勝地涼 出演映画 ベスト10
最近はCMでもよく目にする勝地涼くん。
10代から活躍をしているので、キャリアは長くなってきました。
シリアスから最近はコメディのイメージも強くなってきていますが、
いろいろな出演作から10本を選びました。
1 リリイ・シュシュのすべて
映像、音楽、文字をふんだんに使って、岩井独特の世界を作り上げながら、リアルな思春期の内面を映し出しています。いじめ、レイプ、自殺、殺人と次々に起こる出来事は衝撃的な内容ですが、間接的な描写により、かえって現実の中学生たちの冷え切った雰囲気を作り上げているようでもありました。主人公の友人の一人として勝地くんも顔を出しています。
2 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
まさにマザコン万歳!!です。多少怠けぐせはあっても優しい息子と、息子第一で自分の生活を捧げてきたオカン、その二人の関係が心に染み入ってくるような優しい映画です。息子に対し思いっきり愛情を注いで頑張ってきたオカンが年を取り次第に弱っていく中、それでも息子が活躍姿に喜び、息子のしてくれたことに嬉しがる姿にしんみり。勝地涼はかなり個性的なキャラクターを演じて印象も強烈。
3 パコダテ人
宮崎あおい演じる女子高生に尻尾が生えた大騒動!ほのぼのとした雰囲気の映画。あまりに馬鹿馬鹿しい設定ながら、その中に家族愛や恋物語も盛り込んで、ところどころほろっとさせるような場面もあって、なんとも楽しい。勝地涼は宮崎あおいのクラスメートの男の子役。
4 空中庭園
家族について鋭くしかし皮肉っぽい視線で描いたホームドラマです。家族4人それぞれが秘密を抱えながらも、秘密はないと装い、表面的な幸せ家族を演じる一家には、やはり破綻が訪れてきました。家族にとって、何が必要なのか、それを実に考えさせられます。一家の長女である鈴木杏のボーイフレンド役で勝地涼君は出演。
5 幸福な食卓
瑞々しい青春映画であり、家族崩壊と再生を描いたホームドラマでもあります。タイトルからイメージしたものとは違い、意外にも中心は、北乃演じる主人公と勝地演じるボーイフレンドとのやりとり。打算も計算も世間体も一切なく、自然に仲良くなって純粋に惹かれあい、お互い「切磋琢磨」しあう関係は、この年代ならではのものかもしれません。
6 北のカナリアたち
北の厳しい環境を生かした「濃い」人間ドラマが手堅く描かれていて、それなりに見応えあるものにはなっていました。特に生徒6人のキャスティングには力が入っていましたね。当時期待の実力派の主役級若手俳優6人(その一人が勝地涼)が一堂に会するシーンはなかなかのもの。6人の共演だけでも観る価値はあるかもしれません。
7 亡国のイージス
イージス護衛艦を舞台にしたポリティカル・サスペンスは豪華キャストで大作感あふれる作品。それぞれ別の立場に立った人間たちが任務を全うするために、ぎりぎりの選択を緊張感の中で何をどうしていくべきか、戦っている様子が熱く伝わってきます。勝地涼は工作員かと疑われる正体不明の乗組員を演じています。
8 花よりもなほ
戦もない時代、貧乏ながらものんびりと和気藹々とした雰囲気の中で暮らす長屋の人々の笑いと涙で綴られています。大きなテーマは仇討ちの意味。その行為にどんな意味があるのか、この映画の中では終始盛んに問い続け、結局は周りの家族や仲間を不幸に陥れる連鎖に主人公は気付いていきます。主人公の弟役で勝地涼は出ています。
9 夢 追いかけて
我が地元の遠州地方を舞台にした、実在の盲目の水泳選手の半生を描いたドラマです。その実在のスイマーを演じるのが勝地くん。遊びの要素は一切排除し、かといって過剰な演出も出来るだけ避け、素直に全盲メダリストの夢を追った生き方と周りの助けが映し出されて好感の持てる映画になっています。
10 阪急電車 片道15分の奇跡
阪急電車を舞台にした様々なドラマ…。わりと平坦に流れる原作に、若干の脚色を加えることで物語性を強くしたことが奏功したのではないでしょうか。こうした群像映画を映画としてまとめるのは難しいのですが、手堅くまとめていたと思います。地方出身の大学生を勝地涼が演じています。谷村美月とのやりとりが可愛らしいです。
11 カフーを待ちわびて
12 クローズEXPLODE
13 小川の辺
14 シュアリー・サムデイ
15 バンクーバーの朝日
16 少年メリケンサック
17 阿波DANCE
18 遺体 明日への十日間
19 コドモ警察
20 この胸いっぱいの愛を