年度別ベスト10も、いよいよ昨年2008年のランキングです。
①うた魂♪
合唱というものの力と素晴らしさを認識させられた作品。
中でも尾崎の熱唱は鳥肌ものでした。
②きみの友だち
人間の交わりの中での優しさがにじみ出てくるような素敵な青春群像劇。
瑞々しい映像で見事に表現し、最初から最後までスクリーンに惹きつけられてしまいました。
③ラスト、コーション
緊張感で息がつまりそうなくらいの、男女の心理ドラマがたまりません。
そしてあまりにやるせない結末。
傑作です。
④ブタがいた教室
小学校を舞台にした話ながら、実にいろんなことを考えさせられる作品でした。
生きること、食べること。
子供だけでなく、大人にも観てもらいたい映画。
⑤ぼくたちと駐在さんの700日戦争
この年一番笑えた作品。
くだらないけれど可愛げのある悪戯と、むきになった対抗する駐在さん。
⑥4カ月、3週と2日
これも息が詰まりそうな心理ドラマです。
時代背景やお国柄なども絡まって、緊張感いっぱい。
「なぜ、そこまで?」
⑦僕の彼女はサイボーグ
綾瀬はるかが心を持ったサイボーグにぴたりとはまり、素敵なSFラブ・コメディに仕上がりました、
とにかくスクリーンに映える女優さんです。
⑧結婚しようよ
今年一番の「思わぬ拾い物」。
家族愛にあふれた暖かい作品です。
⑨バグズ・ワールド
虫の世界を描いたドキュメンタリー映画ですが、よくぞここまで撮影したという初めての驚きばかり。
物語性もあって面白かったです。
⑩JUNO ジュノ
お国柄もあるのかもしれませんが、十代の妊娠をカラリと描いた好感の持てる作品です。
エレン・ペイジが抜群の演技。
図抜けた作品がなく、その点ではやや物足りなさの残る年でした。