奥田瑛二 出演映画 ベスト10
ベテランながらいつまでも色気のある俳優さんです。
監督業も精力的にこなしていますし、愛娘(?)安藤サクラも絶好調。
1 64 ロクヨン 前編/後編
犯人、被害者の家族、捜査に当たった者…それぞれが抱えた１４年の重さが一気になだれとなってのしかかるような、そんな重みと、それぞれの立場がぶつかり合った感情的なやりとりも緊張感に溢れていました。奥田瑛二は刑事部長役。
2 ヨコハマ物語
じんわりと心に染み入る素敵な作品。それぞれに事情を抱えた者同士が、互いに励まし合ったり喜んだりする中で固まってきた絆のようなものが、なんとも心地よく感じられました。奥田さんは独り暮らしの初老の男。
3 ちゃんと伝える
奥田瑛二演じる主人公の父親はガンに蝕まれてしまうのですが、主人公である息子もガンが発覚するという状況に。それをどう家族や大事な人に伝えるのか、「伝える」ことがテーマのドラマでしたが、とにかく主人公の恋人役の伊藤歩が素敵でした。
4 この国の空
空襲警報はときどき響くこともありながら、結局焼かれることなく終戦を迎えた住宅地区。その中で「一番美しい時期」を迎えた女性が、妻子持ちながら唯一の若い男に惹かれていくのも無理のないことかもしれません。奥田瑛二は近所の画家の役。
5 海は見ていた
若い遊女と客の侍との純愛を描いた恋愛時代劇。遠野凪子と吉岡秀隆が初々しく不器用なカップルを演じていました。姐さん衆のまとめ役と腐れ縁のヒモを演じるのが奥田瑛二。熊井啓監督にとっては、やや照れが見え隠れしたような作品ではあります。
6 男たちの大和 YAMATO
時代に翻弄されて戦争の犠牲になった男たちやその家族、恋人の今でもひきずる悲劇は充分に伝わってきます。スケール感十分なだけに、ドラマの描きこみが今一つ物足りなかったのは残念。奥田瑛二は艦長を演じています。
7 汚れた心
終戦直後の地球の裏側で、同じ民族同士の争いは、対立する国同士で戦う戦争本体以上に悲惨さが極まり、虚無感しか残らない辛くやるせないもの。情報が入らないがゆえの狂信的な「大和魂」信者たちの暴走が余計に虚しくなります。狂信的ともいえる大佐を奥田瑛二氏が演じています。
8 るろうに剣心
ストーリー展開を含めた全体の構成はテンポも悪くなく、飽きることなく観ることはできました。広い対象に向けた映画として成立していたのではないでしょうか。山形有朋を奥田さんが演じています。
9 つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語
奔放で不安定な女を愛し続けた主人公、周りから見ればかっこ悪いけれど、彼なりの愛情の示し方と、そして最後に見せたちょっとした復讐に、少しだけ理解してあげたくなるような不思議な物語。登場する女性たちの一人と付き合いのある大学教授役の奥田瑛二
10 夜を賭けて
昭和30年代の在日朝鮮人の集落を舞台にした生活のにおいが感じられるリアルな作品。集まれば喧嘩ばかりという小集落の仲間たちは、多少大袈裟な演技という感じもしないではないですが、溢れるエネルギーを充分に感じることができました。奥田瑛二も脇で山本太郎氏を支えていました。
11 ロストクライム－閃光－
12 るにん
13 深い河
14 もう頬づえはつかない
15 スローなブギにしてくれ
16 でらしね
17 身も心も
18 きけ、わだつみの声
19 ベトナムの風に吹かれて
20 ブラック・キス