●監禁映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

監禁映画 ベスト10




サイコスリラーやクライムムービーなどでは

監禁を扱った映画は多くあります。

ホラー系B級映画では王道のひとつともいえますし、

そこから愛が芽生えたなんという

都合のいい展開も珍しくありません。

今回はそんな監禁映画の中から、ベスト10本を選んでみました。






①オールド・ボーイ

韓国映画特有のあくの強さを感じる強烈な映画です。チェ・ミンシク演じるサラリーマンがある日突然何者かに連れ去られ、15年もの間監禁された上に、なんとか脱出するのですが、そこからがさらに犯人の仕組んだ罠だったのです。特に真実が明らかになるラストのシーンはいったいなんと表現すればいいことやら。とにかくインパクトは最大級!


映画いろいろベスト10-オールドボーイ




②セルラー
キム・ベイシンガー演じる母親が何者かに連れ去られ監禁されるのですが、携帯電話を利用して見知らぬ青年の協力を得、なんとか解放されるというストーリー展開です。最初から最後まで息もつかせぬスピード感あふれる運びが見事な快作といっていいでしょう。伏線もいろいろ張られていて、1時間半あまりの作品ながら見応え十分。


映画いろいろベスト10-セルラー


③チェイサー

こちらも韓国映画ですが、女たちを監禁しては殺害を繰り返す犯人と警察とのスリリングな攻防が、観ている者をひきつけて離しません。展開が幾重にもなっていて、ここで終わりかということなく、さらなる展開へと続いていく構成。安心させておきながらも、その希望を覆していくような、一筋縄でいかないストーリー。この力強さは韓国映画の底力を見た思いです。


映画いろいろベスト10-チェイサー


④蜘蛛女
これ以上の悪女はないという女をレナ・オリンが強烈に演じ切っています。愛する妻や愛人への愛情も盛り込んで、愛情と欲望の間に揺れながら、悪女に翻弄され監禁される男をオールドマンが演じ、ただ怖いだけの映画ではなく、一味加えたところがいいです。


映画いろいろベスト10-蜘蛛女




⑤瞳の奥の秘密
この作品をこのテーマの中に括ってしまうことは、実は結末を記してしまっていることになるのですが、それだけラストは強烈な印象を残しました。25年前の事件と今とを交錯させながら、主人公の心理を繊細に描いた力作。


映画いろいろベスト10-瞳の奥の秘密




⑥ソウ

このシリーズすべてが監禁映画になるわけですが、キリがないので、とりあえずシリーズまとめてということで扱い。1作目は確かに斬新でしたが、まさかこのあと7作めまでいくとは…。恐るべしジグソウ。


映画いろいろベスト10-ソウ




⑦ダニー・ザ・ドッグ

ジェット・リー演じる主人公は子供のころから監禁され、闘う犬として育てられ、狂暴さを身につけますが、一人の男と出会ったことから徐々に人間らしく変化していくという、一風変わった監禁映画ではあります。童顔のジェット・リーがぴったりとはまっています。
映画いろいろベスト10-ダニーザドッグ




⑧コレクター
「コレクター」というタイトルの監禁映画は2作ありますが、もちろんテレンス・スタンプの方です。サイコスリラー的監禁映画の元祖的な位置にある作品ですが、こういった異常犯罪自体が、近年に広まった犯罪なのでしょうか。罪のない若い女性が監禁されたあげく無残な目に会うのはやはり痛々しい。


映画いろいろベスト10-コレクター


⑨完全なる飼育
邦画ではこのシリーズが有名でしょう。その中でも竹中直人と小島聖の組み合わせの最初の作品が残した印象は強烈でした。監禁している間に不思議な感情が二人の間に芽生え始めるという、まあ男からすると都合のいいことではありますが…


映画いろいろベスト10-完全なる飼育




⑩ザ・キ―パー 監禁
タイトルがまさに示している作品。デニス・ホッパー演じる刑事が女性を監禁してしまうという、とんでもない話なのですが、監禁されるのがアーシア・アルジャントという、まあ実に濃い組み合わせ。


映画いろいろベスト10-ザ・キーパー 監禁