2001年度に鑑賞した映画の当時による順位付けランキングです。
①ウォーターボーイズ
いきなり感はあるものの、最後の本番での盛り上がりはさすが矢口監督、コメディには長けています。
シンクロの出来栄えには大拍手を送りたくなるような爽快感で、文句なく楽しめる映画でした。
当時の若手男優陣-妻夫木聡、玉木宏、金子貴俊、杉浦太陽もみな出世していますし、コメンテーターとして活躍中の素晴らしい?な演技も、今となっては貴重。
②リトル・ダンサー
バレエダンサーに憧れる男の子と大人たちの交流を描く、心温まる素敵な映画です。
やはり炭鉱映画にはずれなし。
③リリイ・シュシュのすべて
いじめを扱った衝撃的な作品は、岩井俊二監督。
ちょっとしたきっかけで鋭く変化を遂げる思春期特有の繊細さが描かれ、印象に強く残っています。
この作品からも蒼井優、市原隼人、伊藤歩、忍成修吾、勝地涼と、現在映画界で活躍する多くの俳優陣を輩出していますね。
④贅沢な骨
麻生久美子とつぐみという、私の好きな女優が2人出ているだけでOKという感じなのですが、永瀬正敏との不思議な三角関係についつい惹きこまれていきました。
⑤GO
この年、最も評価の高かった邦画ですね。
当時人気絶頂に向かっていた窪塚洋介と柴咲コウ、二人とも光っていましたね。
力強さを感じ、それでいて色々と考えさせられる青春映画でした。
⑥アカシアの道
アルツハイマー症を患った母親と向き合うキャリアの女性。吉行和子と夏川結衣の緊張感のあるやりとりがリアルで、自分もいつこの立場におかれることになるかと、真剣に考えさせられました。
⑦美術館の隣の動物園
シム・ウナ可愛かったなぁ…。
韓国製のキュートなラブ・コメディです。
⑧デンジャラス・ビューティー
サンドラ・ブロックのキャラクターが見事にはまったコメディ。
とにかく可笑しかったです。
⑨ファイナル・デスティネーション
今も続くシリーズの第1作ということで、殺人鬼お幽霊やモンスターが登場しないホラー映画は、当時としては結構新鮮でした。
⑩ピッチブラック
まだ無名のヴィン・ディーゼルが出てくるSFアクション。
無名の俳優陣ゆえに、サバイバル劇の緊張感があり、意外な拾い物でした。
邦画5・洋画5(ただし韓国1)という内訳。
この年は結構バラエティに富んだベスト10でした。