最近発売された食玩のチョコサプガンダムをいくつか買ってみました。
大きさ4.5cm~5cmくらいのフィギュアで、コレクションしたくなるサイズです。
造形はアニメの一場面やポスターを立体化した物で、印象的なポーズのフィギュアになっています。とくにファーストガンダム世代には刺さるポーズだと思います。ガンプラが可動にこだわっている一方で、ほぼ固定で決めポーズに特化しているところが面白いです。
ある程度組み立てられた状態でパッケージされていますが、部品ごとにバラすと巧みにパーツ分割がされていて、合わせ目や肉抜き穴がほとんど目立たないようになっていることが分かります。
チョコサプガンダムは材質がABS樹脂なので、プラモのような加工や塗装がやりやすいです。いくつか塗装しようと思い、夏なのでジオン水泳部からシャアズゴック(withジム),アッガイ,ゾックを選びました。
そのまま塗装しても良いのですが、ゲート跡やパーティングラインの処理をしつつ、気になった所をチョコっといじってみました。
というわけで、今回は工作編です。
《アッガイ》
個人的に一番出来が良いのではないかと思っています。
いじった所は
・頭部バルカン砲の穴をピンバイスで深くはっきり彫りました。
・右腕の砲口をピンバイスで深くはっきり彫りました。
・ランドセルの上部のモールドをシャープにしました。
・ランドセルのスラスターをプラパイプに置き換えました。
《ゾック》
脚が大き過ぎる感じですが、全体的にボリュームがあってゾックらしい造形です。
いじった所は
・金型の都合と思われるツメの付け根の形状を修正しました。
・肩のとんがり部が板状だったので、プラ板積層から削り出したとがった形状の物に置き換えました。
・肘関節の丸い所にスピンブレードで丸穴を彫りました。
肩のメガ粒子砲も気になるのですが、修正するのが大変そうなのでそのままです。
▼頭頂部のフォノンメーザー砲は塗装後に取りつけます。
・足裏の肉抜き穴を埋めるついでに丸モールドを追加してみました。
《シャア専用ズゴック》
個人的にジオラマにしたい場面第一位のポーズのシャア専用ズゴックです。
いじった所は
・左腕がグンニャリ曲がっていてかっこ悪かったので、上腕をプラ棒で作り直しました(画像の薄いグレーの部分)。
・モノアイスリットの支柱が太かったので、少し細くなるように削りました。
・ツメは少しだけシャープに見えるように先端を削りました。
・バックパックに噴射口の穴を開けました。
《ジム》
シャア専用ズゴックの相方(やられ役)のジムです。
いじった所は
・シールドの上下部の縁が薄く見えるように削りました。
・ビームスプレーガンの銃口に穴を開けました。
・各関節の丸い所にスピンブレードで丸穴を彫りました。