ダーモット・マローニー 出演映画 ベスト10
ダーモット・マローニー(マルロニーと表記したりもします)ですが、
どれぐらいの人がお分かりになるかなぁ…
今風に言えばなかなかのイケメンだったのですが、
いまひとつはじけなかったですかね。
①ベストフレンズ・ウェディング
マローニーはキャメロン・ディアスの婚約者でジュリア・ロバーツの親友という、とってもおいしい役。作品もラブ・コメディとしてとっても可愛らしく、そして意地らしいチャーミングな映画になっています。
②ゾディアック
実際に起きた猟奇事件について、真犯人を追う新聞記者たちと、姿を現さない謎の犯人との行き詰る攻防を描いた社会派サスペンス。この佳作にも大尉役で出演しています。
③アバウト・シュミット
ジャック・ニコルソン主演。仕事も家族も失った男の喪失感がユーモアも交えてしっかり描かれています。さすがにニコルソンだけあって、そこのあたりのニュアンスの伝え方は上手い。脇役のキャラクターも実に分かりやすく、役割がはっきりしたと思います。
④エンジェルス
ファミリー向け野球ファンタジー映画。父親を亡くした少年を中心に、天使の力で快進撃を続けるエンジェルスと、その周辺の人間ドラマを描いたほんわかする作品です。
⑤コピー・キャット
典型的なサイコ・サスペンス映画。ホリー・ハンター演じる女性刑事と組んで捜査を進める若い刑事役で登場するマルロニーですが、途中で死亡。なにか彼の立ち位置の悲哀を感じてしまいました。
⑥ゲット・ア・チャンス!
ポールニューマン演じるおじいさんが奮闘するクライム・ムービー。老人ホームにいるニューマンとともに活躍するヒロイン・リンダ・フィオレンティーノの夫役として出演するのがマローニー。
⑦カンザス・シティ
アルトマンらしい作品。ギャングにとらわれた夫を解放するために、政治家の妻を誘拐した女。あっといわせるラストシーンが意表をつきます。マローニーはジェニファー・ジェイソン・リーの夫役。
⑧理想の恋人.com
ダイアン・レイン主演によるおばさんのネット恋愛を描いたラブ・コメディ。まあ、平凡ですね。
⑨アサシン 暗殺者
女死刑囚を命と引き換えに殺し屋に育てるというリメイク映画。主演のブリジット・フォンダが美しいですが、マローニーは、そのヒロインと愛し合うようになる写真家の役。
⑩セックス調査団
タイトルよりも理屈っぽい映画。大恐慌時代の米国での性への考え方を描いた風刺コメディという感じでしょうか。