●菅田俊 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

菅田俊 出演映画 ベスト10



個性的なバイプレイヤーの菅田さん。

強面で、刑事や警官の役、或いはヤクザの役なんかが多い印象です。



1 ポチの告白

菅田俊氏にとってはまず滅多にない主演作が1位です。力感抜群、ボリュームたっぷり、ずしりずしりと響いてくる重さ十分の社会派ドラマとして、とにかく見応えのある作品。善人も無垢な新人も警察という組織の中ですべて色に染まっていく姿を描くことで、個人としての悪というよりも組織としての異常さを暴き出そうという作り手の意気・意欲をとにかく強く感じました。


ポチの告白


2 ロクヨン 前編/後編

犯人、被害者の家族、捜査に当たった者…それぞれが抱えた14年の重さが一気になだれとなってのしかかるような、そんな重みを感じさせられます。一方でメンツを守ろうとする警察組織、そんな警察に不信感を募らせる記者たち、間に入り振り回される広報、それぞれの立場がぶつかり合った感情的なやりとりも緊張感に溢れていました。警官の一人として菅田俊は出演。


ロクヨン


3 AIKI

交通事故で障害を背負い自暴自棄になった青年が合気柔術に出会い、その魅力に魅せられていく様子を描いた作品です。加藤晴彦演じる青年に合気柔術を教える石橋凌のオーラが異常に凄いのです。菅田俊は法月流拳法師範の役で登場。



4 ストロベリーナイト

竹内結子演じる主役のキャラクターがきちんと立っていて軸がしっかりしているので、安心して観られる作品です。映画で初めて観た者でも十分に理解できる内容でしたし、勢いで誤魔化さない本格的なサスペンス・ミステリーとしても楽しめました。ヤクザの一人として顔を出している菅田俊。



5 沈まぬ太陽

一言で「力作」という言葉が相応しい作品。企業の中の一員として生きるってどういうことだろうと、一サラリーマンとして考えることが次々にあふれ出てくる思いでした。上映時間、テーマ、ロケーション、キャスト、どれをとっても邦画では稀有なスケール感だったと思います。菅田俊は整備士長。



6 行きずりの街

70年代から80年代半ばぐらいによく見かけた無茶・無理の積み重ねによるメロドラマティックなハードボイルド映画も、近年ほとんど観られない中、原作で阪本順治が映画を作ると聞いたときから私が期待したのは、まさにその70年代的無茶無理ハードボイルドの世界。そういう意味からすると、この作品は決して期待を裏切るものではなかったです。菅田俊は主人公と敵対するグループの一人。



7 北のカナリアたち

北の厳しい環境を生かした「濃い」人間ドラマが手堅く描かれていて、それなりに見応えあるものに。特に生徒6人のキャスティングには力が入り、主役級の当時若手俳優6人が一堂に会するシーンはなかなかのもの。暴力社長役で菅田俊は出演。



8 疾走

心中、殺人、自殺未遂、いじめ、放火、暴行、援こう、未成年飲酒、家出…あらゆる「悪」がすべて網羅されていますし、ラストの空しさ。観ていて辛い映画ですが、考えさせられる部分も多く、現代社会の歪みを見るような思いでもありました。手越祐也演じる主人公の父親を演じるのが菅田氏。



9 極道の妻たち 情炎

特にラストのシーンはあまりに馬鹿馬鹿しくて賞賛を送りたいほど。高島礼子と杉本彩の女二人で総勢たるやくざ軍団をなぎ倒していく様は、まさに娯楽映画ならではの世界。このシーンのために、高島にそれまでまったくアクションをさせず、上品に描き続けて、最後に本性を見せるという王道の手段。菅田俊はこの手のものははまります。


極道の妻たち情炎


10 キル・ビル Vol.1

タランティーノのタランティーノたるゆえんを遺憾なく発揮、映画愛、日本趣味が溢れだしているバイオレンスムービーです。組長役で菅田俊も登場。



11 恋と花火と観覧車

12 どろろ

13 あぶない刑事

14 GONIN サーガ

15 汚れた心

16 キャプテン

17  BALLAD 名もなき恋のうた

18 幼獣マメシバ

19 回路

20 レディジョーカー