テクニックと言うほどでもない、ちょっとした工夫を紹介する「プラモの小技」。
今回は、エアブラシでラッカー塗料を使ったあと、ハンドピースを洗浄する時にやっている溶剤の節約方法です。予め言っておきますが、「小技」です。
私はハンドピースの洗浄は基本的に「Mr.カラーうすめ液」を使って、以下の手順で行っています。
① ハンドピースのカップを空にして、残った塗料を拭き取る
② うすめ液をカップに入れて筆でやさしくこすってカップに残った塗料を落とす
③ エアーを逆流させてうがいをして、汚れた液を捨てる
④ うすめ液をカップに入れてうがいをする
⑤ カップの中の液が汚れていたら液を捨てて④に戻る、液が透明になったらカップの液を排出して洗浄完了
この時、「洗浄用」と「廃液」の容器を準備します。上の手順の③,⑤で「汚れた液」を捨てる時は「廃液」の容器に捨て、⑤で液が透明になって最後に液を排出する時は「洗浄用」の容器に液を入れます。そして、次回洗浄する時②で使ううすめ液に「洗浄用」のうすめ液を使います。④ではフレッシュなうすめ液を使います。
洗浄の最後に使ったうすめ液を次回の洗浄の最初に使うことを繰り返していくイメージです。
・・・「小技」でしょ。
でも、例えばハンドピースを洗浄する時に3回うがいをする場合、最初の1回に「洗浄用」のうすめ液を使うと、雑な計算ですがフレッシュなうすめ液の使用量が2/3で済むのでそれなりに節約になると思います。
私が実際にやっている方法でとくに問題なく十分に洗浄できていると思いますが、完璧な洗浄を保証するものではありません。実際にやってみる方は自己責任でお願いします。
ちなみに、ハンドピースを本格的にメンテナンスする時はツールクリーナーも使ってしっかり洗浄しています。
今回紹介したのは溶剤の「リユース」で、たぶん多くの人が関心があるのは廃液の「リサイクル」だと思います。私も廃液の量を減らしたくて調べたことがあり、との粉を使った方法はいろんな所で紹介されているのを見かけました。でも、リサイクルした溶剤にいま一つ信頼が持てなくて実行していません。うすめ液は消耗品と思っています。
溶剤節約の基本は洗浄の回数を減らすことなので、ハンドピースの本数を増やしたり塗装手順を工夫して、色変えや洗浄の回数をなるべく減らすことが大事だと思います。