ジョン・タトゥーロ 出演映画 ベスト10
今回取り上げるのは
者俳優という言葉がぴったりくるジョン・タトゥーロです。
出演作も多彩且つ多数。
特にコーエン兄弟やスパイク・リーの作品には重宝されています。
1 ミラーズ・クロッシング
コーエン兄弟作品。ギャングたちの敵か味方か主人公の駆け引きに惹きこまれてしまう脚本が秀逸。複雑な人間関係に頭を使う部分もあるが、全体としてゲーム感覚で楽しめます。タトゥーロも曲者ぶりを遺憾なく発揮。
2 ステート・オブ・グレース
最初から最後まで緊張感を保ち、ギャング映画としての命綱を確保。曲者ぞろいの男優陣の演技合戦もその緊張感をさらに増長させています。渦巻く人間関係を丁寧に描き切っていました。
3 オー・ブラザー!
これもコーエン監督の作品で、一言でいえば脱走犯のおとぼけ道中劇。その脱走犯の一人としてジョン・タトゥーロも登場していますが、とにかく馬鹿馬鹿しく、ダメな男たちの悲哀を感じさせます。
4 エクソダス 神と王
スケール感のある史劇。モーゼの十戒がテーマですので、当然宗教色は強くなりますが、展開を分かっていても、ラムセスの暴君ぶりに対してはなんとか懲らしめてやりたいという気持ちになりますし、一方でモーゼに対して感情移入してしまうのは真っ当なところでしょう。悪くないです。タトゥーロの役はセティ1世。
5 クイズ・ショウ
メディアという大きな力の前に翻弄される一般人の姿は、やるせない。テレビが普及し始めた頃、いわばメディアの力が世を圧倒し始めていく前触れのようなこの時代の出来事を、深く考えさせる作品。主人公のテレビに翻弄された無敗のチャンピオンをタトゥーロが演じます。
6 遥かなる帰郷
アウシュビッツを解放された主人公の帰郷の旅を描いたジョン・タトゥーロ主演の人間ドラマです。故郷を目指して帰る途中の出逢いや別れ、苦労を乗り越えて、くつろげる故郷の家に帰るまでのロードムービーとして味わいのある作品になっています。
7 クロッカーズ
麻薬や銃など、黒人社会で慢性化している問題について、正面から向かい合って取り上げ、さらにミステリーの要素を加えタ重厚で骨太の作品。ドラマ部分と謎解きサスペンスとがうまく融合しています。ジョン・タトゥーロは刑事役。
8 サブウェイ123
最初から最後までスピード感を持って一気に見せてしまう地下鉄を舞台にしたサスペンス・アクション。細かいところはかなり大雑把で詰めが甘いのですが、とにかく勢いという感じ。タトゥーロは警部補役。
9 コラテラル・ダメージ
いかにもシュワルツネッガーらしい作品ではありますが、意外などんでん返しもあって案外楽しめたりもしました。タトゥーロはチョイ役なのですが、それがスパイスとしてよく効いています。
10 セントアンナの奇跡
たとえ戦中という異常な状況ではあろうとも、その中で行われたことに対して、かなりの時間が経過した後でもこのような復讐劇を産んでしまうというところには、やはり戦争の重さを感じずに入られませんでした。ここでもタトゥーロは刑事を演じています。
11 マドンナのスーザンを探して
12 ハンナとその姉妹
13 ドゥ・ザ・ライトシング
14 愛のエチュード
15 フィアレス
16 シークレットウィンドウ
17 グッド・シェパード
18 トランスフォーマー リベンジ
19 クレイドル・ウィル・ロック
20 セレブの種