●死神が登場する映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

死神映画が登場する ベスト10



死神が登場する映画を10本。

ちょっと苦しいですが…



1 さまよう魂たち

殺人鬼が霊になっても殺しまくるという、ある意味馬鹿馬鹿しい話ではあるのですが、これがなかなか展開も速くて面白いのです。邪悪な死神が起こす超常現象、霊による殺人と、実際に生きている人間による殺しがからみ、サスペンス的要素も入り込んで、結構ワクワクドキドキ。霊たちがどこかコミカルな雰囲気もあって、そのあたりのバランスも良かったのではないでしょうか。


さまよう魂


2 DEATH NOTE デスノート the last name

3 DEATH NOTE デスノート 前編

デスノートの存在自体が死神のようなもので、死神が落としたこのノートを使いたい放題の藤原竜也。2作合わせて良くできていたと思います。どんな展開になるのか、ワクワクの連続。最後まで誰が勝つのか全く分からず、スクリーンに釘付けでした。


デスノートthe last name


4 Sweet Rain 死神の精度

金城武演じる死神が、死を目前に控えた人と数日間接し、死を実行するか見送るかという最終判断を下すというお話です。全体として各エピソードがあったかい雰囲気をかもし出していて、なかなかいい感じにはまとまっています。金城武の朴訥とした雰囲気と、それぞれのエピソードに出てくる芸達者のキャストがうまく調和して、死を主題として取り扱うところに死神が登場する一見ダークなテーマを、優しく浄化しているような印象でした。


Sweet Rain死神の制度


5 インシディアス

序盤から中盤までは日米で作られた例のシリーズと酷似した展開で、またかと思いましたが、後半からはダーク・ファンタジーの世界へ突入。理屈的にはこの手のものとしては分かりやすく組み立てられていて、とっつき易かったように思います。精神の抜けた体に悪魔や死神がと忍びよってきます。


インシディアス


6 憑神

なんとも緩くてのんびりした時代劇です。死神だの疫病神だのは出てくるし、命は狙われるし、裏切りにはあうしと、結構物騒なことが起こっているのですが、主人公の飄々としたキャラクターで、よくいえば微笑ましい、悪く言えば緊張感の薄い物語が展開されるのです。その「飄々とした」キャラクターこそ、妻夫木くんの持ち味でもあり、そういう意味では役にはぴったりだったといっていいでしょう。


憑神


7 ジョー・ブラックをよろしく

ブラッド・ピットが最も美しく撮られている作品でしょう。ブラピ演じる死神が大富豪を迎えに人間の世界にゃってくるのですが、そこで美しい女性と惹かれあっていくラブ・ファンタジー。ただこの内容で3時間はいかにも長過ぎ。


ジョーブラックをよろしく


8 みんな、はじめはコドモだった

オムニバス映画の一編に死神が出てきます。そして演じるのは宮藤官九郎。言われてみれば死神のような雰囲気があるかも。病気から心中を図ろうとした藤竜也とその知的障害の息子を制止しようとするのですが…



9 ニューヨーク・デイドリーム

ニューヨークに暮らす日本人を演じる金城武。夢の中に現れた美女こそが死神というところから始まるファンタジー映画です。変にこねくりまわしたことでなんかよく分からない作品になってしまいました。


ニューヨークデイドリーム


10 ライディング・ザ・ブレット

スティーヴン・キング原作ということで、ある程度一筋縄では行かない展開と映像をしていましたが、映像でさんざん脅かしをかけてくるわりに、ストーリーの方は進まず、緊張感が薄い。死神もたびたび現れ、現実と妄想と、夢とが入り混じったスタイリッシュな映像で、雰囲気を出そうというのは分かりますが、正直なところ疲れるし、その割りに面白くないです。

ライディングザブレット