●タイトルに“ブルース”がつく映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

タイトルに「ブルース」がつく映画 ベスト10

 

人名のブルースはなし(プルース・リーとか、ブルース・オールマイティとか)

 

 

1 サマータイムマシン・ブルース

タイムマシーンで行ったりきたりするわけだが、ほとんどが昨日・今日を行ったりきたり。それも壊れたクーラーのリモコンを壊れる前に戻したいということから、過去を変えないために辻褄を合わせることを目的に変化し、その間に謎だった出来事の数々。あちこちに張り巡らせた伏線がそれぞれに結ばれていきながらも、現在が変わらないように辻褄が合っていく様は、パズルを埋め合わせているような知的なゲームみたいで面白い。

 サマータイムマシンブールス

 

2 バーシティ・ブルース

ハイスクールのアメフト青春映画。選手と鬼コーチの対立という青春スポーツものの一つの王道を行きます。アメフトを知らなくても充分に理解することはできますよ。

バーシティブルース 

 

3 江南ブルース

韓国らしいヤクザ映画です。政治に絡み敵対する暴力団グループの抗争に、兄弟の絆のドラマを入れ込んだ熱いドラマとなっています。家族の絆を重んじる韓国社会を反映したような義理と人情が、最後に悲劇を産んでしまいます。血が繋がっていようがいなかろうが家族への強い思いの一方、金と権力のための冷酷なまでの策略の数々。その狭間で揺れる二人の兄弟の葛藤が伝わり、緊張感あるストーリーが繰り広げられました。

江南ブルース 

 

4 ポストマン・ブルース

とにかく走り続けるサブ監督らしい映画になっています。基本的には勘違いがすべての根源にあり、観ているものはそれを知っているのですが、登場人物はもちろん知らないというところがみそ。基本的にはナンセンスでブラックなコメディで、最後も結局救いがないというのがなんとも…

 ポストマンブルース

 

5 ヨコハマBJブルース

70年代から80年代前半の時代のハードボイルド映画の典型的なムードを持った作品。裏稼業に励むくたびれたけれど異様に強い探偵の活躍ぶりは、まあ定番の展開といったところ。松田優作主演。

 ヨコハマBJブルース

 

6 モ‘ベター・ブルース 

 トランペットの音が映画の雰囲気を盛り上げる音楽映画。ストーリーよりもムードを重視した作品になっています。中盤までは進行も遅く退屈感さえ覚えますが、終盤は急にスピードアップ。ジャズを愛する男達への賛歌といったところ。

 モベターブルース

 

7 ブルースが聞こえる

軍隊の訓練所の青春。軍隊とはいっても実践とはかかわりのないところなので、ノスタルジックな作風となり、厳しい教官もどこか人間くさく、最後は数年後の近況といったパターン。

 ブルースが聞こえる

 

8 ブルース・ブラザーズ

一番有名な「ブルース」がタイトルに入った映画ですが、どうにも私はこの作品が好きになれません。音楽もカーアクションも豊富なのですが、ね。

 

9 リバイバル・ブルース

死へ近づいていく友人を見守る仲間たち。映画の中の仲間たちはその死を受け入れ、寝たきりのその友人の介護に手を貸し、最後の時間を優しく包み込む。あまりに淡々とした時間の流れに、この映画の中で描かれている死というものをどう受け止めていいのか、正直分からなかった。

リバイバルブルース 

 

10 カウガール・ブルース

ユマ・サーマンがやたら親指のでかい女性を演じた奇天烈な設定。それだけ。

カウガールブルース