気分に。尻ふりダンス最高!

チャーリーズエンジェル 

 

6 隠し砦の三悪人

黒澤明氏に敬意を表して1958年版を選択しますが、2008年のリメイク版も、現代的に味付けで、それはそれで楽しめます。戦国の乱世を舞台に、お宝を巡っての騒動は、娯楽アクション時代劇としてツボを抑えたものになっています。

 

 

7 サボテン・ブラザーズ

くびになった俳優三人組の勘違いから始まる山賊退治騒動。前半の勘違いぶりから、後半の山賊との対決まで、てんぽよく繰り出されるギャグの連発に、思わず笑ってしまうシーンがしばしば。スティーヴ・マーティンらのお惚けぶりがとにかく可笑しいです。

 サボテンブラザーズ

 

8 超能力研究部の3

乃木坂46のメンバーの3人を主役に、どこまでがフィクションでどこからが本当のドキュメンタリーなのか。境目がまったく分からない実験的な作品。結構びっくりするシーンがあって、最初はドキュメンタリーかとも思ったりもしてしまいました。

 

 

9 俺たちは天使じゃない

脱獄犯3人組のキャラクターがどことなく微笑ましく、人が死んでもちっとも悪びれないところにも愛らしささえ感じてしまいました。悪巧みを考えていた3人が、親切さにほだされて働き始めますが、そうは簡単には物事はすすみません。気楽に楽しめる作品になっています。

俺たちは天使じゃない 

 

10 三銃士

三銃士ものはいくつかありますが、1993年のチャーリー・シーン版を選択。終わりが分かっているので、安心して観られますね。もっとも実際には3+1人の活躍を描いているわけですが。

三銃士