作りかけで長らく放置していたタカラ版の1/35(スコープドッグの)パラシュートザックが、やっと塗装前までできました。ラウンドムーバーがウェーブから発売されたので、パラシュートザックが新しくなるのも時間の問題かなと思うのですが、せっかく作ったので一応完成させようと思います。

 

 

タカラ版のパラシュートザックは無加工でウェーブのスコープドッグにも取り付けられます。

以前の記事で詳しく書いたのですが、マシンガンの弾倉とパラシュートザックの予備弾倉を同じ大きさにするために、マシンガンの弾倉を幅増しして、それに合わせて予備マガジンをプラ板で作り直しました。そして、予備マガジンのサイズに合わせてパラシュートザックの幅を詰めました。

 

▼左:タカラ版無加工ザック 右:今回作っているザック

 ※スコープドッグは両方ウェーブ製

 

 

工作としては、パラシュートザック側面の出っ張っている所を一度切り離して、側板部を切り取って幅詰めした後でプラ板で蓋をして、出っ張り部分を貼り直しました。

なるべく元キットの造形を活かす方針で作りましたが、面出し時に無くなったモールドはプラ材で作り直したり彫り直したりしました。

丸めた布のパーツは端を切り取ってエポキシパテで作った物に置き換えて幅を調整しました。

下部予備マガジン部のロールバーはプラ棒で作り直しました。

 

 

タカラ版のパラシュートザックをそのまま取り付けると、スコープドッグの背中の角度と合わなかったり、予備マガジン部がスコープドッグの腰に当たったりして、背中に隙間ができてしまいます。そんなに気にならないところですが...

 

側板のプラ板を貼る前に背中に付く面の角度を調整して傾斜に合うようにしました。スコープドッグの背中とザックにネオジム磁石を仕込んでくっつくようにしています。

丸めた布の側面のモールドは、平たく伸ばしたエポキシパテを巻いて作りました。

 

 

ザックの上部には、フックを引っ掛けられるようなモールドを追加してみました。

換装する時に使えるかな、と妄想して付けてみました。