科学の力で変身映画 ベスト10
変身映画にもいろいろありますが、
薬品、遺伝子操作、機械の力等々科学の力で変身する映画を10本。
1 スパイダーマン
トビー・マグワイア主演のサム・ライミ版。天才科学者が軍事用に開発していた新薬がきっかけで、蜘蛛に刺された後に超人的力を身に着けてしまった高校生。エンターテイメントとして優れた映画で、シリーズを通して良くできていたと思います。
2 モンキー・ビジネス
若返り薬を研究していた博士ですが、チンパンジー真似して作った別の薬を飲んでしまい、精神の中身だけが若返るという結果に。いい歳して言動は粗く乱暴、女性も誘い問題を起こすという始末。気楽に観られるドタバタ喜劇です。
3 ジキル博士はミス・ハイド
曽祖父であるジキル博士の研究結果を基に薬品を作って飲んだ香水開発の科学者の男がなんと美女に変身。そしてその別人格に自分を乗っ取られてしまったさあ大変、というファンタジー・コメディです。果たして彼は自分を取り戻せるのか?奇想天外な展開にワクワクさせられます。
4 ミラクルMASKマン 恋の大変身
ヤクザの仕掛けた爆弾により脳と口以外は体をズタズタにされてしまった主人公の青年。金のない彼は怪しい教授に手術をしてもらうはめになるのですが、見事元通り回復。かと思いきや、自分を自在に変身させられる能力を身に着けていたのです。そんな何にでも変身できてしまう力をもった男の活躍ぶりを気楽に楽しむ映画です。
5 ザ・フライ
物質移動と遺伝子組み換えの技術によりハエ男と化してしまった科学者の悲劇を描いたSFホラー。次第にハエに変身していく様子がかなり気味悪くおぞましいです。ジェフ・ゴールドブラムが見事なはまり役!
6 アイアンマン
最強兵器を作りだそうとして作り出されたスーツ兵器を着て敵を倒す天才発明家の主人公。ピカピカのロボットのようなスーツに身を包んで激しく動き回る姿は、それだけでも夢があって楽しいものです。いかにもアメリカ的な作品であり、深いことを考えずに頭を空っぽにして観る映画でしょう。
7 タキシード
ハイテクの限りを尽くして作られたスーパータキシードを身に着けたジャッキー・チェンが活躍するアクションムービーです。ハリウッドの作品では激しいアクションは控えめのジャッキー。むしろヒロイン役のジェニファー・ラヴ・ヒューイットとの掛け合いと彼女のコスプレ七変化が楽しいです。
8 底抜け大学教授
頭は良くてもか弱い教授がクスリを発明して飲んでみると、あっという間に逞しいマッチョな男に。意中の女性をなんとかものにしようとするのですが、クスリが切れれば元通り。いかにもという極端なキャラクターづけのベタベタのコメディ。
9 鉄男 THE BULLET MAN
最愛の息子を殺された男。解剖学者の父親の計画「鉄男プロジェクト」にたどりつきます。そして鋼鉄の筋肉へと大変身。塚本晋也監督にしか作れない独特の作風は、好きな人にはたまらないのでしょう。
10 インクレディブルハルク
こちらは意図的ではなく科学研究の事故により緑色のモンスターに変身してしまった男の悲劇を扱っています。エドワード・ノートンとリヴ・タイラーとのロマンスがひとつの核となっているため、心情的には比較的理解しやすいものにはなっていたと思います。アン・リーの『ハルク』よりは幾分か「まし」でしょう。