~細かい話シリーズ~

 

《足首まわりの話》

▼PS版のほうの足首を一部分解するとこんな感じです。

ターンピックを別パーツにしました。

そして、足首本体は横に切った跡が…

実は足裏を接着した後で思い付いて足首の中に釣りの板おもりを詰め込んで重くしてみました。と言っても、素の足首が3.4gに対しておもりを入れた後でも8.8gと思ったより重くなりませんでした。

なぜ足首を重くしたかと言うと、下の画像のようなポーズがとれるようになるかな、と思ったからです。ちなみに下の画像はマシンガンの先で支えてズルしています。足首の重さだけでは無理でした。でも、持った時にプラモと違う重量を感じるし、立たせた時の安定感が増しました。

 

《装備着脱の話》

レッドショルダーカスタムの胴体への追加装備は、胴体側と装備側に仕込んだネオジム磁石で着脱できます。磁石だけだとズレやすいので、胴体の下側から0.5㎜真鍮線のピン(長さ1㎜くらい)を2本差し込んでしっかり固定できるようにしました。

 

▼下から見た胴体パーツと追加装備の取り付け面

ピンと取り付け穴は小さいのでよく見ないと分からないです

 

 

《背負い物の話》

ウェーブの1/35スコープドッグは、旧タカラのキットのラウンドムーバーとパラシュートザックを基本的に無加工で背負えるので現在そちらも製作中です。背負い物のデザインが機能を表していて、背負い物を変えるとスコープドッグの雰囲気がガラッと変わって見える所が魅力的だと思います。

旧タカラのキットの背負い物をよりフィットさせるために背中部分にネオジム磁石を仕込んでみました。「カチャ」と吸い付いて背中にピッタリくっつくのがいい感じです。

とりあえず仮組状態ですがこんな感じです。

▼ラウンドムーバー

▼パラシュートザック

問題は、旧キットの背負い物を付けたままだと降着状態にできないことです。私はその辺の設定がどうなっているのか知らないのですが、既製のアクションフィギュアでは背負い物に可動部を設けて降着時に干渉しないようにして、装備したまま降着できるようになっているようです。ウェーブさんやバンダイさんから背負ったまま降着できるラウンドムーバーやパラシュートザックが発売されるのを期待しつつ、とりあえず旧キットをいじっています。

 

 

《弾倉の話》

今回、マシンガンの弾倉の幅を1.5倍くらいに幅増ししました。

理由を書くと少し長いです。

旧キットのパラシュートザックに付いている予備弾倉は大きくて厚みもあり、ウェーブのキットの弾倉と別物でした。予備弾倉はレッドショルダーカスタムの腰部にも装着するので、あまり厚すぎてもかっこ悪くなってしまいます。一応、ザック本体で3㎜くらい幅を詰めたのですが、それでもウェーブのキットままの弾倉ではスカスカになってしまうので、弾倉を約1.5㎜くらいずつ幅増することにして、それっぽい感じに落ち着きました。ザックに付けた弾倉はプラ板箱組で作りました。

というわけで、この弾倉を標準としたため、マシンガンの弾倉やレッドショルダーカスタムの腰の予備弾倉も同様に幅増ししたのでした。旧キットの刷り込みのせいか腰に付けてもそんなに違和感はありません。

いずれウェーブやバンダイからナイスなパラシュートザックが新規に発売されたら、方針を変えるかもしれません。

 

▼旧キットのパラシュートザック 素組(左)との比較

設定画だとザック本体の側面と弾倉は面イチに見えるのでそのように配置しています