林遣都 出演映画 ベスト10
どちらかというと爽やかで優しい男の子という役柄が多かった林君ですが、
近年は荒っぽい役にも挑戦し、役柄の幅も広がってきているようです。
出演作品の平均点が高く、好きな作品がベスト10に多くランクインしました。
ボクシング、野球、駅伝、飛び込み、弓道…とスポーツものでの活躍が印象的。
1 ラブファイト
北乃きいとの幼なじみのカップルの爽やかで可愛らしい恋愛を描いた青春ムービーを1位にしました。なんといっても北乃きいのキリッとした表情が素晴らしい!またボクシングに取り組む林くんの健闘も光るし、大沢たかおがきちんとしめているので、ドラマとしてもしまってきます。いい映画でした。
2 バッテリー
のどかな田舎の町をバックに、野球大好き少年たちの素朴さがマッチして好感の持てる青春スポーツドラマなのですが、特に遊びといえば野球であった我々のような世代の男性には、どこか懐かしい感じさえしてきます。ゆったりとした時間が流れているように感じるのですが、上映時間中一度も退屈さを感じることもなく、一気に観られてしまいました。ピッチャーとしての才能あふれる中学生の主人公を林遣都が演じています。
3 僕だけがいない街
どんな展開になっていくのか目が離せず、ストーリーとしては面白く観ることが出来ました。時間がリバースしやり直すことで結果を変える…映画では時々見られる設定ではありますが、そこにミステリー的な要素も加わり、観ていて飽きるところがありませんでした。連続殺人の罪を着せられた若い男の役で林君は出演。
4 風が強く吹いている
「寄せ集めのチームが次第に力をつけ、最後には…」というパターンは、スポーツ映画ではあまりにもありふれた展開ではあるのですが、まったく奇を衒わず、スポーツ映画の王道を真っ直ぐに行く作品で、非常に好感の持てるものになっていました。駅伝というスポーツの魅力も伝わってきました。期待の1年生役で林遣都は出ています。
5 ちーちゃんは悠久の向こう
全体としては爽やかでかつ甘酸っぱい青春映画なのですが、そこには色んな仕掛けや秘密が隠されています。仲里依紗と林遣都演じる仲良しの高校生。それぞれオカルト研究会と弓道部に入るのですが、そこに起こる不思議な出来事。ネタを明かせないタイプの作品なので、あとは観てのお楽しみということで。
6 DIVE!!
森絵都の原作の瑞々しさを、飛び込みという映画化が難しそうな競技でどう表現するかと思って観ましたが、なかなかうまくまとめていたのではないか?というのが最初の感想でした。飛び込みというスポーツを軸にした競い合いと友情、そこに親子関係やちょっとした恋愛要素も落とさずに入れ込んで、青春映画らしくさわやかに仕上げています。その中でも、林君は主演として爽やかな印象を残してくれています。
7 引き出しの中のラブレター
ラジオのパーソナリティを中心に繰り広げられる群像ドラマです。登場人物が多くても、それぞれが整理されきちんと役割を担っていて、ほとんど無駄がなかったようにも思います。キャストも豪華で、若手から超ベテラン、色物までバラエティに富んでいて楽しかったです。林君は祖父を笑わせたいと願う高校生役で登場。
8 悪の教典
監督が三池さんということで、やり過ぎでしまうのではないかという危惧もあったのですが、意外にも適度に抑えた印象。もっとも伊藤英明を主演に持ってきた時点で、観客へのアピールはある程度成功しており、さらに林君ほか、二階堂ふみ、染谷将太といった若手の注目どころを、残虐不条理サイコスリラーに押し込め、インパクトとしても十分。
9 パレード
マンションでルームシェアをする5人それぞれが心に問題を抱えながらも、互いが互いを必要とし、離れられない存在になっている不思議な人間関係を描いています。きちんと就職して働いている者もいれば、学校にも仕事にもいかずだらだら過ごしている者もいて、社会における立場もまちまちなのですが、そんな彼らが共通で抱えているものを思うと、もしかしたら現代の多くの若者たちにも共通して言えることなのかもしれないと思ったりもして、見出すと結構深い作品です。林君はなんと男娼役。
10 ガール
色んな生き方をしている女性たち、その誰もがそれぞれに悩みや不安を抱えながらも頑張っているんだなということを改めて認識させられました。夢や希望はある、でも一方で目の前にある現実。何かをとると何かを失う…女性ならではの選択に揺れる女性心理が分かりやすく描かれていて、興味を持って観られました。林遣都君はイケメン新入社員役。