ケイティ・ホームズ 出演映画 ベスト10
トム・クルーズの元ヨメさんですね。
この人が一番輝いていたのはデビュー直後。
この手のファニー・フェイスは若い頃は可愛くても、
年齢を重ねると童顔が邪魔をすることもしばしば。
離婚後も映画には出ていますが、あまり作品にも恵まれていないようで寂しいです。
1 鬼教師ミセス・ティングル
学園を舞台にしたブラック・コメディです。タイトルの鬼教師に評価してもらわないと進学へも影響する生徒たち。その攻防は形勢がくるくる変わり、どんな結末を迎えるのか、毒気たっぷりですが、なかなか面白い作品でした。ケイティは当然生徒の役。
2 ギフト
なかなかの豪華キャスト。サム・ライミによるオカルト・スリラー映画です。とはいっても最初はミステリー風な味わいで、予知能力と犯人捜しを絡めた展開にワクワクさせられましたが、その後は意外性のない展開にオカルト要素が強くなりすぎて尻すぼみ。ケイティ・ホームズは途中で死んでしまう悲惨な役どころですが、ポロリとお胸を御開帳だけが印象的。
3 フォーン・ブース
コリン・ファレル主演で電話ボックスを主たる舞台にしたワンシチュエーション・サスペンスです。上映時間も80分ほどと短く、あっという間に観終わえることができるのがいいです。ケイティ・ホームズは新進女優役ですが、ただいるだけの役という印象。
4 サンキュー・スモーキング
煙草の害を声高に叫ぶ世間に一人矢面に立ち続ける男を描く風刺映画です。たばこの害を告発するというよりは、そこにかかわる人々の利権や葛藤、プライドを描いた作品として、終わり方はスカッとしたものになっていました。物語の展開を変えるきっかけとなる出来事を誘発する新聞記者を演じたのがケイティ・ホームズ。
5 黄金のアデーレ 名画の帰還
実話に基づいているとはいえ作品自体は地味です。かつてナチスによって奪われた絵画を返還してもらえるかの争いの経過を描いたものです。その間に、ナチスからギリギリのところで逃亡した昔の回想が入り込むわけですが、回想のバランスはあまりよくなく、どこか尻切れトンボのような印象。ケイティは弁護士の妻役。
6 アイス・ストーム
二つの家族が複雑に関係しながら、表面上だけの家族になり、互いの気持ちには無関心。怒るも叱るも表面的という家族が、ラストの事件で再生へのきっかけを掴もうとしているのですが…。冷たい映像が家族がバラバラになっていく様子をやるせなく語っているのですが、やや中途半端な描写が残念。二家族のうちの一方の息子が憧れるクラスメート役でケイティ・ホームズは出てきます。
7 陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル
過去の事件を抱えながら生きてきた警察官の苦悩、告発者を探る中で芽生えた友達への疑い、そして腐りきった警察内部、夫婦間の気持ちの擦れ違い、そんな要素が交錯して、手堅い作品になっています。チャニング・テイタム演じる主人公の警官の妻がケイティ・ホームズ。
8 ワンダー・ボーイズ
新作が書けない小説家と嘘を並べる学生の悲喜劇を、ブラックな笑いで皮肉っぽく綴っています。マイケル・ダグラス演じるけだるそうな大学教授のダメダメっぷりが印象に残ります。そんな教授になぜか惹かれる学生をケイティ・ホームズが演じています。
9 バットマン ビギンズ
ややダークな感じのヒーロー映画で、影を秘めたヒーローをクリスチャン・ベールが演じていますが、資産家の息子、殺された父親、井戸への転落、刑務所時代と重いバックグラウンドがドラマ性を盛り立ててはいます。ただしアクションに関しては取り立てて目を見張るものはなく、全体としても人間性を前面に押し出したストーリーと演出になっていました。ケイティ・ホームズは地方検事補役。
10 ギヴァー 記憶を注ぐ者
かなりの豪華キャストにしては、ちょっとのことを引き延ばし引き延ばしで緩慢な映画になってしまったのが残念です。操作により消し去った人間の感情や記憶を取り戻そうと奔走する主人公、いってしまえばそんなところを、じりじりと牛歩の展開がされるため、テンポが悪すぎます。ケイティは母親役。