田口トモロヲ 出演映画 ベスト10
日本映画には欠かせないバイプレイヤー。
気づけばあの作品にもこの作品にも出ているという感じですね。
1 きみの友だち
固い絆で結ばれた唯一無二の存在としての友情もあれば、環境が変わればたちまち崩れてしまう友情、或いは形を変えながらも続いていく友情など、関係はさまざま。10代、特に思春期の多感な頃には、多くの人が友達関係で悩み苦しみ、或いは喜び助けられしてきた経験が多かれ少なかれあるでしょうが、そんな思春期の頃の気持ちを思い出させてくれるような、そんなエピソードで本作はまとめられているのです。田口氏は生徒の一人の父親役。
2 クライマーズ・ハイ
日航ジャンボ墜落事故を報道側の視点から描いた社会派ドラマの力作。ひとつ大事件が起これば、昼も夜も関係なく動き回り、常に時間との勝負で緊張感の中に身を置かなければならない、相当過酷な新聞屋稼業。意地とプライドとメンツがぶつかり合う凄まじさが如実に表され、その熱さに圧倒される思いでした。田口トモロヲは政治経済のデスク役。
3 あしたの私のつくり方
二人の少女がいろいろ悩み傷ついた上にその結論にたどり着くまでを描いています。その少女たちの繊細な心の移ろいを丁寧に表現し、好感の持てる作品になっています。大人っぽい成海璃子に対し、不器用で朴訥とした雰囲気に前田敦子が意外にはまっていました。田口トモロヲは成海璃子演じる少女の母親の恋人役。
4 AIKI
交通事故で車いす生活を余儀なくされた青年が、新たな目標を見つけ再起するまでを描いています。自分の運命を嘆き、模索し、やがて光を見出して行くまでの過程が丹念に綴った佳作。事故を起こした運転手役で田口トモロヲは出演。
5 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
多少怠けぐせはあっても優しい息子と、息子第一で自分の生活を捧げてきたオカン、その二人の関係が心に染み入ってくるような優しい映画です。まさにマザコン万歳！！という感じですね。田口トモロヲは郵便屋さんの役。
6 あぜ道のダンディ
冴えない二人の中年男(光石研&田口トモロヲ)の悲哀を、ユーモアをもって描いた作品。が意地でも貫くのは、地位とかお金とか仕事とかそういうものではなく、子供に余計な心配をさせないこと。そのためには子供の前で決して弱音を吐かず、お金の心配もさせず、好きな道を選ばせてあげる。その意味でダンディな生き方なのですね。
7 ゆれる
兄弟の感情の揺れを緊張感の中に見事に表現し、見応えある作品にはなっていました。兄弟愛、自己愛、嫉妬、体裁、いろんなものがうずまく心理合戦をスリリングに描いた力のある作品に仕上げられています。香川照之の演技が秀逸。田口氏は裁判官を演じます。
8 カミュなんて知らない
大学のキャンパスを舞台にした青春群像ドラマ、とだけでは言い切れない不思議な感覚の映画です。複雑に入り組んだ人間関係が繰り広げられながら至って刹那的。これが現代の若者像なのであるのでしょうか。社会人学生を田口トモロヲが演じています。
9 打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？
夏休みの一日を、どこかノスタルジックに描いた岩井俊二の映像はさすがといったところ。たわいのない一日ですが、転校が決まった少女の寂しさが、映画全体に流れ、雰囲気のある作品になっています。小学生とはお見えない色っぽい奥菜にはドキッとさせられます。田口トモロヲは少年の父親役。
10 春の雪
まだ大人になりきれない妻夫木演じる主人公の不器用な愛情表現を上手に表現している。失うことで初めて自分の思いの強さに気づき、歯止めが利かずにエスカレートしていく恋の中で、周りも見えずに暴走していく様子が、冷静な周囲と対照的であるほど、誰もが予想できる悲しい結末がより切なく映し出されていく悲恋映画。田口トモロヲは執事役。
11 だいじょうぶ3組 12 私たちが好きだったこと 13 探偵はBARにいる
14 余命1ヶ月の花嫁 15 KAMIKAZE TAXI 16 薔薇色のブー子
17 苦役列車 18 GANTZ 19 刑務所の中
20 さよなら歌舞伎町