●サム・ニール 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

サム・ニール 出演映画 ベスト10



ニュージーランドから世界で活躍している俳優さんです。

日本人のかたと結婚もしました。

渋さとユーモアを兼ね備えた味のある演技で、

出演映画では出すぎず引きすぎずのちょうど良いバランスをとった立ち位置で、

きちんと役目を果たしてくれる人です。

けっして目立つ存在ではないですが、

映画界にはなくてはならない人でしょう。

そんなサム・ニールの出演作から10本好きな順に並べてみました。



①エンジェル

フランソワ・オゾン監督。小説を書くことが好きで、とにかく小説家として成功することを信じてやまない少女が、実際に小説家として成功しながらも、人生の歯車が狂いだしていく様子を描いた壮大な人生ドラマです。周りの話に耳を傾けず、名声・富・男・金と欲しいものをどんどん手に入れていく「嫌な」女、そしてその悲劇をどこか冷めた目線で描いているのが興味深かったです。サム・ニールはヒロインが小説を出そうとする出版社の編集者として、彼女の人生に重大な道筋をつける役となります。


映画いろいろベスト10-エンジェル


②ピアノ・レッスン

スコットランドからやってきた口のきけない女性を妻として受け入れる入植者の紳士をサム・ニールが演じてます。ハーヴェイ・カイテル演じる原住民に同化しているがさつで野性的な男に妻を寝取られ追い出すという、なんともかっこの悪い役どころではありますが、共演のホリー・ハンターやアンナ・パキンがアカデミー賞を受賞するなど、恋愛ドラマとして評価も受けています。


映画いろいろベスト10-ピアノレッスン


③ジュラシック・パークⅢ

おなじみのシリーズの3作目では、古生物学者としてサム・ニールは主演。不時着した島での恐竜との格闘に次ぐ格闘は、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品仕上がっています。サバイバルは予想通り脇役から次々に死んでいくのですが、ほっとする間もなく襲いかかる恐竜にはドキッ。


映画いろいろベスト10-ジュラシックパークⅢ


④ジュラシック・パーク

サム・ニールは1作目と同様の博士の役として出演。今見ると映像的に多少の違和感を覚えるところはありますが、当時としてはこの恐竜たちの映像は衝撃的でした。いろんな夢の広がった作品でもあります。


映画いろいろベスト10-ジユラシックパーク


⑤アンドリューNDR114

150年あまりの長い間、世代をまたがって人間に使えるロボットを描いた心温まるSF映画です。最初にロボットを購入した家族の父親がサム・ニール。ロボットを演じるロビン・ウィリアムズお得意の泣きの演技が涙を誘います。


映画いろいろベスト10-アンドリューNDR114


⑥月のひつじ

アポロ11号の月面着陸が大騒ぎになる中、オーストラリアの電波望遠鏡からそのプロジェクトを支える科学者たちの悪戦苦闘のドラマを描いた実話を基にした映画です。好人物が多く登場し、地味な作品ながら静かな達成感を与えてくれるような作品。サム・ニールは科学者の1人を演じます。


映画いろいろベスト10-月のひつじ


⑦透明人間

安易な発想ではありますが、それほど馬鹿馬鹿しすぎることもなく、B級っぽくなりがちな材料を無難にまとめている感じのSF娯楽映画。透明人間を追う秘密警察の男を演じるのがサム・ニール。



⑧革命の子供たち

スターリンに会って身ごもった子供がスターリン化していくという、へんてこなブラックコメディ。よくよく考えて見るとふざけた話なのですがね。サム・ニールは二重スパイ役として登場。


映画いろいろベスト10-革命の子供たち


⑨モンタナの風に抱かれて

田舎の風景をバッグに少女と馬の交流の中で繰り広げられる人間ドラマを描いた静かな味わいの作品で、監督はロバートメレッドフォード。妻が別の男と恋に落ちてしまう夫を演じるのがサム・ニールということで、どうも奥さんをとられてしまう役柄が多いようです。


映画いろいろベスト10-モンタナの風に抱かれて


⑩レッド・オクトーバーを追え

ショーン・コネリー主演による潜水艦アクションです。密室の中で繰り広げられる男のドラマですが、やや緊迫感が薄く感じられました。サム・ニールは副長役。