●金井勇太 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

金井勇太 出演映画 ベスト10



若手だと思っていましたが今年は30歳になります。

映画では素朴な青年を演じることが多い印象ですが、

今回は金井勇太出演作からの10本。



1 さよなら、クロ

1960年代の長野県の高校生活を送る生徒と1匹の犬、そしてその10年後大人になった彼らと犬、その交流の中でのピュアで悲しい三角関係の恋をノスタルジックに描いた作品です。10年越しで気持ちが伝わった二人の恋には応援をしたい気分になりました。金井勇太は10年後のパートでの生徒役。



2 結婚しようよ

とっても温かくて、家族っていいなと思わせるような素敵な作品になっています。吉田拓郎の音楽がところどころで挿入され、現代の物語でありながら懐かしさを感じ、一方で不思議な寂しさを感じるような、とても感傷的な気分になってきます。いい人ばかりで悪い人が一人も出てこない映画ですが、金井君は主人公一家の娘(藤澤恵麻)にプロポーズする重要な役どころ。


結婚しようよ


3 君に届け

コミックベースの青春恋愛ものですが、なんか、みんないい子です。人のことを思いやる気持ちを持つ優しい高校生ばかりで、皆がこんなだったら素敵な青春が送れるでしょうになんて思ってしまいました。恋愛もそうですけれど、それ以上に女の子同士の友情にキュンキュンです。ヒロインのクラスメイト役で金井勇太は出演。


君に届け


4 ハナミズキ

基本的にはアイドル映画ですが、なかなか侮れない情感のある作品になっていたと思います。余計なシーンを差し込んだりして変な受け狙いやご機嫌取りをすることもなく、極めて正攻法に作られ、そのあたりは好感が持てます。主演の二人も頑張っていたのではないでしょうか。特に新垣結衣は、高校生から海外で働く20代後半の幅広い年代をそつなくこなしていたと思います。生田斗真らの友人役で金井勇太は出ています。


ハナミズキ


5 カミュなんて知らない

大学のキャンパスを舞台にした青春群像ドラマ、とだけでは言い切れない不思議な感覚の映画です。複雑に入り組んだ人間関係が繰り広げられながら至って刹那的。気を持たせるようなラストの「殺人シーンのシーン」がなんとも遊び心に満ちていて面白かったです。頼りなさげな学生役で金井勇太は出ています。



6 告白

話題の原作をモトに、中島哲也監督らしくぐいぐいひっぱっていく前半から中盤までの流れは見事で、完全にオリジナリティあふれる世界を構築していました。松たか子岡田将生などそれまでになかった面を見せてくれています。金井君は教授の教え子役。



7 夕凪の街 桜の国

広島に原爆が投下された前後を直接描くこれまでの作品とはやや視点を変えて、13年後、そして62年後の今年を背景に、今もなお原爆の影に苦しむ2世、3世の人々を描いたものになっています。原爆の惨さや平和の尊さを直接的に語りかけるというよりも、原爆というものの残した傷跡の大きさを浮き彫りにすることにより、人間のしてきた罪の大きさを静かに考えさせるような、そんな語り口の映画でした。金井勇太は二部のヒロイン田中麗奈の弟役。


夕凪の街桜の国


8 北の零年

北海道開拓時代を舞台に描いた壮大な人間ドラマ。3時間近い長さなのだが飽きることなく観ることもできる。この俳優陣であるからまじめなドラマというのは想像に難くないが、時代の変化とともに人々の考え方や生活までも変わっていく様子が、時代の波についていっている要領のいい者たちと、乗り遅れてしまっている者たちとの差がはっきりと描き分けられていました。村の青年役で金井勇太は出ています。



9 グミ・チョコレート・パイン

原作とは違い、甘酸っぱさの残る回想恋愛映画としての趣が強くなっています。映画としては、こちらのほうがらしいかもしれないですね。ほろ苦い青春を振り返り「あのときこうしておけば」的な後悔を掻き立てる筋書きは悪くはないです。だめだめ3人組の一人として金井勇太は出演。


グミチョコレートパイン


10 イキガミ

24時間後の死を突きつけられた3人の青年を中心にしたエピソードをまとめあげたこの作品、観終わっての第一印象としては、その3つのエピソードに心を動かされる感動の映画、そして「生きること」の意味を切々と問うたヒューマンドラマ、といいたいところなのですが、実際はそんな単純な問題ではないのですよね。幅広いテーマを示してくれる映画です。歌手を夢見る青年役で金井勇太は登場。



イキガミ