今後彼女の作品リストが増えていくことはあるのでしょうか。
ということであのエリカ様の出演作10本(ほぼフルラインアップ)を。
①手紙
プロの評論家には見向きもされなかったのですが、一般の受けは結構高かった作品。
かくいう私も、この映画には感動させられてしまいました。
エリカ様出演作の中では最も好きな作品です。
好きな相手を一途にけなげにささえる彼女に泣かされつつも、いろんなことを考えさせられる重いテーマの作品でもありました。
②パッチギ!
この作品で各新人賞を受賞しましたね。
いうまでもなく井筒監督渾身作。
清楚で純朴、でも芯が強いという役どころで、当時はエリカ様自身もこんなイメージになりそうだったのですがね…。
演技面では。結局この作品がベストだったように思います。
③問題のない私たち
女子高生のいじめを描いた映画。
エリカ様はいじめられる側からいじめる側へ見事に転身。
女子高生って怖いなぁと思いましたね。
結構観ていて面白かったです、この映画。
④間宮兄弟
ほぼ唯一といっていいコメディ映画(といってもライトですが)。
まださほど有名ではなかった北川景子と姉妹を演じています。
気楽な感じで観られる癒し的な作品でした。
⑤シュガー&スパイス 風味絶佳
役としては一番はまっていたように思います。
年下のうぶな柳楽くんを振り回して去っていくオネエさん。
男の子にとってはちょっぴりほろ苦い、でも誰もが通り過ぎるような、せつないラブストーリーでした。
⑥SHINOBI
美男美女を揃え、時代劇の形を借りたSFアクション映画という趣。
リアリティのないところが逆に幻想的で違和感はなかったです。
⑦阿修羅城の瞳
古くからありそうな和製妖怪映画。
エリカ様はあまり印象に残っていません。
⑧クローズド・ノート
このまま「遺作」になってしまうのでしょうか。
この映画の舞台挨拶で例の言葉が出てきたわけですね。
作品としてはどうということない映画ですが、このころになると露わになってきたエリカ様の正体とのギャップが楽しめます。
さすが女優さん。
⑨オトシモノ
唯一のホラー作品。
ですが、目新しさがなく、エリカ様のアップだけが見所でした。
⑩天使の卵
ここでエリカ様はまたも健気な役で、決して悪くはないのですが、作品自体がどうしようもない駄作。
脚本・演出ともまるで現実味がなく、市川隼人がただただ「ウザい」だけでした。
作品として①~⑤までは好き。
⑥~⑧は凡作。
出演数がギリギリなので、駄作まで含めてようやく10本です。
映画ファンとしては、女優としての彼女はまだまだ観たいとは思うのですがねぇ。