国学院久我山からドラフト１位指名でCARPに入団した河内投手。
大型左腕の評価は超高校級、競合の上での獲得だった。
高卒一年目から一軍でも登板し、球宴にも出場したりと素材の片鱗は見せていて河内投手。
それでも殻を破りきれないと言うか、大成しきれないままケガに悩まされるようになり、表舞台から姿を消した。
ケガは現ソフトバンクの斉藤投手(スザンヌ夫)と同じもので、投手生命を脅かすもの。
そんな苦境を乗り越えて、５年ぶりの一軍マウンドに24番が帰ってきた。
光の見えないまま何年も続けたリハビリは、過酷なんてものじゃないと思う。
周りが必死に支えてきたのも本人の姿勢があってこそだし、復活のマウンドは生きザマそのものかもしれない。
圧倒的な投球という訳ではなかったものの、１イニングを無失点に抑える上々の復帰マウンドとなった昨夜。
左腕不足というチーム事情もあるけど、借金８つ抱えて沈みゆく現状にカツを入れてもらいたい。
何はともあれ、この復活劇を嬉しく思う。
24番の躍動する姿をまだまだ見たい。